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出身大学の意味がなくなる時代の到来!子どもに伝えたい貪欲に学び挑戦する楽しさ♪

・大学名が無意味になる世界の到来!?

これまでの自分の学生生活を振り返ると、やはり大学での勉強ほど楽しいと思える学びもなかったな〜と懐かしく思う♪ただその中でも、授業内容としては興味があっても先生次第でその内容に興味が持てなくなることもあったし、全ての授業が楽しかったと思えたわけではなかった。
逆にはじめは興味はなかったけど、先生の力量によって毎回授業に出るのがぞくぞくするくらいに楽しみでエキサイティングな学びとなる授業もあった。「この人は一体何者!?」と感じる別格の存在感があった先生との出会いもあり、こういう凄まじい先生と学びの出会いこそが大学で学ぶことの醍醐味でもあるな〜と感じたものだ。

また、えっさんが通っていた大学は当時、近隣の提携大学の授業も単位認定される制度/仕組みがあり、大学を跨いで孤軍奮闘して興味ある授業を受けに行ったりしていたのだ。他大学の雰囲気も新鮮だったし、交通費も別途かかっていたこともあり「絶対に身にしてやる!」という意気込みもあり、今でも当時の授業の記憶が鮮明に残っているし、そこで学んだことが今にも活きている!

さて、今回はそんな自分の人生も変えてしまうくらいの衝撃的な先生や授業から学ぶこと、それを大学の垣根を超えてできるようになる近い未来の大学のお話をご紹介。

世界的なベストセラーとなった「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」の新作として「GAFA next stage : 四騎士+Xの次なる支配戦略」が国内でもベストヒットとなっている!
その書籍の中で著者が、GAFA+Xの「最大の獲物」として「大学」を挙げているのだ!!そこで、同じように日本の大学のあり方に危機感をもっているiU大学の学長である中村伊知哉氏に「大学の未来」を聞いたときの記事が目に止まった⬇︎

まずは、先述記事の一部引用をご紹介⬇︎

ハーバード、スタンフォード、MITなど、強い大学ほど、授業をオンラインのコンテンツとして提供しています。学ぼうという意思があれば、大学の壁を越えて学べるようになりつつあるのです。

1つの大学で教育を受けるのでなく、たとえば、コンピュータサイエンスはMITで、物理学はスタンフォードで、東洋史は中国の大学でという形が可能になります。

数年後には、大学の卒業証書よりも、このような学習履歴のほうに値打ちがあるという時代になるでしょう。ブロックチェーン技術を使えば、大学をまたいだ学習履歴も証明できますからね。

GAFAのような企業が、世界中の有名教授のコミュニティをつくって、単位を認証する仕組みを構築し、その市場に乗り込めば、大学という世界は一気にひっくり返ってしまうでしょう。

「東大も早慶も『出身大学名』がついに無意味になる」東洋経済オンライン記事より引用

いかがだろうか。世界中の大学の授業を学べて、その学習履歴にこそ価値があるほんの少しだけ先の未来。
価値のある学習履歴については単位取得だって勉強の質・量ともに今の日本の大学の比ではないだろうし、この記事を読んだとき自分の意思をもって貪欲に学ぶことに価値がある時代の到来に何だかわくわくしてしまった。
きっと令和生まれの息子が大学生になるまでには、世界中の大学の在り方が一変しているのではないだろうか。

・オンライン授業が大学を変える!

以前ブログで、自分が学生のときに「この大学の存在とその選択肢を知っておきたかった!!」唯一の大学として、授業がすべてオンラインで実施される超難関大学「ミネルバ大学」をご紹介させていただいた⬇︎

ミネルバ大学は、授業はオンラインなのだが世界の主要都市を学生が移動しながら学び、都市こそキャンパスという発想で学生同士のディスカッションが授業の中心となっている。
日本人の学生もいて、現在ミネルバ大に所属しているゆじー氏は大学に半年間いて気づいたこととして以下のようなツイートをしていた⬇︎

ミネルバ大学に半年いて気付いたこと
•睡眠時間ナポレオン
•年齢は16歳から30歳まで
•1日予習最低5時間
•課題提出日はご飯抜きで缶詰
•超人だらけ
•意外と天然が多い
•優しい教授と怖い教授の差がひどい
•世界や環境についての見方が変わる
•フレンドリーな人多い
•ディベートに慣れる

引用元「ゆじー/Yuzzy🇬🇧YouTube @yuzzy_uk」2022/2/27 Twitter

この気づきを見ただけでもどれだけ学生たちが貪欲に学んでいるのか、そしてそのレベルの高さと多様性を垣間見ることができるな〜と感じたが、あなたはどんな印象をもつだろうか。

仮に世界中の大学の有名な先生たちの授業がオンラインで受講できるようになった未来の大学には、どんな存在意義が残っているのだろうか。
ミネルバ大学のように授業に対する価値というよりは、レベルの高い学生同士の深〜いつながりや他にも社会の課題に実践的に取り組んだ経験、起業支援(人脈/技術/資金すべて)などが大学の価値を決めていくのかもしれないなとこれからの大学の変化がとても楽しみになっている!!

・誰から学び、何に挑戦をするのか!?


オンライン化が進む未来の大学においては大学名ではなく、先生にしても、学生同士にしても誰から(もしくは誰と)学ぶのかが今後、ますます重要な意味をもってくるのではないだろうか。

また、大学では学術的な要素よりも、外や社会に目を向けて授業で貪欲に学んだことを活かしてどんな課題にどのように挑戦したのか、そうした「挑戦履歴」も「学習履歴」と同様に価値としては高まっていくだろうと感じる。

えっさん自身がキャリア支援の仕事を10年以上していて気づくことは、年齢関係なく学生時代にどれだけ自分で主体的に行動し、学び、挑戦したのか。その挑戦が自分にとって大きいものであればあるほど、その時の経験と人脈が社会人になって何十年と経っていても自身のキャリアに大いに活かされているという事実だ。

自分のことを振り返ると大学生のときに、エンタープライズ企業で約半年間の新規事業開発のインターンシップに挑戦したことがあった。この時まで授業では臨床心理学を中心に学んでいたこともあり、この先の進路については大学院に進学をして今で言うところの「認定心理士」を目指そうと思っていたくらいなのだ。
しかし、結果的にこの時に挑戦する過程で気づいた自分の特性からビジネスの世界に進むことを選んだという経緯がある。そして、エグゼクティブサーチ会社で働いていたときに当時インターンシップでファシリティーを務めてくれた女性に次のキャリアのオファーをするといったご縁もあった。

こちら⬇︎のブログにも書いたが、挑戦することで得られる最大の宝は「仲間」とのつながりだとえっさんは思っている。

大学の垣根を超えて学びたい人が貪欲に学べる環境構築が着々とGAFAのようなメガベンチャーによって築かれていく中で、大学の存在価値は何か?と問われたら、どんな人と、どんな挑戦をどれだけ経験できるのかと言われるようになる日もそう遠くはないのかもしれない。

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

コロナ禍を経て、かつてのルネサンスのような変革が起きようとしている。次の変革のターゲットが大学となったときには、今を生きる子どもたちが大学で学ぶ環境が一変する可能性を秘めている。子どもたちがその変化を歓迎できるよう、子どもには自ら意思をもって貪欲に学び、そして挑戦するということを小さいときから経験として積んでいってもらいたい。そして、大人も今からそうした子どもたちの学ぶ環境の変化にアンテナを張りつつ、自らも主体的に整えていけたらいいね^ ^

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