・ロビー/お部屋/アメニティ
今月は、23年7月に大阪市内に開業したばかりのグランドプリンスホテル大阪ベイと、品川に53年11月(70年前!!)に開業をしたグランドプリンスホテル高輪に週末連チャンで子連れで滞在をしてきた♪
目的としては大阪の方は自宅からも公共交通機関を利用して近かったので、たまには近場でプールとホテル宿泊を楽しもうと企画。品川の方は義妹の結婚式もあり、都内に久しぶりに戻るので大好きなママ友ファミリーやジジババとの行楽も兼ねて2泊3日の滞在でお世話になった!!
えっさんはシティホテルでの滞在が好きなので、都内に住んでいるときも近場の色々なホテルを巡っていたのだが、プリンスホテルブランドの中でも、「グランドプリンスホテル」での滞在は考えてみると初となる!!そこで、まずは開業したての「グランドプリンスホテル大阪ベイ」での子連れ滞在についてご紹介しようと思う♪
グランドプリンスホテルは、言わずと知れた西武グループが運営しているホテル「プリンスホテル」の中にある5つのブランドの中の1つ。
ホテルブランドの最上位に位置するのが、紀尾井町にある「ザ・プリンスギャラリー」【参照ブログ:①アフターヌーンティー:https://life-careerblog.com/princehotels-kioicho/ /②バー:https://life-careerblog.com/levita/】で、次が旗艦ブランドでもある「ザ・プリンス パークタワー東京」をはじめとする「ザ・プリンス」。その次が、企業向けの施設も備えた人の交流拠点をイメージしたホテルとして位置付けられた「グランドプリンスホテル」。このように「プリンスホテル」はコンセプトを分けて各ブランドが展開されている。
今回、宿泊した「グランドプリンスホテル大阪ベイ」は、星野リゾート・リート投資がもともと保有していた「ハイアット リージェンシー 大阪」のホテルマネジメント契約期間終了後に、「グランドプリンスホテル」として運営を受託する契約を締結した経緯があり、23年7月に開業と言っても施設自体が新しいホテルではないのだ。
なお、星野リゾートのファミリー向けのブランド「リゾナーレ大阪」も同じ建物の上層階にあって、同じ施設内に2つの異なるホテルが展開しているという珍しいホテル形態♪ これまで子連れで「リゾナーレ八ヶ岳」と「リゾナーレ熱海」には行ってみて、施設内で完結して子どもと大いに遊べたのがとても良かった。そこで、来年あたり「リゾナーレ大阪」にも滞在してみようと思っているので、またそのときにもご紹介できればと思っている^^
さて、「グランドプリンスホテル大阪ベイ」の規模としては、 客室数が480室(うち、64室はリゾナーレ大阪)あり、さらに約1,800㎡の宴会場をはじめとする20の宴会場がある大型のホテル!そのため、フロントやロビーもとても広々とした空間になっていた!⬇︎
公共機関でのアクセスも不便はなく、最寄り駅はニュートラム南港ポートタウン線 「中ふ頭駅」で徒歩約3分と近い。ただ、JR大阪駅(梅田)からも無料のシャトルバス(約25分)があるので大阪の中心地からもアクセスしやすい。そのため、遠くからの観光客にとっても利便性は悪くない大阪市内のベイエリアにある。
吹き抜けの開放的なロビーにフロントがあり、フロントの前には「リフレッシュメントコーナー」が設置されていた。⬇︎ここでは、ジュースやクッキー二種(美味しかった!!)が用意されており、椅子に座ってチェックイン・アウトまでゆったりと待つことができるのは良かった!!
今回、お部屋についてはスタンダードクイン (ダブル)という、一番標準的なダブルベッドのお部屋に!
広さも30平米と、シティホテルによくある感じのシンプルな感じのお部屋だった!!お部屋に入ってみると、以前からあったホテルのお部屋をそのまま使用している印象があるものの、テーブルと椅子があるので部屋の中で簡単に飲食できるほどのゆとりを感じた。また、子どもの軽食やプールの着替えをする分には広さとしては充分だった。
今回の宿泊も、「一休.com」からの予約をした!⬇︎朝食ビュッフェ付きのプランで、開業記念や割引クーポン、プールの利用がついて27,020円と土日の宿泊を考えると、良心的なお値段で楽しむことができた!
また、一休のダイヤモンド会員特典で選べるウェルカムドリンク⬇︎や、14:00までのレイトアウトなどがついていた♪
その他にも、素材にこだわった関西のお店「餅匠しづく:MOCHISHO SHIZUKU」さんの焼き菓子が、ウェルカムスイーツとして用意していただけているなど、シティホテルならではのおもてなしを感じた♫
インルームダイニングのメニューもしっかりとしており、キッズメニューも用意があった!⬇︎お値段設定もサービス料があるとはいえ、他のホテルと比較すると決して高くはないので部屋の中で過ごしたいファミリーにはおすすめだった!
無料の飲み物は、ホテルオリジナルパッケージの軟水のペットボトルが2本に、お茶やコーヒーなどの用意があった。特徴的だったのは、カフェインレスのコーヒーがあったこと!他は、ノーマルな内容と言える。
この無料コーナーのランナップは、同じ「グランドプリンスホテル」でも当該ホテルや部屋毎に特徴がありそうだったので、また高輪のホテルをご紹介するときに詳しくお伝えできればと思っている!!
今回の滞在時のアクティビティとしてはプールがメインだったので、通常の着替えをかけておくことにプラスして水着などを乾かすためのクローゼットスペースがきちんと確保されているのはありがたかった!!⬇︎なお、室内着は浴衣でこのあたりは日系のホテルらしいな〜と感じた。
これはシティホテルたる所以だと感じたのは、標準仕様のお部屋であってもバスルームに、持ち帰り可能なブランドのアメニティがひと通り揃っていること。このおもてなしは、やはり嬉しかった!!
今回のアメニティブランドは、これまでえっさんが滞在したホテルの中では初の「PHARMACOPIA(ファーマコピア)」!!こちらのブランドは、カナダの高級スパブランドのもの。無添加オーガニックで、動物実験をしていないことで環境保護にも力を入れているブランドなのだが、日本での知名度は高くない印象。
外資ではなく、国内ホテルブランドが採用するのは、かなり珍しいな〜と感じた。そのため、ボトルタイプではなく持ち帰り可能にはしているけど、商品自体は環境にやさしい取り組みをしているブランドを採用をするということで、環境保全の観点から良いバランスを保っているのかもしれない!
なお、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、フェイスソープ、ボディローションの他に必要なアメニティやアイテムがあれば、注文をすれば部屋まで届けてくれるのだ。そのため、子ども用にベビーソープだったり、女性でもメイク落としだったり、男性のシェービング クリームだったりを届けてもらうことが可能!!
今回、子ども用の歯ブラシにベビー石鹸、メイク落としはお願いをさせていただいた。他にも加湿器も水をセットした状態で用意をしていただいたので、アメニティや備品類について事前に家から準備をしていなくても過不足なく、快適に滞在することができた!感謝♡
客室からの眺めについては、特に期待をしていたわけではないものの大型のフェリーや電車、工事車両などの働く車が見えたのであらゆる乗り物が大好きな子どもには大変好評の様子だった^ ^
夜は、工場夜景を眺めることができる。港湾エリアに建つホテルであることを景観からも実感することができた!
・リゾート感あるプール
さて、チェックイン後に少しゆっくりをして着替えてからメインの目的であるプールに!
プールについては、予約制となっており、利用料金は無料。事前準備としては、ホテルのHPにあるプール予約ページから予約しておく必要がある!!利用対象は、宿泊ゲスト、ホテルフィットネス会員に限定されており予約人数にも制限があるので、混雑回避できるのはよかった♪
なお、屋内プールもあるので、そちらは季節問わず利用可能となっている!
水着に着替えて、羽織ものを着た状態でホテルのロビーを1回出てからプールの場所に行く必要があるのがひと手間かかるのだが、受付で名前を告げるとタオルについては部屋から持参をしなくても必要な枚数分受け取ることができる。
その後、席についてもスタッフの方から案内をしていただく流れだった。プールサイドでは飲食も可能で、グループでわいわい楽しでいる若い人たちもいた。
大きなプールとジャグジー、子ども用のプールとあって、土曜日でも人もそこまで多くなかったので広々とプールを楽しむことができたのは◎♪
周りに建物はあるものの、基本的には景観が抜けているので確かにアーバンリゾートを満喫できるプールだった!!
子ども用のプールは、遊具などはなくシンプルな水深が浅いプールで、浮き輪も家から持参し遊んでいた。
2歳の息子にはちょうどよいくらいのサイズで混雑もなかったので、満面の笑顔で楽しそうにプールでぱしゃぱしゃと手足を動かしていた!!1日1枠のみの利用で3時間の枠だったのだが、全力で1時間も遊んだらあんなに「プール行きたい」と行っていた息子もすっかり満足した様子だった。笑。
そこで、タオルで身体を拭いて乾かした後に、新しいタオルを身体にかけてお部屋まで戻ることに。オペレーション面で言うと基本的には快適だったのだが、着替えのためのロッカールームがないことだけが、気になったポイントだった!!
プール側には、こうした天然芝が広がる屋上ガーデンのBBQスペースもあって、期間限定でオープンしている。
こちらは宿泊者ではなくても予約できるので、次回はこうした場所で食事を楽しむというのも宿泊とはまた違った非日常感を味わえてよいかもしれないな〜と感じた!!
・朝食ビュッフェ
プール後は、すっかり子どもも疲れてお風呂の後、軽くご飯を食べたらすんなりと寝てしまった。しかも、朝もだいぶ遅い時間の目覚めだったので翌朝もプールの予約をしていたものの、朝食の時間がなくなりそうだったので、プールはキャンセルすることに。
そんなこんなでダラダラしていたら、朝食会場であるロビー階と同じ場所にあるカフェレストラン「ザ・カフェ」へ着いたのは10時過ぎだった!10時になるとお客さんも少ないので、まったりした気分で朝食を味わうことができた。
まず朝食ビュッフェ会場で驚いたのが、ノンアルコールスパークリングが飲み物の選択肢にあったこと!!
この選択肢は、これまで経験した記憶がなかったのでなんだか一気に贅沢な気分になった。他にも飲み物の選択肢はあった⬇︎のだが、朝食からもリゾート感を味わえるという意味でスパークリングは魅力的な選択肢だな〜と感じた。
ライブキッチンは、オムレツや目玉焼きの他に「エッグベネディクト」の選択肢も!!エッグベネディクトが朝食の選択肢としてあること自体はそんなに珍しいことではないと思うのだが、ライブキッチンメニューの選択肢としてあったのは珍しかったので、迷わず頼んでみることに!!
もちろん「エッグベネディクト」は美味しかったのだが、最初に結論から申し上げると、今回の朝食ビュッフェでいち推しだったのが、和食だったのだ。そこは、やはり日本のホテルブランドの強みなのかもしれないと感じた。
ご飯の付け合わせや魚などのおかずも美味しいのだが、何より美味しいと感じたのがお味噌汁だった!!
出汁のうま味をしっかりと感じられるお味噌汁で、なんだか気持ちがほっこりとする味だったのだ。
ホテルのビュッフェはその性質上、1回に大量に作る必要があるわけなのだが「どうしたらこんな美味しいお味噌汁をこの分量で作ることができるのだろう?」と夫とも話をしていた。我々だけではなく、子どももお味噌汁が大変気に入った様子で、お椀一杯を完食していた。
余談なのだが、えっさんの大学時代の先輩で3人の子どもがいるママが、毎朝の朝ごはん作りで他の食材はケチってもお味噌汁を作るための出汁や味噌、水は一切妥協しないと言っていた。その結果、子どもたちも「ママが作るお味噌汁が一番美味しい」といつも残さず完食してくれるのだそうだ。確かに、朝のお味噌汁がとても美味しいと幸せな気分で1日をスタートできるな〜と、先輩の話を思い出したのだった♪
ビュッフェ会場には、キッズコーナーもあって離乳食も準備があった!!他のメニューは、子どもが食べやすいものや見た目にも可愛いメニューが並んでいた。
サラダは、そこまで種類が多いわけではないものの王道のサラダを美味しく食べられるように、ドレッシングなんかも厳選して準備されている印象だった!!
ドライフルーツや、3種類のチーズまで!チーズについては、これまでの経験から自分で好きな分量を取り分けるタイプのものだと、シティホテルでのリッチな朝食感が味わえる気がしている。笑。
バケットも自分で切り分けて食べるタイプ!!この自分の裁量で好きなように切り分けられる自由に、贅沢を感じてしまうのかもしれない♪
他にもパンの種類は豊富で、個人的にはフルーツやチョコのデニッシュがさくさくで甘さも控えめで美味しかった!!
あとは、ワッフルや、オートフレークやグラノーラ、それにお茶漬けまで主食となり得る朝食のバリエーションも豊かだった!
他のホテルと比べても種類が多いと感じたのがナッツやグラノーラなどの健康食!!やはり海外観光客だけではなく、こうした健康を意識した朝食のニーズが年々増えてきているのかな〜という勝手な印象をもったのだった。
スモークサーモンにチキン、生ハムの一種であるコッパも用意があって、エッグベネディクトや各種パンの付け合わせやトッピングにしてもいいな〜と感じた♪
洋食のメニューとしては、エリンギやパプリカのソテー、フライドポテト、スクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコンなど比較的シンプルな料理が並んでいた!
フレッシュフルーツもりんご丸ごとのホールフルーツを筆頭に全部で5種類あった!!季節によっても、フルーツの種類には変化があるのかもしれない♪
はじめにもお伝えしたように、朝ゆっくりめに朝食をスタートしたので食欲も湧いてきて、はじめこそ⬇︎のような洋食を中心に選んだものの、2回目は和食を中心に選んでも全て食べ切れてしまった✨
こんなにゆっくりとたっぷり朝食を食べることも久しぶりだったので、たまには時間をかけて食事を味わうということ自体が、自分のこれまでの生活習慣を振り返る機会になるんだな〜と感じたのだった!!
自分たちが普段暮らしている生活圏の中で、たまには非日常やリゾート気分を味わえる体験を探して実行してみると、何気ない日常からも新たな視界や景色を発見できるかもしれない!
また、生活圏の中での宿泊は子連れにとっては移動も楽ちんで、親にとっても宿泊場所を楽しむゆとりが生まれる。こんな日にはプロが準備してくれた美味しくて豪華な朝ごはんを、ゆっくりと子どもと味わってみると、なんだか心身が整う感覚になれるのではないだろうか。