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分かち合えない上司の話を聞いて育児休業後の復職のあり方を考えた!

・どこまでいっても分かち合えない人はいる

先日、このブログでも「つまらなそうにしている大人って多いのかな」ってことを書いた⬇︎が、育児休業後の復職の可能性について会社の上司2名と面談する機会があったのだが、まさにつまらなそうな大人を体現していて、話を聞きながら復職意欲が下がっていくのを感じた。

「何で自分たちを保守的に守ることしか論点がないのだろう」と、久しぶりにこの上司たちと話をして、えっさんはエネルギーが消耗されるのを感じた。。。
なぜなら、自分たちにとって都合が悪いことは一切なかったことになっており、会社から新しいことを求められるがそれはどうにか避けたい、拒否したいという部署としての方向性やスタンスを面談の中で感じたからだ。

そしてえっさんが復職後の業務について、「こんな新しいことをやる企画が休職前にあったと思うので、それを復職後にも引き続き対応したい」と希望を伝えても返事は微妙で「どうかこれ以上、余計な仕事を増やしてくれるな」という一貫した姿勢を感じるのだ。
そもそも、会社の人事異動で仕方なくこの仕事の管理職をやっているんだという意識が強く、出来ればこの面倒な人事というポジションから離れたいという気持ちを抱えたまま仕事をしているのがダイレクトに伝わってくる。

採用業務に人を新しく採用したと言っていたが、もしその人が建設的な思考の持ち主だったら、すぐにこの会社を去りたくなるだろうな〜と入社予定の人に同情の念を感じてしまった。
えっさんが入社した当初は、上司が建設的で楽しく仕事をしたいという人だったので、色々と仕事を任せてもらえて楽しかったのだが、人事異動は本人の向き不向きに関係なく、上からのローテーションで決まっていくということが未だ続いている古い体制の企業なのだ。
誰も得をしない人事ローテーションだが、本人たちの中では「このルールでこの会社はやってきて、今があるんだ」という自負があるので、誰も変えようとしない。

えっさんは、復職する上ではこの部署のこの上司たちの下で働く気持ちが1ミリもなくなり、副業を前提に週休3日と短時間勤務の専門職としての働き方の希望を伝えておいた。
何せ自分の家から一番近い徒歩圏内にある会社なので、復職後のちょっとの間でも柔軟に働かせてくれるのであれば、あとは会社やそこで働く人には期待せず自分に任せてもらえた業務に集中をして、その中に新しい経験と楽しさを見出せばいいのだという気持ちだ!!
上の人たちが新しいことをやりたがらないのなら、上から降ってきた新しいことに進んで手を挙げればいいだろう。
それでも、復職後にしばらく仕事をしていて全然わくわくしないのなら、その時は改めて考えればいい。

・身内だけで完結する狭いコミュニティの危うさ

しかし、ずっと同じ組織で働いて外を知らないと、どうしても守りに入るのが人間の本質的な思考なのだろうか。
全く、自分が知らない人や環境の中で良好な関係を築いてきた経験があると外に行こう!と思えるのだろうが、そうした経験がないと自分たちと同質の考え方をしない相手を排除したいという欲求が出てくるのが、人間の思考パータンだったりする。

前述の上司のうちの1人(年収1200万ほど)が、「奥さんから給与が低いといつも文句を言われる」と言って愚痴をこぼしていたのだが、その上司が外に出て独立したとして、今と同じ給与を稼げる可能性は限りなく0に近い。
その半分だって今の思考のままでは厳しいだろう。
それが自分の中では分かっているので、何があっても組織にしがみつき、自分の中では大量の業務を担わされることに文句を言いながら、自分たちを守ることに懸命になる。

採用においては「挑戦をする人」を希望しておきながら、実際の自分たちは挑戦とは形ばかりで誰も新しいことへの挑戦はしない。
実際に募集要項通りの「挑戦をする人」が採用できても、その若者たちは企業の本質に早々に気づいて自分のスキルや経験をするだけしたら後は去っていく。そして、事なかれ主義に疑問を抱かない人だけが会社に残っていく。悪循環だ。希望がない。

えっさんは、こういう会社が希望を持てるようなるには、全く別の業界にほとんどの人が出向したらいいのではないかと思う。業績が悪化してリストラにあって初めて外に出て現実を知るよりもよっぽどいい。
出来れば同じような大企業ではなく、違う業界のベンチャー企業やスタートアップ企業に3年くらい出向したらいいのではないだろうか。
自分たちとは全く異なる文脈で生きている人たちと一緒に仕事をすることで、自分たちがいかに偏った考え方や思考で仕事をしてきたのかが分かるだろう。

・分かち合えない人には関与しない

どうしたって分かち合えない人というのはいるものだ。
そういう人と一緒に仕事をしなくてはならないとき、本来であれば気が合わない人とははじめから一緒に仕事をしなくても済む状況を作る(一緒に仕事をする人を自分が選べる環境を作る)のが手っ取り早いわけだが、子どもが小さいうちは仕事をセーブしたい人も多い中で、誰もがそうした状況を作れるとは限らない。

そんな時は、どうしたらいいのか。ソーシャルディスタンスだ!
昨日に引き続き、今日もママのキャリアについて書いているわけだが⬇︎、自分の中の仕事における優先順位の第1位がいい人間関係ならすぐにでも転職をすることをオススメしたい。

けれど、子どもがいてえっさんのように優先順位が家族みんなの健康が第1位で、あとは子どもとの時間を作るための労働時間だったり、休日や通勤時間なんかが上位にくるようであれば、人間関係においてはソーシャルディスタンスをとることをオススメしたい。
つまり、相手と適切な距離を保ったままコミュニケーションを取り、相手に関与しないということだ。
何か挑発的なことを言われたり、批判されても笑顔でスルーするのだ。

コロナ禍において世の中の働き方は一気に変化し、ずっと同じ組織で働くことのリスクの大きさに気づいた人も多い今、自分の中での優先順位が高いことが満たされているうちは頑張り、また優先順位が変わればその時は見直したらいい。
今後も何が起こるのか予測不可能だからこそ、その都度、自分にとって幸せなキャリアを選択していったらいいのではないだろうか。

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

楽しく生きていない大人がやっかいなのは、関わった周りの人のいいエネルギーまでも吸い取ってしまうということだ。この人と一緒に仕事をしても楽しくない!むしろ、気持ちが下がる!という人とは一緒に仕事にしないで済む状況を作ることがベストだ。しかし、それが出来ない時は適切な距離を取ることだろう。
ママのキャリアにおいては、子どもの健康や子どもとの時間も優先する人も多い。そんな中で合わない人と一緒に働かなくてはいけないときは、相手に関与せず自分が為すべきことにエネルギーを集中するのが精神衛生上良いかもしれない!また、子どものライフステージによっても状況は変わると信じて、タイミングで動ける準備をしておくこともオススメだ。

2 COMMENTS

me

こんにちは!いつも楽しく読んでます(*^^*)
人間関係のソーシャルディスタンス!分かち合えない人と働かなきゃいけない時はやっぱり出てくると思うので、スルー力を鍛えたいですね〜。
今回の記事を読んで、自分にとって仕事で優先したいこと、人生で優先したいことは何か?改めて思考整理するキッカケになりました、ありがとうございます(*^^*)

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えっさん

meさん
この度は、コメントをいただき本当にありがとうございます( ;∀;)とっても嬉しいです!!!!
いつも読んでいただけているなんて、光栄の限りです。本当に、meさんのおっしゃる通りです。
えっさんもまだまだスルー力については鍛錬が必要だなと復職面談の上司の顔を見ながらひしひしと思いました。笑。
meさんにとっての仕事と人生の優先順位が叶うといいな〜と心から思います。
人生長い目でみて、今は外に出られない分、ゆっくり考えるには良い期間かもしれませんね。
meさんのコメントを拝読しながら、ものごとには必ず両面(良い面、悪い面)があることを思い出しました。
こちらこそ、ありがとうございます^ – ^また、気が向いた時にふらっとブログをのぞいてもらえたら嬉しいです♪

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