・子連れ節約旅の極意とは!?
ようやくこの4月で大阪に転居してから丸1年経ち、関西の地にも少しずつ慣れてきたこともあり最近は土日に子連れで出かける場所の選択肢として京都まで足を延ばす機会が多くなり、京都という土地もより身近に感じるようになった!
大阪駅から京都駅までは電車で約30分と近く、日帰りでも充分に満喫することができるのだが、まだ子どもが小さいので夕刻からはじまる京都でのイベントに遊びに行くとなると、宿泊のほうが断然楽ちんなのだ。そこで、今回は二条城の18時スタートの桜イベントに子連れで参加するために1泊2日で京都に泊まりに行くことにした🌸♪
ここのところ宿泊単価が高騰する観光地の土日でも、家族みんなでお得に楽しむことができたカジュアル旅の様子をご紹介しようと思っている。
これまで帰省を除くと子連れで宿泊施設に滞在をした回数を0歳のときから数えてみたところ、今回でちょうど20回目だったのだ!子どもが今 3歳3ヶ月なので、単純計算で2ヶ月以内に1回はどこかしらに泊まりにでかけている計算になるわけだが、1回の旅行で2ヶ所の異なる施設に泊まることもあるし、宿泊施設のバリエーションもシティホテル、ビジネスホテル、旅館、コテージ、リゾート施設、グランピング施設、会員制施設、会社の保養所など結構、幅広いものがあった!
それこそ金額的には2千円の保養所から20万円の高級旅館まで差も大きい。エリアとしても国内の15都府県に宿泊をしており、できるだけ立地も変化に富むよう意識していた。
これまで子連れで各施設に宿泊をしてみて感じたことは大人だけで宿泊をする以上に、当該施設の宿泊料金と宿泊の満足度は必ずしも比例するものではないということだ!今回のように家族3名1泊朝食付きで土日宿泊で合計 17,496円 と1万円台で充分に楽しむことができるというのも子連れ旅の良いところなのではないと思う✨
結局のところ子連れではどこに泊まるかというよりは、その宿泊を通じて子どもと一緒に何を体験するのかに重きを置いて、宿泊場所を選んだほうがいいのではないだろうか!?という結論に達したのだった。
今回の旅の目的は、NAKED(ネイキッド)がプロデュースしているアートなお花見を体感しに世界遺産でもある二条城を散策することにあった♫
なお、ご存知の方も多いと思うのが、チームラボと比較されるほどネイキッドは特にプロジェクションマッピングの国内の先駆的なクリエイティブ・プロダクションとして有名!えっさんも都内にいたときはよくネイキッドがプロデュースしているデジタルアートイベントには遊びに行っていたこともあり、今回 歴史ある京都のお城の敷地で開催されるということでとても楽しみにしていたのだ!!
イベントは、夕方からだったので15時にホテルにチェックインするまでの間に二条城にもほど近い金運スポットと言われている「御金神社」に立ち寄って、子どもと一緒に金運が上がるようにお願いをすることに✨
京都にはたくさんの特徴ある神社があるので、こうした面白い特長がある神社を子どもと巡ることも楽しいな〜と感じている!!
・「ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条」1泊朝食プラン
泊まる場所もイベント会場へのアクセスを重視して選ぶことに!今回宿泊した「ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条」は、二条駅から徒歩2分の立地にあって二条城までも歩いても行けるし、電車で1駅乗るとあっという間にアクセスすることができた!なお、京都駅から二条駅までも電車で10分もかからないくらいの距離にある!
今回も、「一休.com」のサイトから二条城に近いホテルを比較し予約をしたのだが、決め手はお値段だけではなく、カフェスペースのドリンクコーナーが充実していたことも理由としては大きい。
2021年に開業したホテルで施設も新しく、ドリンクもコーヒーに限らずカフェラテやカフェモカ、ココアに抹茶ラテまでフリードリンクで提供をされていて、味も本格的でチェックイン後にお部屋でも楽しむことができた♫
なおコーヒーは、京都発祥の小川珈琲が提供する国際フェアトレード認証のコーヒー豆を使用していて、京都の土地にあるホテルとしてのこだわりも感じられた♫
ロイヤルパークホテルズは三菱地所グループが全国展開をしているホテルチェーンということもあって、ホテル名入りの備品や設備、アメニティ類が多く、ホテルブランドとして統一感がある印象だった!!
宿泊したお部屋は、「コンフォートダブル」のお部屋で17.1平米のとってもシンプルなお部屋タイプ!テレビでは、NETFLIX、prime video、hulu、U-NEXTなどのアカウトがあれば動画配信サービスも利用することができる♫
ベッドは全室シモンズ社製で、レトロ感のあるBluetoothスピーカーも完備されており、シンプルながらホテルとしてのオリジナリティも感じるインテリアも落ち着いた雰囲気だった^^
浴槽はなくシャワーのみなのだが、ホテルの1階には大浴場もあるので子どもも大浴場でお風呂には入ることに!!また、1階にはジムスペースもあっていずれもとても綺麗だったので、ホテル滞在中の施設設備もしっかりとしており、快適に過ごすことができた♫
大浴場もシャワールームもシャンプー等のアメニティはボトルタイプで、こちらも「ロイヤルパークキャンバス」と印刷されていた。ロイヤルパークホテルズの各ホテルブランドの中で「CANVAS(キャンバス)」のブランドは、1981年〜1990年代なかばごろまでに生まれたいわゆる「ミレニアル世代」をターゲットにしているようで、まさにえっさんはターゲット通りの世代として、宿泊させてもらった!
アメニティは最近主流のピックアップでの提供で、1階にずらっと並べてある中から必要なものを必要な分だけお部屋に持ち込めるようになっている!
緑茶やほうじ茶、お水のペットボトルにもホテル名が印字されており、こうした備品類のデザインを含めホテルコンセプトがしっかりと練られているんだろうな〜という印象をもった。
アメニティ類で特徴的だったのが、ホテルアメニティを扱う商社でもある「シントワールド」のアルガンオイルの基礎化粧品のアメニティやマスクパックについては個包装タイプのものをいただけたこと!!
特にフェイスパックは、ちょっとお値段が高いホテルであっても準備がないことが多いので、これは嬉しいサービスだな〜と感じた。
子どものアメニティセットもお願いすることができて、子どもは小文字のアルファベットが書かれたクマさんのハンカチタオルを気に入っていた様子だった♫
今回、朝食込み3名で1万円台のホテルでも、ここまで子どものアメニティ類まで過不足なくしっかりと用意いただるのは本当にありがたいな〜と感じた!!
最後に朝食について!!朝食は1階のカフェスペースがビュッフェ会場になっていて、周りを見渡してみると海外からの旅行客も多い印象だった。
ビュッフェメニューであまり見かけない珍しい選択肢としては、チョコドーナッツに、京漬物店「下阪老舗」の志ば漬と合わせた厚焼き玉子サンド、それに海老もトッピングできるフォーがあったことだろうか^^
一般的なホテルビュッフェと比べても品数が多いわけではないのだが、小さい子どもにとっては充分すぎるほどの料理の選択肢があり、京都らしいメニューと、オリジナリティあるメニューも準備があったので、カジュアルなホテルの朝食としての満足度は高かった!!
お値段と実際の朝食やホテル自体の施設やサービスのバランスを考えると子連れにもとっても優しく快適で、全体的に不満な点がなく、また二条エリアに遊びに来るときは間違いなくリピートするだろうな〜と感じた滞在となった。また、ホテル周辺に飲食チェーン店が多く、子連れで夕飯を食べるお店の選択肢にも困らなかったので、京都の滞在拠点としてもおすすめできるホテルだった!!
・子連れで行く「NAKED桜まつり 2024 世界遺産・二条城」
さて、ホテルで少しカフェタイムを楽しみつつダラダラとしてから夕ご飯を食べ、行きは歩いてみんなで二条城へと向かった!!この日はとてもあたたかくて、夕べの散策にもとても気持ちがよかった♫
二条城は1603年に、江戸幕府初代将軍である徳川家康が、天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするため築城したもの!えっさんも訪れるのはどのくらいぶりか、記憶がないほど久しぶりだった。
徳川家の栄枯盛衰をはじめとして、日本における歴史の移り変わりを見守ってきたお城ということで、お城の中は国宝である二の丸御殿をはじめ、文化財や名勝が数多く見られる貴重な場所でもあるのだ✨
そんな二条城では今回の「桜まつり」に限らず、秋は紅葉にちなんだデジタルアート展も開催されるなど季節によってもまた異なる日本らしい趣を楽しむことができるということで、この日も日本人観光客よりも海外からの観光客が多い印象だった!!
チケットは前売チケットが、金土日は中学生以上で一人2,000円で、料金は小学生以上からだったので家族全員で合計4,000円でイベントに参加することができた!
入場してすぐに重要文化財である唐門で、満開の桜を見ることができるプロジェクションマッピングを楽しむことができ、子どもも食い入るように眺めていた。
その後も城壁一面に桜の花びらのライトアップがあったりととても華やかな雰囲気だった!!
園内では多様な品種の桜を楽しむことができて、訪れたのは3月だったのだが早咲きの桜はすでに咲いているものもみかけた。ライトアップの色合いも時間とともに変化をして、和楽器の音楽とフローラルなアロマの香りの演出もあった。
今回のイベントで息子が最も感銘を受けていたのが内堀の合計3分ほどの壮大なプロジェクションマッピングショー「桜月夜絵図(さくらづきよえず)」!!
全長140mの広大なキャンパスに狩野派が描いた黄金の障壁画が映し出される姿は確かに圧巻で、子どもならずとも見入ってしまう迫力があった✨
ライトアップの雰囲気も園内のエリア毎にコンセプトが異なり、いずれのエリアでも桜に彩られた幻想的な世界を楽しむことができた!散策につかれたら少しベンチに腰かけて変化するライトアップの様子を観察しているのも飽きなかった!!
出口付近には飲食エリアも用意がされており、こちらでも城壁いっぱいに桜の宴をテーマにしたプロジェクションマッピングを楽しむことができた!!
18時の開場すぐに園内に入ったときはまだ少し明るかったのだが、1時間ほど散策をしながら桜のアートを楽しんで出入口付近に戻ってきたときにはすっかり暗闇が広がり、一番はじめの唐門のプロジェクションマッピングもくっきりとした輪郭をもって楽しむことができた!!
帰りは電車に乗って1駅でホテルまですぐに戻ってくることが出来たので、子どもも20時にはいつもと同じように就寝する身支度を整えることができ、「桜、綺麗だったね〜」とデジタルアートの世界の余韻に浸っている様子だった^ ^また、今度は秋などの他の季節にも訪れてみたいと感じた記憶に残る滞在となったのだった✨
子どもには毎年成長に応じて、その季節やその土地ならではの体験を数多くしてほしい。そうした体験の機会を増やすという意味においても、宿泊場所そのものは体験の目的地からも近く、子連れでも快適で、宿泊にかける費用について抑えられると旅全体の満足度もぐっと上がるな〜と感じた。節約というとどうしても何かを我慢をするイメージがあるのだが、何かを妥協したり我慢をせずとも工夫次第で費用を抑えながらも、記憶に残る素晴らしい体験をすることができるのではないだろうか。