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書籍「おうちモンテッソーリはじめます」から学び、子どもへの言葉かけで今まさに心掛けていること3選!

・本物をバスケットに入れて名前を伝える!

以前ブログ内で、子育てにモンテッソーリ教育を取り入れるようにしたよ〜というお話をさせていただいた⬇︎

この流れでお家でもできるモンテッソーリ教育についてもう少し深く学びたいなと思い、こちらの「おうちモンテッソーリはじめます『生き抜く力』の伸ばし方」という2020年11月と比較的最近出版された本を購入し、早速読んでみた!
その中で、お家の中で今あるものですぐにできるモンテッソーリ教育として、まずは子どもへの日々の言葉かけに注目してみた。そんなわけで本日はモンテッソーリ教育の考え方を学んで、日々の育児にすぐに使える!と思ってえっさんがここ最近、心掛けていることをご紹介したい♪

おうちモンテッソーリはじめます 「生き抜く力」の伸ばし方 /永岡書店/シモーン・デイヴィス

まずは、本物をバスケットやボックスに入れて名前を伝えるという言葉かけから!!
真っ先に身近にある本物として頭に浮かんだのが、子どもがいつも食べている食べ物!具体的には、果物であれば「バナナ」「りんご」「みかん」、野菜であれば「にんじん」「ほうれん草」「かぼちゃ」など「野菜」「果物」とテーマごとに用意するところからスタートした。そして、子どもの前でゆっくりと名前を言いながら、子どもには触ってもらいつつバスケットの中に本物を入れてもらう。

モンテッソーリ教育では子どもの手に触れるものとしては、天然素材のもの【木や麻など】を推奨されているので、えっさん宅ではお家にあった木製のバスケットを使用してみた。そして次に野菜や果物以外にも、子ども用の「タンバリン」や「マラカス」、「木琴」、「鈴」といった楽器でもトライしてみた。他にもキッチン用品は、すでにあるもので簡単に揃えられる。子どもが普段使っている「スプーン」「フォーク」「ボウル」「お皿」など身の回りにある本物でOK。

数としては、3つ〜5つがスタートしてはちょうどいいようだ。似たようなものを一緒にやるほうが、新しい言葉が入ってきやすいのだそう。
そして、本物を使ってできるようなったら、レプリカでも同じようにやってみて、次に絵・カード、最後に言語カードと少しずつ難易度を上げてやってみよう!と書かれていた。

実践ポイントとしては例えば、「りんご」がどれなのかを子どもが分かっていても1歳だと言葉にできなかったりすることが多い!!そこで、子どもが「分かる」のに「言えない」もどかしさを感じずに済むよう「これはなんでしょう?」と子どもを試すようなことはせずに、3つほど並べた果物を前にして「●●ちゃん、りんごを触ってみる?」と聞いて子どもがどんな反応をするのか充分に待つ時間をにとるように心掛けている♫そうすると、子どもも少し時間を置いてから反応をしてくれるようになった!!

自分がしていることを言葉にする!

続いては、自分がしていることを言葉にするということ!子どもは大人がしていることに興味を持ち、すぐに真似したがることを日々実感するようになった今日この頃。

息子の場合は、掃除の真似からスタートした。生後半年くらいからコロコロローラーに興味を持ちはじめ、生後9か月頃には拭き掃除の真似ごとをするようになった。
1歳になってからはコロコロローラーを一人でもって歩きながら部屋中を動いて掃除をし始めたり、洗濯籠の中から洗濯物を取り出し洗濯機の中に入れてくれたりと簡単なお手伝いを進んでしてくれるようになった!!
そんな様子を見ながら、逆に子どもに真似されたくないような下手なことは出来ないな〜と日々の生活に気が引き締まる気持ちにもなる(´∀`)

日常の言動に子どもが興味をもって真似をしようとしてくれる今がチャンスだなと思い、心掛けている言葉かけが先ほどお伝えした自分がしていることを言葉にするということなのだ!!
例えば、掃除をしながら「ママはこれから床拭きをするよ〜」「今、ママは床拭きをしています。キュッ、キュッ!床を磨いているよ〜」「お家の中をキレイ、キレイに掃除しています」と言ってみたり、歯ブラシをするときにも「歯を磨きます」「歯ブラシを口の中に入れます」とか「シュッシュッ!シュッシュッ!歯をキレイにします」とか言ってみたり。

モンテッソーリ教育の本を読んでから、手や顔を洗うとき、ご飯やおやつを食べるとき、歯ブラシをするとき、掃除をするとき、お片付けをするとき、ご飯を準備し食べさせるとき、着替えをするとき、お風呂に入るとき、靴を脱いだり履いたりするとき、料理をするとき、絵本を読むとき、公園で遊ぶとき・・・日常の何気ないシーンで自分がしていることを分かりやすい言葉にして伝えるように心掛けるようになった。
こんなことが習慣になってくると、「スマホをジッと見ています」なんて言葉が出てこないように自分でも子どもの前では自然と意識するようになった!!

こんな風にして大人の普段していることを通じて子どもに日常の動作を言葉として覚えてもらう効果だけではなく、自分(大人)にとっても「日頃の言動は子どもに真似してもらっても大丈夫だろうか?」と振り返るいいきっかけになっているな〜と感じている♫

・子どもの気持ちをまずは確認する!

最後にご紹介するのが、子どもの気持ちを事前に確認する言葉かけ
これはもう生まれてすぐにでも実践すべきだったのかもしれないのだが、えっさん自身は最近になってから心掛けるようになった言葉かけ。

モンテッソーリ教育では子どもが何歳であっても、年齢にかかわらず子どもをどんなときも一人の人として対等に尊重するという姿勢を大事にしている!!
これまで子どもの日常をサポートするときに、子どもにも自分の意思があり気持ちがあることをきちんと尊重する言葉かけが足りていなかったのではないかと反省した。

最近は、季節柄もあって鼻水がよく出ていることがあるのだが、吸引機で鼻水を吸い取られるのをこの世の終わりかのように嫌がる。ただ放置するわけにもいかず「鼻水をキレイキレイしてすっきりしよ〜」と言って、暴れる手足をガードして顔を固定した状態で吸引機を当てるのだが、この吸引機の音を聞いただけで泣き出すようになってしまった。
「ごめんね〜」と言いながら、こちらが非常に申し訳ない気持ちになるくらいに嫌がる息子。
そんな様子をみながらもっと早いタイミングで、「鼻水をキレイにしてもいいかな?」「鼻水をこれで吸い取ってもいい?」なんて気持ちの確認をしてあげるべきだったのではないかと後悔したりすることも・・・。
すでに嫌がるようになってから気持ちを確認しても息子も「いいよ!」とはなかなか同意してもらえないのだけど、悲、それでも「鼻の周り触れるのは嫌かな?」「息が苦しそうだから、鼻水キレイにしてもいいかな?」と気持ちを確認するような言葉かけを心がけることは忘れずにするようにした。

大人が日頃から子どもの気持ちを確認しながら言葉かけをしてあげることで、子どももそれを覚えてくれるのだそう。また、成長してからも相手の気持ちに自然と配慮できるようになるとも聞いたことがある!!
先ほどの子どもは親の真似をするという話に通じることかもしれないが、相手の気持ちを事前に確認するというコミュニケーションは子どもが生まれてから大人になるまで自分自身の習慣としても身につけていこうと誓うえっさんなのだった。

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

子どもへの言葉がけは、親になってみてから日々試行錯誤している人も多いのではないだろうか。えっさんもまさに現在進行形で試行錯誤中なのだが、お家でも簡単にできるモンテッソーリ教育の本を読んでみて、「簡単に出来そうだし、やってみよう!」と前向きに思えたことをまずはトライしてみることから始まるのかしら?と感じた。モンテッソーリ流の言葉かけも参考にしながら、相手を大切に思う気持ちを体現できるような言葉かけが日常に溢れると、子どもも思いやりを感じ、そして育めるちょっといい毎日になるかもしれないね〜。

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