記事内にPRを含みます。

進学の選択肢として欲しかった唯一の大学!!子どもには存在を伝えたいミネルバ大学とは!?

・超難関ミネルバ大学って??

あなたは超難関大学「ミネルバ大学」をご存知だろうか。名前はえっさんも聞いたことがあったのだが、アメリカの私立大学というくらいの知識しかなかった。しかし、先日友人から概要を教えてもらって「ミネルバ大学」最高じゃん!今の子どもには目指す目指さないはおいておいても、是非とも存在の認知が広がって欲しいと思った大学だ!

ミネルバ大学(Minerva Schools at KGI)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコに本部を置く総合私立大学。実験的高等教育機関であるミネルバ・プロジェクトが、Keck Graduate Institute(KGI)をパートナーとして2014年9月に開校された。全寮制の4年制総合大学だが、特定のキャンパスを保有していないことが特徴で、学生は4年間で世界7都市に移り住みながら、オンラインで授業を受講する。

Wikipedia

この大学の最大の特徴は、在籍期間の4年間で世界の7都市を移り住みながらオンラインで授業するということだ!!

1年目:サンフランシスコ(アメリカ)
2年目:ソウル(韓国)、ハイデラバード(インド)
3年目:ベルリン(ドイツ)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)
4年目:ロンドン(英国)、台北(台湾)

すごくないですか!?最高じゃないですか!?都市こそがキャンパスって発想って素敵すぎるし、胸がときめく。
こうして文化の異なる都市を体感することでダイバーシティ&インクルージョン(D &I)な思考力を深めていくことが出来る。
少人数制でディスカッションを中心とした授業を展開しているのは多くのアメリカの大学と変わらないが、各都市のプロジェクトに全体の半分はどっぷり浸かることで、文献などでは得られない実際の課題と向き合いながらディスカッションするのではその中身には大きな差が出るというのも納得!!

大学の講義はすべてオンラインで行われる。授業は1クラス19名を上限とする少数編成のセミナー形式で行われ、教員の講義ではなく、学生同士のディスカッションを中心に進められる。すべての授業は録画されているため何度でも見返すことが可能で、音声が自動筆記で即時にテキスト化されるので、講師からのフィードバックも早く確実になるなど、学生たちの深い学びが効率良く進められるようになっている。

Wikipedia

そして、オンライン授業なので大学の立派な施設がない分、授業料がリーズナブルときている!!
費用は、授業自体は年間$13,500(約150万円)ほどでアメリカの主要大学の3分の1ほど。寮費込みで1年間約300万円程度。もちろん決して安くはないけれど奨学金なんかも充実しているので、頑張れば一般的な世帯年収でも狙える大学だ。

最近の東洋経済の記事でも「破壊的凄み」とまで評されるこの大学⬇︎。実際の合格率は2%を切る超難関校。
そうだよね、行きたい人が多いでしょうよ。

・ミネルバ大に所属するYouTuberゆじーくん

全体で120名〜200名の学生のうちミネルバ大には現在日本人が7名ほどが在籍していると言われている。

今、ミネルバ大に所属している学生で注目されているのがYouTubeチャンネル登録者数18万人のゆじー/Yuzzy さん。
中学受験をして中高一貫私立に合格したものの、日本の詰め込み勉強に疑問を感じ企業訪問やブログでの配信、海外でのインターンシップを経験した後、イギリス留学を決意し2019年9月から単身イギリスに。

イギリスでの日常なんかをYouTubeに配信している⬇︎

最近のツイートでも「過去に経験したことは全て今に繋がってる。 例えば、中学時代に始めた企業訪問で英語の必要性や留学という選択肢に出会えた。 もっと言うと、小学生の時に習っていたけん玉でイギリスで一気に打ち解けられ、一気に英語が伸びた。 無駄なものはないから今を楽しむのが一番だと思う。」と発信されていて、素敵だな〜と思った!!
きっと彼はこのまま人生をとことん楽しんでいる大人になっていくんだろうな〜。そういう学生が、日本人の若者を中心に支持を集めているのは、この国の未来にとっても希望がもてることなのではないだろか。

他にもミネルバ大学を卒業した日本人女性のネット記事を読んだのだが、アメリカに進学するきっかけはゆじー さんと同じように「模試の偏差値という1つの物差しだけを基準にしていいのか。そう疑問に思ったことが始まりでした」とのこと⬇︎

ミネルバ大学はアメリカの経済的な要素が大きい教育格差に対しての課題感から生まれたわけだが、日本においては偏差値偏重の教育に疑問をもった好奇心旺盛な学生から注目されている印象を受けた!!

・ミネルバ大モデルの大学が国内にも設立されたら人気爆発!?

えっさんは思う。こういう大学が日本にも出来ないだろうか!?

モンテッソーリ教育なんかも遅ればせながら、日本でも教育方針として取り入れられて新しい保育園や幼稚園、各種スクールが誕生している。今後、もっとその数は増えていくだろう。

それと同じように、ミネルバ大学の教育をモデルとした大学が日本に設立したら人気爆発間違いなしだと思うのだが、いかがだろうか。
えっさんはこのブログでも何度かお伝えしている通り⬇︎、日本人は表札主義的な考えから一刻も早く脱却して、これからのVUCA時代を生き抜くために必要な力を身につけるための教育をすべての子どもたちが受けられるようになって欲しい!!

二番煎じでいいじゃないか!!相手の素晴らしいところを真似て成果を出すことが、日本は得意なはずなのだ。
1年目は日本のどこの都市がいいだろう?とか、2年目、3年目、4年目の都市はどこで学びたいだろうって考えるだけでもわくわくしてしまう。

オンライン授業が普及しそれが当たり前に感じられるようなった今、ミネルバ大学の教育モデルは益々支持されていくモデルとなるのではないだろうか。

オンライン授業であるものの、寮には同じ大学の最高にユニークで知的好奇心が旺盛な世界各国の国籍の若者がいっぱいいる。
寮から飛び出し、その都市で課題を見つけプロジェクトを発足させる。そして、また戻ると寮には仲間がいてオンラインでは熱いディスカッションを繰り広げて学びを深めていく。
その4年間の経験を経た若者が社会に出たらきっと、本質的な価値を見抜いて社会に貢献するような事業を展開してくれるのではないだろうか。

そんな大学が日本にできたらとっても嬉しいし、子どもにはこんな大学があるんだよということ自体は小さい時から伝えてあげたいな〜と思うのだった!

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

学歴偏重、偏差値至上主義、教育格差、所得格差・・こういう学びの構造がおかしいことに気づいている若者は日本の中でも増えてきている。こうした教育のあり方に疑問を持ち、行動をし、そのプロセスを発信している学生が支持を集めてることは喜ばしいことだ。ミネルバ大学が既存構造のアンチテーゼになるかはこれからだが、学びの選択肢として「今はこんな学びも出来るんだよ」と子どもたちに伝えてあげたいものだな〜。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA