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未就学児連れもおすすめ!多摩六都科学館のサイエンス入門体験!!

・多摩六都科学館の概要と特長について!

先日、ご紹介した「ぐるっとパス」⬇︎で巡ることができる施設のうち、子連れでおすすめなのだが未だブログ内でご紹介していなかった「多摩六都科学館:https://www.tamarokuto.or.jpでできる体験について本日はご紹介したいと思う♪

こちらの科学館は1994年3月に西東京市に開館をしている!開館当時まだ小学生だったえっさんは、科学館の近くに住んでいたこともあって埼玉県内に引っ越すまで計3回ほど訪れたことを思い出し、約25年ぶりに訪れたことで懐かしさを感じた!
その当時も、世界で最も多くの星を投影できるプラネタリウムがある科学館ということでとても話題になったことを覚えている。現在も世界最大級の大きさを誇るプラネタリウムがあることで休日はファミリー層を中心に多くの人が訪れており、その人気は未だ健在だった!!
こちらのプラネタリウムドーム「サイエンスエッグ」で使用されている投映機「CHIRONⅡ(ケイロンⅡ)」は、1億4000万個を超える星々を映し出すことができて、その数は世界一と言われている。
実際に行ってみると記憶通りのところもあったけれど、30年近く経っていることもあって展示内容には新鮮さしかなかった。笑。

科学館の概要は次の通り⬇︎

▶︎開館時間:9時30分〜17時00分(入館16時00分まで)

▶︎休館日:月曜日(祝日及び振替休日は開館し、翌日休館)、祝日の翌日、年末年始、機器整備の休館日あり

▶︎料金:展示室の入館料は大人520円、4歳〜高校生は210円 3歳以下無料

    展示室+プラネタリウムor大型映像の1回鑑賞券セットで大人1,040円円、4歳〜高校生420円
▶︎アクセス:車(駐車場あり)以外でのアクセスはバス移動。
バス停から科学館までが近いのが西武新宿線「花小金井駅 北口」から8分「多摩六都科学館バス停」下車。または「田無駅 北口」から17分「多摩六都科学館バス停」下車。
アクセス詳細:https://www.tamarokuto.or.jp/access/

料金設定の特長としては、プラネタリウムや大型映像を鑑賞するのか否かで料金が異なること!けれど、ここまで来たからにはぜひ科学館の目玉でもあるプラネタリウムや大型映像は鑑賞したいところ♪
プラネタリウム「サイエンスエッグ」のタイムテーブルは入口前に掲示されていて、キッズ向けのプログラムも設けられているのは嬉しい。この日は、10時30分から月旅行のプログラムがあって、入館時に申し込みをしておくことで時間になったら自由席で鑑賞ができた⬇︎

科学館内は展示室が1〜5まであって、他にプラネタリウムなどが観れる「サイエンスエッグ」とイベントホール、それに休憩室で構成されている。各お部屋の当日のタイムスケジュールも入口を入ってすぐのところに掲示されていた⬇︎

・B1F 展示室1「チャレンジの部屋」/ 展示室2「からだの部屋」/ 展示室3「しくみの部屋」

それでは、各展示室のご紹介を未就学児連れ目線で簡単にしたいと思う♪
展示室は1〜5まであるので、この展示室のお部屋の順番に巡るのが子連れでのルートとしてもスムーズだった!
まず展示室1「チェレンジの部屋」。ここでは、スペースシャトルの展示がまず目をひいた。このお部屋の展示自体は、頭やからだを使って「科学する」ことをコンセプトに展示が構成されている。
現在、スペースシャトル内に入ることはできなかったのだが、宇宙を体験できる展示も多いのが特長的なお部屋♪

宇宙飛行士になりきって写真を撮ることができる顔出しパネルもあって、お部屋に入って早々に科学館に来た記念の一枚を撮影することができた⬇︎

また、モノが何からできているのかを可視化するために「実物元素周期表」なるものがあって⬇︎、子どもがいつの日か元素を覚える日がやってきたらこうした展示はわかりやすいかもしれないな〜と思いながら眺めていた。そんな日がくるのは不明だし、えっさん自身がこれまでの学生生活において元素を覚えた記憶がないに等しいので、あくまで興味をもってくれたらということで。笑。

今回、身長制限があって体験できなかったのだが体重22kg〜、身長110cm~をクリアすると、ムーンウォーカー体験もできるのだ⬇︎(マイケルジャクソン並に踊れなくてもOK!)これまで都内を中心に他の科学館にも行ってみたが、こうした月面を歩く体験ができる展示をみた記憶がないので是非子どもの条件がクリア次第チェレンジしてみたい体験だな〜と感じた♪

この部屋での息子の様子はというと、角度によってボールが落ちるスピードが異なることを体感できる展示⬇︎やボールを転がしてゴルフの穴に入れる展示、それから三面鏡・四面鏡の展示なんかに興味津々だった。ボールを使って科学の不思議を体験できる展示は、他の子どもたちにも大人気で、息子も何度もトライしたがるほど面白かったようだった!

続いては展示室2「からだの部屋」へ⬇︎各部屋をつなぐ通路はスロープのようになっていて、ベビーカー連れでも安心だった。また、各部屋の前には小さな休憩スペースも設けられていたので、小さな子ども連れのファミリーが館内をゆっくりと巡るのにもとても便利に感じた♪

こちらのお部屋では、見る、聞く、触る、嗅ぐなどの感覚を使った体験ができて、体のつくりについて学ぶことができる展示になっていた。
この時子どもたちに人気だったのが、こちらの「進化の動物園」⬇︎ゲーム感覚で、色々な動物の進化について楽しく学ぶことができるバス型の展示。まだ運転席で画面を操作できなくても見学席があるので、見学席に座りつつバスに乗る感覚で画面を見て楽しむこともできるようになっていた。

また、他にもさまざまな体の仕組みについても学ぶことができて、訪れたときは「免疫のはたらき」についての展示がされていた⬇︎ウイルスとからだとの戦いについて、大人にとっても学びになる展示だった。

こちらのお部屋の中には、フランス生まれの木でできた知育玩具である「KAPLA/カプラ:https://www.kapla.co.jpの展示もあって、子どものイメジネーションを刺激する玩具として人気があるようだ。
えっさんは知らなかったのだが、こちらの一見普通の木の板にみえる積み木は自由な表現を可能にする為に、試行錯誤の末に生み出されたサイズ、奇跡の板と言われているようだ。
こうした玩具で遊ぶことによって、何を創るかを考えることで発想力と実際に組み立てることで論理的な思考力を身につけることができるのだそう。まだ息子には早いけれど、こうしたおもちゃの存在を知れたのは良かった!!

この部屋で息子が興味を持ってくれたのは自転車の展示。最近、息子は家でも自転車を漕ぎたがるのでこうした展示があるとすぐに飛びついてやろうとする。こちらは、鏡越しに自転車を漕ぐことで脚の骨格が映し出される仕掛けになっていた。足はペダルにつかないが、やりたがりの息子は夫がペダルを漕いでいる間に自転車の前の方に座っていた。そして、鏡に映る足の骨を眺めつつ足を動かして疑似体験を楽しんでいた。笑。

こちらのお部屋では、体の仕組みを知れる仕掛けがたくさんあって骨や臓器など人の身体について視覚的に学べる展示物も多かった⬇︎

息子はまだ体の仕組みにはそこまで興味を示さず、身体を動かしながら体験できるものに夢中の様子だった。子どもが何度もトライしていたのが、こちらの「ふしぎな部屋」⬇︎という展示。傾きがある部屋の中を平衡感覚を保ちながら移動する感覚が不思議だったようで、あちらこちらにぶつかりながら移動をして面白がっていた。

続いてB1最後のお部屋である展示室3「しくみの部屋」へ。こちらのお部屋では、日々の暮らしのおける「しくみ」に注目をして音が出るしくみ、電気や水などを届けるシステム、機械のメカニズムなどについて展示されている。

こちら⬇︎はピアノの音が出る仕組みが分かるようになっていて、実際にピアノを弾くこともできる展示!この展示は、ピアノを弾ける子どもたちが楽しそうに演奏をしていて順番待ちの列になっていた。息子もはじめておもちゃではない本物のピアノに触れることができて、ずっと演奏したがって興味をもったようだった♫ピアノも弾けるし、音が出るしくみが視覚的にも分かって、とても良い体験だな〜と感じた(*^^*)

こちらはメカニカルタワー⬇︎くるくるハンドルを回すことで、色々なパーツが一斉に動くのが面白いのか子どもも一生懸命に時計回りにハンドルをひたすら回していた。これだけでも、メカニズムを理解するというよりは普通に良い運動になりそうだった。笑。

こちらは航空機の動力源として用いられているガスタービンのしくみについての現物と解説映像⬇︎
しくみの部屋では普段見ることができない機械の中身をみることができる。さすがにガスタービンのしくみに興味をもつにはまだまだ早すぎるかもしれないが、科学館の中にこういう展示があるんだな〜と知ることができたのは今後のことを考えると良かった!

こちらのお部屋で子どもが特に興味をもったのはリニアモーターカーのしくみが分かる展示だった。息子は音が出る乗り物図鑑⬇︎をよく開いて、電車や新幹線、クレーン車、船、ロケットなど色々な乗り物の音を聞いている。
そんな数ある乗り物の音の中でもリニアモーターカーのビュンといういかにも速そうな音が一番のお気に入りで何度もリピートしているのだ。


そんな超電導磁石で走る超高速のリニアモーターカーの原理なんかをこちらの展示では体感できるとだけあって、他の小さい子ども連れの家族にも人気だった♫

こちらの部屋にも自転車に乗る感覚で体験できる展示があった⬇︎ここではペダルを漕ぐことで街の模型に電気を送って発電をするという疑似体験をすることができる。

3台の自転車ペダルを一斉に定められたペースで漕ぐことで、街に灯りがついて観覧車が回転するまで頑張る!!家族3人で一緒に楽しむことができるので、早く子どもがペダルを漕げるまで成長できたら一層楽しいだろうな〜と感じた♫

お部屋によってはこうしたラボスペース⬇︎が設けられているのだが、展示室にあるラボ内では主に実験・観察・工作といった切り口で、サイエンスとの出会いとなる体験を展開しているのだそう!!
現在は、時間や曜日によって「しくみラボ」では合わせ鏡をテーマに鏡を向かい合わせに置くと、どんな世界が広がるのかを体験できたりする!タイミングで展示が変わるので、どんな体験ができるのかを事前にチェックして時間などを調べておくと良いかもしれない♫

他にもロボット博士と称された相澤次郎さんが制作した科学玩具としてのロボットも展示されていた⬇︎手相を見る占い師のイメージで製作されたロボットやお絵かきロボットが展示されていて、ロボットの歴史を知る上でも貴重な展示物なのだそうだ。

先ほどご紹介した発電の仕組み以外にも、「水のしくみ」をテーマにした地面の下の電気、ガス、水の通り道についても展示されていて、こうした普段目にすることない暮らしに不可欠な仕組みについて学ぶことができた⬇︎

「しくみの部屋の」の一番奥にあるこちらも順番待ちの列ができていた「クラージュ号の冒険」では、都市ガスがどのように家に届くのかを体感することができる⬇︎アトラクションのような感覚で、楽しむことができる展示だった。

・2F 「サイエンスエッグ」/展示室4「自然の部屋」/ 展示室5「地球の部屋」

そして展示室3を出た後は、エレベーターで2Fまで!2Fで降りて向かったのが、受付時に予約をしたキッズプラネタリウム「ペガロク 宇宙旅行」を観に「サイエンスエッグ」へ!
かつては小学生だったえっさんもこの場所でプラネタリウムを観たんだよな〜と思うと、こうして子どもとも一緒に来ることが出来たことは何だか感慨深い気持ちになった。記憶にあるよりももっと広くて、昔と変わらずに清潔で綺麗だった。席は自由席だったので、子どもが騒いでもすぐに出られるように出口付近に⬇︎

キッズプラネタリウムでは、録音された音声が流れるのではなくて素敵な声のお姉さんが優しく解説してくれたり、質問を投げかけてくれたりしながら映像が切り替わっていくプログラムだった!!
子どもも前回、科学技術館でプラネタリウムを観たよりも飽きることも騒ぐこともなく最後まで席で鑑賞をしてくれていて、えっさんもプログラムを楽しむことができるくらいに余力があった♫
すごく解説も映像も分かりやすかったので、何度も来たいと思える充実のプログラムで大満足だった(^ ^)

プラネタリウムを鑑賞をした後は、同じく2Fになる展示室4「自然の部屋」へ!ここの部屋では、水族館のように水槽もあって都内武蔵野エリアの生きものや自然環境を学ぶことができるお部屋になっている。

現在は休止中だったが、絵本や図鑑を見ながら靴を脱いで学べるエリアもあって、このときはドングリずかんについても展示がされていた⬇︎

こちらのお部屋の水槽では、生きた化石とも言える「カブトガニ」も活発に動いていて、子どももカブトガニが砂の中にもぐる様子に興奮していた。科学館の中に、こうした生きものの生態を観察できる本格的な水槽があることにもびっくりだった!!

川の魚の水槽まであった⬇︎川魚は派手さはないものの、身近にどんな魚が生息しているのかを知る良い機会になりそうだった!

また、魚と鳥類の剥製の展示もされていた!魚が泳ぐ水槽と近い場所に剥製があることで、より生態をイメージしやすいように感じた⬇︎

いつも子どもと川沿いを散歩しているとカモをみかけることが多いのだが、正確な名前が分からないのでえっさんもこちらでお勉強。笑。

こちらの「自然の部屋」にも「しぜんラボ」があって、時季によって体験できるプログラムが定期的に変わる!最近開催しているプログラムだと種や花粉、落ち葉の下にある世界、魚が浮く仕組みなど多様なプラグラムが開催されている様子だった。

そして、こちらのお部屋で子どもが特に立ち止まって興味深く観察していた展示がこちらのツリー展示だった⬇︎
武蔵野エリアの雑木林を再現しているこの展示では、木の幹に止まっているカブトムシやクワガタといった昆虫や、うさぎやへびといった小動物など、身近な生き物を見つけることができる!知っている虫や生き物を見つけると嬉しそうに指差していた♫

そして科学館巡りの最後に訪れたお部屋は展示室5「地球の部屋」

こちらのお部屋では、大きな地球の模型を囲うようにして貴重な化石や岩石が展示されていた!!

このお部屋にも「ちきゅうラボ」と名付けられたラボがあって、水晶などをはじめ石や鉱物の観察ができるプログラムが開催されていた!友人の小学生になる子どもが、石に夢中とのことで石好きの子どもは案外多いようだ!石に興味がある子どもたちには、とっても貴重な体験になるかもしれない♫

以前「国立科学博物館(参照ブログ:https://life-careerblog.com/national-museum-of-nature-and-science/)」でも企画展が開催されていた宝石についての展示も、「多摩六都科学館」では常設展の中で楽しむことができた⬇︎!

また、こちらでも武蔵野台地の関東ローム層の展示⬇︎があったりとこの地域に根ざした展示も多くみられた!えっさんにとってはこうした展示を通じて小学校6年生まで住んでいたエリアということもあって、より親近感を覚える時間となった。子どもにとっては将来、どの地域が自分にとって身近に感じるエリアになるのか今から楽しみだ♫

1F「カフェ」/ 「休憩室」、B1F 「ミュージアムショップ」

多摩六都科学館でのランチや休憩所は、1Fに集約されていた♫こうした科学館に隣接するカフェの中では、これまで訪れた中では最もこだわりを感じたのがこちらの「六都なおきち:https://tanashi-naokichi.com/rokuto-naokichi/⬇︎
麹と地元野菜の慈味深い手作りごはんが特徴で、身体思いのおしゃれカフェだった。ランチメニューはソフトドリンクとセットで1,100円〜。ソフトクリームにもこだわっていて、スイーツやパフェなんかもとても美味しそうだった!!今回はお弁当を持参してしまったので立ち寄らなかったのだが、次回はぜひ訪れたいと思える緑に囲まれた素敵な休憩スポットだった(*^▽^*)

お弁当を持ち込んで食べる場合には、別に広々とした休憩室も完備されている。全154席もあって、椅子だけではなく畳敷きのスペースもあって小さい子どもを連れた家族でもゆったりと休憩することができる!!

休憩所内にはお手洗い(男性用、女性用、多目的)、授乳室、水飲み場、自動販売機も完備されている!自動販売機ではアンパンマンのパッケージのジュースが販売されているので、ここで何も買わずに通過するのは至難の業だった。というか、子どものおむつ替えに立ち寄って息子のおねだりに根負けした。笑。

最後は出入口のあるB1Fにもう一度戻ってきて、「ミュージアムショップ」に最後に立ち寄ることに!
えっさんが小学生のときに、ここで宇宙食が売られていたことがなぜだか今でも鮮明に脳裏に焼き付いている。当時、宇宙食自体を見たのがはじめてで「どんな味がするんだろう?どんな風に食べるんだろう」と小学生ながらに興味深かったのだろうと思う。今も変わらずに宇宙食が売られていた。宇宙グミは売られていなかったような気はするのだが、天体に関するグッズも当時のイメージそのままにたくさん並べられていて何だかとても懐かしい気持ちになった。

他にも、家でもサイエンス入門として楽しめそうな玩具やグッズがメーカー問わずバリエーション豊かに揃っていた⬇︎

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

今回、多摩六都科学館に子どもと行ってみて各科学館によっても、魅力的な特長が各々あって、子どもの年齢や成長、興味によって楽しみ方のバリエーションが多様であることを痛感した。また、昔からある科学館も時代に合わせて展示内容が変化していることを自分事として体感できる機会にもなった。サイエンス入門から応用編まで、何度でも足を運んで学びたくなる科学の魅力に触れてみてはいかがだろうか。

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