・「SUGALABO V」の概要と内観
今月も子どもは相変わらずすこぶる元気なのに、えっさん自身はなんだか眠りが浅く体力的にもしんどい日々が続いている。最近は気温差も激しいが、あなたは元気に過ごしているだろうか?
そんな自分の状態が決して思わしくないタイミングで、実に半年以上ぶりに所属している会社の食事会があった。
今回の会場は、大阪に来たからには是非とも訪れてみたかったレストラン「SUGALABO V」!!記憶に残る美味しい料理とお酒をじっくりと堪能する機会に恵まれたのだ。
そのおかげで、なにかと明日の活力となるプラスのパワーをいただくことができたので、本日はそんな慰労会での食事の様子をご紹介できればと思っている♪
東京から大阪に引っ越しをしてきてから、これまで以上に貴重な機会となった夜の外出。数えてみると子どもが生まれてから18時以降に、子ども抜きで外食をするという機会は両手で足りるくらいしかなかった。
特に今の会社は、全員が全国各地でフルリモート・フルフレックスで仕事をしているので、なかなか仕事仲間と対面で会ってご飯を食べに行く機会がないことも要因としてはあるかもしれない。
今期は事業業績が好調なこともあって、そのお祝いも兼ねて大阪・心斎橋で慰労会をすることになったのだ!!
こういう時間は、雇用継続の保障がないスタートアップに所属をしていてよかった〜と思う瞬間でもあった。今回のような非日常を思う存分に体感できる特別なレストランに、会社経費で食事をする機会に恵まれることは、企業規模が大きくなればなるほど難しくなるのではないだろうか。
今回訪れた「スガラボ・ヴィー(SUGALABO V)」は、東京の神谷町にある紹介制+予約が取れないことで知られるイノベーティブ・レストラン「スガラボ(SUGALABO)」のオーナーシェフ須賀洋介さんが手掛けるレストラン!恵比寿にある有名なフレンチレストラン、ガストロノミー「ジョエル・ロブション」で聞き馴染みがある人も多いのではないだろうか。須賀シェフは、ジョエル・ロブション氏の愛弟子でもある。
そんな著名な須賀シェフが東京の次に手掛けたのが、日本唯一の「ルイ・ヴィトン」とコラボ運営をしている、こちらも完全紹介制の心斎橋にあるレストラン「スガラボ・ヴィー(SUGALABO V)」!。
コースは当日の仕入れ状況でお値段が50,000円〜70,000円/人に変動をするおまかせコースの一択。メニューは1ヶ月半に一度くらいの頻度で変わるのだそう。今回は評判の良いワインペアリング15,000円/人も一緒に頼んでみることに✨正確な合計金額は聞いていないものの、サービス料を含めると一人10万円近い飲食代となったのではないだろうか。(いや〜会社とのご縁と巡り合わせに本当に感謝!!)
「SUGALABO V」のエグゼクティブシェフは、永浜 良さん。初見はクールさの中にウィットに富んだユーモアを隠しもった印象だった。それがだんだんとお客さんとお話をされている姿が明るく生き生きとされていて、料理愛がほとばしる人間力も備えたシェフといった印象に。
須賀シェフとは、須賀シェフが六本木の「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」のエグゼクティブシェフを務めていたときから合計5年以上一緒に働かれており、パリと台湾のラトリエ、ヤニック・アレノの「ル・ムーリス」などで腕を振るわれたご経歴の持ち主!
レストランの場所は、心斎橋にあるルイ・ヴィトンの日本最大の広さを誇る店舗ビル「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」の7Fにある!
余談なのだが、Xで大阪と東京の似たエリアのマップ画像を見ていて(例えば、梅田は新宿、難波は渋谷、鶴橋は新大久保、天王寺は上野、淀屋橋は丸の内など)、心斎橋は東京で言うところの表参道に似た街の様子があるとの記載があったのを思い出した!
いつも心斎橋に用事があって来るときは自転車なので気づかなかったが、確かに歩いてみるとブランド街というだけではなくて、大通りから少し離れると隠れ家的な美味しいカフェがあったり下町の雰囲気も残していたりして、似ているのかもしれないな〜と感じた。
レストランには、店舗エントランスとは異なる専用の入り口から直通のエレベーターで7Fへ!!
7Fに着くとすぐに受付と予約の確認があり、レストランと併設のカフェ「LE CAFE V」をウェイティングのスペースとして案内をいただいた!
カフェスペースもとってもおしゃれで、毎月開催されている子どものプリスクールのママたちとの平日の集まりで、一緒に来るのも良さそうだな〜と感じた(平日の日中に4〜5名で集まるママ会なるものに参画をしていると、自分がママになった感を今さらながら感じる!笑)。
えっさん自身は振り返ってみるとブランド品に昔から関心が向かず(母親がブランド好きなので、その反動かもしれない)、ルイ・ヴィトンの商品を購入したことがこれまでの人生で一度もない。
しかし、同じクラスのママたちは自分の雰囲気に合ったブランド品を上手にコーディネートされているので、お店の空間が似合いそうだな〜と感じた(大阪に来て、おしゃれかつユーモアがあって、話していて笑いが絶えない面白いママたちが多いことに衝撃!!)。
当日のえっさんの服装については、以前仕事が激務で服にしかお金を使うことがなかったときに買ったオランダ人デザイナーのインポートもののヴィトンカラーなワンピースにした。たまにはおしゃれをして出かける機会を作らないと、どんどん着る機会がないままの衣服を断捨離することになりそうなので、こういう時間はそういう意味でも本当にありがたいな〜と感じた。
今回はコース料理が20時〜と遅めの時間帯に予約をしたので、会社の人とこちらのカフェスペースで雑談していると、いい感じにお腹が空いてきていることに気づいた✨この日は、体調はもちろんお腹の空き具合をいかに整えることができるのかを朝から考えて行動をしていた。笑。
ちなみにこちらの7Fのレストランとカフェ併用のお手洗いもとっても綺麗だった。シティホテルのお手洗いもそうなのだが、お手洗いにハンドタオルが用意されているとえっさんは、テンションが上がる傾向にある。笑。
時間になるとお店のスタッフの方がカフェを抜けた奥にあるレストランまで案内をしてくださった。
モノグラムのスーツケースが積み重なったおしゃれな隠し扉を開けたところに「スガラボ・ヴィー(SUGALABO V)」の空間が広がっていた!!
社会人になってすぐのときに恵比寿や麻布で隠れ家的なお店を友人たちと探して、隠し扉や看板がないドアからお店の中に入ることにハマっていた時期があった。そんな若いときを思い出して扉の向こうの空間への期待感が高まって楽しかった♪
席数はカウンター10席・テーブル12席の総席22席の店内なのだが、この日もカウンター席は満席。
他にテーブル席もあるもののやはりカウンター越しでライブ感を楽しみたいお客さんが多いのではないだろうか。
キッチンでありながら、実験室・研究室といったラボであることが伝わる雰囲気が、これからのどんな料理が出来上がるのだろう?という想像力を掻き立ててくれた。
またリスペクトを感じたのが、シェフの師である故・ジョエル・ロブション氏が描かれた絵画が店内の目立つ場所に飾られていたこと。
席に着くと、ショープレート、ナフキンリングともにやはりヴィトンで統一されていた!!レストランのスタッフの方は本当に気配り目配りが完璧で、この人は撮影をする人だと認識すると写真を撮りやすいようにさまざまな配慮をしてくださったのがとっても印象的だった。
こちらも気を利かせてナフキンリングの全カラーバリエーションを撮影用として並べてくださったもの⬇︎。ルイ・ヴィトンのマスコット「ヴィヴィエンヌ」がとっても愛らしく、色合いが綺麗で明るい気分にさせてくれた!!
最後のお会計はこちらのスペースにて。後ほどまた記載しようと思うが、最終的にやはりお腹はいっぱいだし、気分も上がってほろ酔い状態だった。そのため天井からブランコのように吊るされている椅子は、座るときにやや揺れがあったのでころばないように留意が必要なほどだった。笑。
・おまかせコースの全容はこちら!
今月のコースはこちら⬆︎スガラボと言えば、食材の産地への徹底的なこだわりで有名。そのこだわりはもちろん「スガラボ・ヴィー」も同様でシェフ自らが全国津々浦々巡って、直接 生産者の方にお会いして、時間と労力を割いて出逢えたものばかりで1つ1つのメニューが構成されている。
スガラボのHPにも「私たちは旅を続けています。日本各地のすばらしい食文化、さまざまな食材の作り手たちと出会うために。価値を見出し、可能性を広げ、日本と世界をつないでいく。そのきっかけを創造していくのがSUGALABO の使命です。」と紹介があり、日本各地の素晴らしい食材とその可能性との出逢いがとっても魅力的なのだ。
今回は、そんな1つ1つにこだわりが詰まった料理に、同じくこだわりの詰まったお酒とのコラボを楽しもうと「ワインペアリング」も一緒にお願いをした。
「スガラボ・ヴィー(SUGALABO V)」のワインディレクターは、多くのソムリエコンクールで優勝、受賞の実績をお持ちの谷川 雄作さん!谷川さんはもともとは東京出身で、なんと港区生まれ港区育ちなのだとか。このレストランのオープンに合わせて、東京から大阪へ!
もう谷川さんのお人柄もとってもチャーミングで、笑顔で熱く明瞭に語ってくださるお酒の説明を聞いているだけで、「わ〜どんな味なんだろう?」という想像力が勝手に働いて、お酒を味わいたい気持ちが最高潮に高まってくるほどだった。
とにかくお酒の振り幅が大きくて広くて深くて、お客さんからは「多重人格」と評されるほど!料理との組み合わせで全く異なるお酒の味わいを、さまざまな角度をつけながら体験させていただき感無量だった✨
「ワインペアリング」を頼んで「本当によかった〜最高だった〜!」と幸せな余韻に浸れるほど、料理に合わせたお酒のセレクトにおける感覚とロジックのバランスが素晴らしかった!!家では全くお酒を飲まないえっさんもあまりに料理との相性が良いので、心の底からお酒を「美味しい!」と思えて、感動してしまうほど。
グラスシャンパンで「お疲れ様です!」と乾杯をして、いよいよコース料理のスタート!
1品目は「北海道みよい農園かぼちゃ」のスープから!
塩味とかぼちゃ本来の甘味のバランスが絶妙で、この味わいを覚えておこうともうひと品目から口に料理が入っている間は完全に無言になって、真剣に味わうモードに突入した!
この感覚はぼっちで参加した友人の披露宴で、料理を味わって食べたぶりかもしれない。笑。⬇︎
なお、スガラボではお客さんの苦手食材やアレルギーにかなりの広範囲で対応をしてくださるのだそう!!グルテンフリーの対応もできたりと料理だけではなく、気兼ねなく食事を楽しんで欲しいという心配りが細やかだな〜と感じた!!
先ほどワインペアリングとお伝えしたものの、提供されるお酒はワインとは限らず、日本酒もとっても美味しかった!日本酒を飲むと味覚がより敏感になるような感じがして、お酒そのものの味の変化はもちろん、組み合わせる料理によって変化する味わいも感じとることができた気がした。
2品目は、「和歌山 加太 鯖 タルティーヌ」!料理の説明は全て永浜シェフ自らがしてくださるので、料理の説明に集中して耳を傾ける時間も「とても幸せな時間だな〜」と感じた。
タルティーヌとは、スライスしたパンに具材を乗せて食べる料理のことでフランスやスペインで食べられることが多いのだそう。
「そのまま手に取って食べてください」ということで、ぱくりとお口に。ソースの香味が鯖の本来の味わいを邪魔せずに臭みも全くなく、新鮮であることが伝わるプリッとした食感もしっかりと感じることができた!!
コース中の仲間との会話のほとんどが「本当に美味しいですね〜」の連呼だった。笑。本当に美味しいんだからそれしかないでしょ〜と最終的には自分の語彙力のなさに半ば開き直ってしまった。
3品目は、「長崎 五島列島 剣先イカ ベニエ」!ベニエは、フランス語で衣揚げのこと。衣にドライイーストを使用するのが特徴とのことだった。天ぷらとはまた少し違うもちカラっとした感じの食感。
イカは柔らかなのに噛み切るのにちょうど良い歯応えを残していて、衣のもちさくっとした食感とトマトの甘みに辛味のあるソースとの総和を楽しんでいたら、気づくと完食をしてしまった(あれ?いつの間にかなくなっているという感覚だった。笑)。
4品目は、スガラボ名物「SUGALABO米」を生ハム、ペルシュウで包んだ有名なひと品!生産者の方とスガラボのスタッフが一緒に田植えをして収穫をされているいうことで、その食材への想いとこだわりもより一層感じられる貴重なお米もこのタイミングでお目見えした✨
日本人で唯一の公認パルマハム職人である多田 昌豊さんが、岐阜県の「BON DABON」の製造工場で造る生ハム、ペルシュウ。
こちらのペルシュウをスライサー界の「フェラーリ」とも称されている、イタリア製の老舗スライサーブランド「ベルケル(BERKEL)」のスライサーで、薄くスライスされているそう!
「まずは手で一枚一枚剥がしてお口にそのまま入れて味わう」ようにシェフより説明をいただいた。生ハムだけを味わって食べる機会も久しぶりで、前回 都内の専門店で食べたときよりもぐっと印象に残る美味しさだった。
薄いのに味わい深くて、けれど塩味加減がクセになって、ずっと食べていたいと思えた。そして最後にお米が包まれた状態のペルシュウをぱくり。これはリピートしたくなる美味しさ!!なぜスガラボの定番のひと品となっているのかが、いわゆるグルメからは遠いえっさんにも少しだけ分かったような気がした♡
5品目は、「琵琶湖 ビワマス キャビア オシェトラ」!もうこの彩りが鮮やかで見た目にも美味しそうなのだが、贅沢な食材を、たっぷりと他の食材との相性も加味しながら味わえるのも全体の満足度が高くなる要素なのかもしれない。
良質なキャビアをこんなにもきちんと丁寧に味わっていただいたのも、もう専門店で食べて以来の3年半以上ぶり⬇︎!
ビワマスも子どもが生まれる前に琵琶湖近くのオーベルジュで味わってぶりで、脂が乗っており、特有の旨みがしっかりとあってやはりとっても美味しい。キャビアとの組み合わせでさらに旨みに深みを感じた!!
こうした印象に残る食材を贅沢に使った料理をいただく機会があると、「あ、これはあのとき食べた・・・」といった過去の記憶が鮮やかに蘇ってくる。
「今日のこの時間のことも、今度こんな風に美味しいキャビアやビワマスを食べたときに素敵な思い出として蘇ってくるのだろうな〜」なんて思いながら、こちらもあっという間に完食させていただいた♪
6品目は、「滋賀 安曇川 鮎 岡山 冨士麺ず工房」。鮎と生麺の組み合わせの相性が想像できず、はじめは恐る恐る食べてみたひと品。ソースが酸味が強いタイプだったので、鮎のほろ苦さと旨味、麺の甘さとの総和が食欲を引き立ててくれて、とても美味しかった!
鮎もそのまま丸ごと食べることができた。皮面の焼き加減と身の柔らかさが丁度よく、考え尽くして調理されている印象だった。ペアリングのマスカットをダイレクトに感じるフルーティーなワインとの相性もとっても良くて、改めてお酒と料理の相乗効果を感じることができた!!
7品目は、「岡山 下津井 ワタリガニ 徳島 阿波 長茄子」。こちらの料理と改めて日本酒との組み合わせが最高だった。
カニの旨味が濃縮された身とスープと、柔らかい長茄子を一気に口に入れるとなんだかほっとするようなあたたかみを感じられるひと品だった。ここにきて和テイストの料理が良い感じに気持ちを落ち着かせてくれて、フレンチというよりはイノベーティブ料理をコース(というかストーリーに近い?)として味わう醍醐味を感じていた。
8品目は、「鹿児島 太刀魚 十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」。もうこちらは実際の太刀魚を見た瞬間、全員が「格好いい!!」と口々に太刀魚の佇まいに賞賛をおくるほど一目惚れ級のインパクトがあった!!
こんな見事な太刀魚を見るのははじめてだった。母親が魚の中でも特に太刀魚が好きだったので、よく普段の夕食としても太刀魚は食卓に上っていたのだが、こんなしっかりとした肉厚な太刀魚は人生初だな〜と感動!!
今は子どもが小さいこともあり、骨が多い印象の太刀魚を購入することがないので、太刀魚自体を味わうのもとっても久しぶりだった。骨も綺麗に取り除かれていて、完璧な焼き加減のぱりっとした皮と弾力ある身の食感のコンビネーションも素晴らしかった。もちろんソースにもよく合っていて、上品だけではない質の良い脂の旨味もしっかりと感じられる見た目と同様に食べ応えのインパクトもあるひと品だった。
パンは自家製パンでセミハードタイプのもの!こちらを食べてしまうと料理を完食できないような気がして、一口だけフランス・ブルターニュ産のボルディエバターをつけていただくことに。バターナイフもフランスを代表するカトラリーブランドのクリストフル。バターのつけ心地が良すぎて一口サイズのパンにバターナイフを使いたいがために2回バターをつけてしまった。笑。
9品目のメインは、「和歌山 紀州鴨 フランス セップ茸」。フレンチフルコースだと定番とも言える鴨肉のローストがメインで、今回密かに「メインが鴨肉だったらいいな〜」と思っていたので、本当に嬉しかった!!!
付け合わせのセップ茸は、日本人にはイタリアでの呼び方「ポルチーニ茸」のほうが聞き馴染みがある高級なきのこ。味はもちろん香りも良くて、目の前の山盛りのセップ茸からは品のある良い香りが。
鴨肉もフランス産のものではなく、和歌山県産の国産のものということで期待値が高まる!鴨肉の上にはスガラボらしいアイテムでもある粒胡椒まで♪えっさんはこの日、恐らく人生ではじめて紀州鴨を食べたのだが、まず艶のある赤みのローストした色合いがきれい!食べてみると、弾力ある肉厚の赤みに皮面の脂の旨味にコクがあってとっても美味しかった!!
セップ茸はもともと好きだったけど、こんなに肉厚なセップ茸をいただいたのははじめて!そのまま食べてももちろん美味しいのだけど、鴨肉と一緒に食べてみるとセップ茸もお肉のよう。風味豊かで芳醇な味わいが口の中で広がって、この味は記憶に残るな〜と今も鮮明に思い出せるほど美味しかった!!
10品目は、こちらもペルシュウ同様にスガラボ名物のカレー!粒胡椒の目にラッキョウは耳になっている見た目にもかわいらしいカレー♪
ご飯の量は多め、普通、少なめ、一口サイズから選べてえっさんはデザートのことを考えて少なめをチョイスした⬇︎
スガラボ米を改めて味わって食べてみると本当に粒感がしっかりとしたお米で、さまざまな食材の旨味が凝縮されたカレーと一緒に食べると、そのお米の甘みも際立って感じられるほどだった。ここにきてだいぶお腹は満たされてきたものの、カレーを食べているとなんだか食欲が回復してきて、笑、無理なくあっという間に完食!!
11品目のデザート1品目は、「岡山 シャインマスカット”晴王” 広島 レモンのジュレ」。この”晴王”の称号は「糖度18度以上、粒の重さ15g以上、美しい房の姿」の全ての高い基準をクリアしたシャインマスカットにだけ与えられるのだとか。ただただ見事なひと粒ひと粒の張り感や鮮やかな黄緑色に美しいな〜と見とれてしまうほど!!
こちらの”晴王” にレモンジュレを合わせた爽やかなデザートは、カレーの後だと余計にその甘さと程よい酸味がダイレクトに感じられて、果物そのものが本来もつ特長を凝縮したような味わいのデザートだった♪
2品目のデザートは、「タルトショコラ ジャワ75%」。カカオをしっかりと感じることができるビターなタルトに、味わい深い甘いポートワインとバニラアイスの相性がとても上品に感じた。こちらはカカオとワインを嗜好品として嗜める大人なデザートという感じ。「これは品良く食べないとな〜」なんて心の中で思ったりしながら少し背筋を伸ばして、ゆっくりと味わいながらいただいた。笑。
こちらはフレッシュハーブをふんだんに使用した、たっぷりと注がれた贅沢なハーブティー。お酒は家では飲まない+寝不足気味の中でかなり良い感じに酔いがまわってきていたので、こちらのハーブティーですっきりとリフレッシュさせていただいた!!ハーブティー好きなので、このデトックス効果も抜群で、香りも豊かなハーブティーには心も身体も癒された。
最後のデザートは、スガラボ定番のマドレーヌと、大阪のらしいたこ焼きの見た目をしたチョコレートでコーティングされたアイス!これぞ大阪のスガラボという感じで、最後の締めのデザートまで美味しくいただいた♡なお、マドレーヌは余ったらお持ち帰りも可能なのも嬉しい!
ここまででもうお腹いっぱいになる人も多い中、えっさんは自分の分を最後まで綺麗に完食◎!!!
これから何歳になっても、ここぞ!というときはフルコース料理を「最初から最後まで余すことなく、楽しめる自分でありたいな〜」とこれからの体調管理の維持を心の中で誓ったのだった♪
・お土産と食事後の楽しみ
食事と会計が終わるとエレベーターの前で、永浜シェフとワインディレクターの谷川さんが改めて丁寧な挨拶をしてくださりお見送りまで^ ^(なお、えっさんは初見だったので予約のための連絡先が記載された名刺も頂戴した)
永浜シェフからは、お土産までいただき「素敵な時間を本当にありがとうございました」という気持ちと、心からの「ご馳走様でした✨」という気持ちでエレベーターで1Fに。
なんとか地上という現実に舞い戻ってきた。
会社の仲間とは帰りの駅が反対だったので、笑顔で「また美味しい食事ができるように、引き続きお仕事頑張りましょう!!」というテンション高めの挨拶をして、一路帰路に♪
えっさんは電車で帰ったのだが、良い感じに酔っていて美味しいものをお腹いっぱい食べて気分も高揚していて、多分知らないうちに顔がニヤついていたのではないかと思うほどだった。笑。
お土産についてはお家に帰って開けてみると、最後のデザートに出てきたスガラボ名物のマドレーヌが紙袋いっぱいに!!開けた瞬間、テンション上がるやつ!!
さすがに家に帰ってきたときは23時近くだったので、子どもも熟睡中。次の日のおやつにさせていただいた♪とっても優しい味わいで、子どもも喜んで食べてくれていた!!
また、マドレーヌの他にも「スガラボ・ヴィー(SUGALABO V)」のロゴが入った素敵な箱の中には、レモンのパウンドケーキまで✨
こちらはしっとりとして、レモンの風味がとても爽やかな飽きのこない味の上品なパウンドケーキだった!!
こうしたお土産を家族でおやつタイムにいただいていると、レストランでの食事の余韻にも浸ることができた!
夫から「いいな〜いいな〜」と言われながら、「でしょ〜?本当に美味しかったのよ〜家族でも行きたいけど、子どもを連れて行ける日はまだ随分と先だね〜」と返答しつつ、子どもの成長がより一層楽しみに待ち遠しい気持ちになった。
フルコースディナーは大人と同じ一人前をマナーの分別をもって食べることができる中学生以上を対象としているお店が多い印象。えっさんの子どもの頃を思い返しても、家族みんなでレストランでフォークとナイフを使って、コース料理を食べたときのことは今も特別な時間として覚えているな〜と思い出の食事シーンとして思い起こされる。
子どもの学校入学・卒業のタイミングやハタチのお祝い、就職祝いなど。これからたくさんのお祝い事が待ち遠くもある今日この頃♪
いつか特別な日に、特別な場所で家族全員で心に残る美味しい食事と飲み物を「一緒に、味わって堪能できる日が楽しみだな〜」と、これから先の生きる楽しみが増えた時間でもあった!!
心身ともに満たされる美味しい食事と飲み物は、こんなにも人を幸せで前向きな気持ちにさせてくれるんだな〜と改めて気づかされた時間だった。自分のコンディションが思わしくないときこそ、美味しいものの効果を最大限に感じることができるかもしれない。
子どもがなんとなく元気がないときには、思い切って自分の心がだんだんと満たされていく感覚を味わえる料理を、特別な空間で一緒にゆっくりと味わって食べる!そんな少し先の未来を想像してみると、また今をそしてこれからを前向きに頑張る活力が湧いてくるかもしれないな〜。