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転勤族の妻のキャリアが、これから劇的に変わろうとしている!

・リモートワークの世界的拡大とともに!

えっさんの学生時代のサークルの後輩とオンラインで話をしていて、転勤族の妻のキャリアが日本でも大きく変化しようとしていると感じた!

転勤族の妻は、転勤辞令が夫に出されるとすぐに次の新天地に向けて動かないといけないことが多い。
子どもがいる場合は子どものケアを優先しながらも、1から築いてきたコミュニティを離れ、寂しい思いを抱えた状態で新天地へ。そんな辛く寂しい思いを抱えながらも、同時に新たなコミュニティに飛び込み、その土地で馴染むことが家族と自分のためにも必要となる。
家族みんなの生活環境が整うまでは特に忙しく毎日を過ごすわけだが、知り合いもおらず孤軍奮闘することも多いのが現状だろうなと転勤族の妻である後輩の話を聞きながら思った。

話を聞けば聞くほど、本人の性格的なこともあるだろうが、その土地のコミュニティが出来上がっている中で新しいコミュニティに入る。しかも、その新しいコミュニティとも期間限定で、いつかお別れすることが前提とも言える。
家族みんなの生活環境がガラっと変わるわけで、何度経験しても慣れないし、誰にとってもエネルギーが必要なことであると思うのだ!

しかし、彼女の話を聞きながら転勤族の妻のキャリアについては、これまでのようなその土地、その土地で新しく探して職場環境も変えていかないといけない「キャリア断絶」状況というのは打開できる環境が整ってきたと言えるなと思った。
コロナ以前からも、夫の転勤で海外で暮らす日本人妻に能力が高い人が多いことから、特別な技能がなくとも出来る事務業務や海外輸入代行なんかの在宅でできる業務委託はもちろん、自分自身でコンテンツの配信、ECサイトの運営など出来ることが拡充してきていた。

ここに来て日本国内でもリモートワーク環境が整備されてきたことで、後輩も学生時代の友人から「リモートワーク」での仕事を紹介されたと言っていた。事務系の業務委託の仕事だが、やはり後輩の友人の会社も仕事の依頼は多いが、それに対応できる人がおらずに依頼主への供給が追いつかないとのことで話があったようだ。
まだまだ日本の最低賃金は低いので、地元の飲食店や小売店なんかでパートで働くよりは時給も高く、時間の融通が利くことが多い。
他にもえっさんが転勤族の妻のキャリア支援をしていて職歴として多いと思うのが、コールセンター業務だ。
これは本人の特性にもよると思うが、転勤の度に新しい職場になることは避けられず、業務知識も新しく覚え直し、かつ女性が多い職場ならではの気苦労がついてまわるようだ。
そう考えると、リモートワークの場合は慣れてしまえば仕事の依頼主や仕事に関わる人も変わらず、仕事のやり方はどの土地に行こうが変化するわけでもない。転勤しようが仕事だけは新しく馴染む必要がなくなるだけ、変化のストレスは緩和される。
コミュニティはコミュニティとして仕事とは関係のないところで築いていった方が気持ちも楽なことが総じて多いかもしれない!

えっさんも夫が転勤になったら今の状況なら赴任先についていくのも「大変さ3:楽しそう7」に思える!楽しそうの割合が大きいのはキャリアの断絶を招かなくても大丈夫な環境になってきたことが大きい。
そのため、新しく仕事を探す場合はメインでの仕事はリモートワークは外せないな〜と思う!
その上で、余力があったら週1日くらいその土地での仕事もできたらそれはそれで楽しいだろうな〜と辞令も出ていないのに想像を膨らませてみたりする( ´ ▽ ` ) あ〜自然に恵まれた土地に行きたいわ〜(心の声)

・転勤族の妻のリアルな情報発信が盛んに!

仕事の環境が変化せずに済むようになったとしても、転勤族の妻についてまわるのが、その土地について知るためのアクション。自分からリアルな情報を収集するために、動いていくことだ。

・子どものことを考えたらどこの保育園、幼稚園がいいのか。
・小学校や中学校のことを考えるならどの学区に引っ越したらいいのか。
・子どもの習い事事情はどうなっているのか。
・交通アクセスとしてはどこが動きやすいのか。
・治安はどうなっているのか。
・買い物だったらどこが便利なのか。
・地域のコミュニティはどうなっているのか。

などなど常にアップデートされた最新の情報を知りたいと思う人も多いのではないだろうか。
後輩も、転勤が決まってからその県内に住んでいる人にすごく久しぶりにSNSから連絡をしてみたり、Twitterで検索をしてDMを送ってみたり、とにかく実態に即した生の情報を求めて活動をしていた。

そんな自分自身が苦労した経験もあって、SNSで繋がったママ友とインスタグラムで「転勤族の妻」アカウントも立ち上げた。こういう行動力があるところも尊敬している。

こんな風に情報発信の選択肢が増えたことで、転勤族の妻同士のコミュニティや相互の助け合いの場が生まれたことで「キャリアの断絶」だけではなく、「コミュニティの断絶」を防ぐ手段も増えてきた。
まだまだ課題は多いかもしれないが、今まさに転勤族の妻のライフもキャリアもより多くの人たちにとって良い方向に変化をしようとしているのだ!!

・心地よいコミュニティが各地に広がった先に

これまでえっさんがキャリア支援をしてきた中でも、転勤族の妻で各地で経験を積まれてきた人は本当に逞しいな〜と感じることが多かった!!

その土地に合わせて職場以外でも溶け込んでいける術があることで、新しい職場でもすんなりと周りと関係を築きながらお仕事をされているな〜という印象をもつことも多い。
また、各地の特色や風土の違いなんかも感じてきたからこそ、これまでとは色が違う職場でも勘所よく円滑に仕事を進められていて、尊敬の念を抱いていた。
それは、転勤族の夫本人よりも妻の方がより色濃く特徴が出ており、えっさんの印象には強く残っている。

今後、転勤があったとしてもキャリアを継続できるリモート環境が整っても、それでもなお転勤族の妻がこれからも新しいコミュニティの中に入って、新しい関係を築いていくことに変わりはないだろう。
そうせざるを得ないからこそ、好き嫌いにかかわらず親しみ深いコミュニティが各地に出来るというのは、これからの時代に合ったライフでもあるな〜とえっさんは思うのだ。

健康寿命が延びている中で、子育てがひと段落して自由に生活をする場所を選べるとしたらどうだろう。
転勤族の妻にとって各地に心地よいコミュニティがすでにあるということは、自分たちだけで暮らすとしたらどこが最適なのかをすでに肌感覚として分かっているということも言えるのではないだろうか。

また、これからの子どもたちの働く場所について以前ブログにも書いたが⬇︎、子どもがいる場合は子どもにとっても将来の働く場所を考える上で、とても良い刺激になるのではないだろうか。

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

後輩の話を聞きながら「もし自分が転勤族の妻として生活をするのなら?」と自分事として考えたときに確かに大変さはあるのだが、親世代にとっても子どもにとっても変化適応力が身につくというのは、これからの時代を生きる上でこれまで以上に役に立つな〜としみじみと感じた。きっと生活の場所を変えるという転勤族のライフスタイルは、子どもが将来の働き方を考える上でも役に立つ素晴らしい経験になるのではないだろうか。

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