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日本の教育も「一方向型」から課題解決型の「探求学習」にシフト!今話題の「探求学習」に特化した学習塾「エイスクール」を調べてみた!

・「探求学習」って何?

昨日ブログで「プリスクール」について書いた⬇︎。

「プリスクールは探求学習やPBL型学習も取り入れられていいな〜と思うけど、費用が高いな〜!」という方にオススメなのが、探求学習に特化した学習塾「エイスクール:https://aschool.co.jpだ。

「エイスクール」についてお伝えする前に、改めて「探求学習」について簡単にお伝えすると・・・
2020年の学習指導要領改訂に伴い、これまでの「一方向型」の詰め込み型の授業が減少していき、今後は自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析したりするプロセスを経ながら学習する「探求学習」がクローズアップされるように!

これまでのように課題を与えられてそれをやるという外発的な動機からの学習ではなく、これからは自分の中にある「なぜ?」という疑問とか「何これ面白そう!」という気持ちとか内発的な動機から学ぶということが推奨されているのだな〜とえっさんとしては理解した。
また学ぶプロセスについても、「こうやって学ぶんだよ!」とすでに決まった方法・プロセスを用いて解決するのではなく、自分で図書館とか博物館とか行って思考錯誤しながら解決していくというプロセスが重要視されるのが「探求学習」。

すでに小学校でも探求の授業が取り入れられていて(小学生の親御さん最新情報求む!!)、自分でテーマを決めて、それをどう調べるのかも自分で決めて、調べて自分が考えた内容をまとめて、プレゼンをするという一連の流れを実際にやっているようだ。
「いいな〜、えっさんもこういう学びを小学生の時に経験をしたかった」と個人的には思ったが、子どもの特性によってはこの学習スタイルに対して、合う合わないもあることは考慮する必要があるなとも思った。
子どもだけの問題ではなく、もちろんこうした探求学習の授業を楽しんでいる子どもたちもいる一方で、探求学習の授業への取り入れ方にも地域格差があるし、先生にしてもこれまでの「一方向型」学習に慣れていた先生が、「探求学習」にやり方にシフトチェンジするのはなかなか難しそうだな〜とも同時に感じた。

「探求学習」が子どもにとっていい学びとなるためには、学校全体の取り組み方とか先生や親のリードする方法なんかが重要だと思うのだが(これまでと同じように「このドリルやりなさい!」が「この探求やりなさい!」になったら意味ないもんな〜)、本来の目的に沿って「探求学習」を実践できる大人も育っていないし、大人のマインドセットも出来ていない上では、「探求学習」に対する子どもの意欲もついていかない可能性はあるかもしれない!

・「エイスクール」ってどんな塾?

そんな探求学習の様々な課題に向き合っているのが探求学習塾である「エイスクール」のようだ。
「どんな塾ですか?」という問いに対しては、以下のようにHPに掲載されていた。

日本ではめずらしいアウトプット型の探究学習塾です
世の中の森羅万象に感動したり、道具の使い方を習得したり、知識を身につける学びを「インプット」といいます。今の時代、本や映画、ドキュメンタリー作品からYouTube番組まで、良質なインプットにあふれています。
でも、自分なりの考えを深めたり、新しい物事を生み出したり、身につけた知識をいかす学び「アウトプット」が習得できる機会は多くありません。大人になってから、仕事のやり方に悩む人が少なくない理由です。大切なのは、インプットとアウトプットを交互に繰り返す学びです。
エイスクールは、そんな「実践する学び」が習慣になる、新しい学び場です。年齢に応じた難易度で、知る・考える・動くのサイクルをまわせるように、たくさんのアウトプット・プロジェクトをとおして後押しします。

エイスクール公式HPより

説明を読む限りにおいては、探求学習の中でもアウトプットに力を入れた塾であることが伺える。
対象は、幼児〜社会人まで実に幅広く、場所は現時点(2021.8)では都内の3箇所(本郷・品川・池上)のみでの展開になるが、今後増えていきそう+オンラインでもやっているので近くに塾がない場合も、学ぶことができるようだ。

先生のプロフィールもHPに写真付きで掲載されているが、代表の岩田拓真 さんのプロフィール欄にはこんな感じで書かれていた⬇︎

a.school代表兼クリエイティブ・ディレクター。読書や音楽・美術鑑賞から自然探索まで、なにをやっても「わくわくする学び」「斬新なきりくち」を探してしまう。父親2年生として日々試行錯誤中。
経営コンサルティング会社Boston Consulting Groupに新卒入社後、コンサルタントとして修行を積みつつ、週末起業として教育NPOの運営に携わる。2013年にa.school設立、2014年より本郷校開校。京都大学総合人間学部卒、東京大学大学院工学系研究科修了(工学修士)。東京大学i.schoolの0期生。NPO法人 Motivation Maker理事。NPO法人 放課後NPOアフタースクール アドバイザー。

他の先生のプロフィールをみると、教育系をはじめとしたベンチャー企業で企画や事業開発をした経験のある若い人が多いので、既存の教育に対して問題意識を強くもって実際に行動できる先生たちの集まりなんだろうな〜と推察した。

実際にエイスクールで行われている探求学習の内容だが動画がとても参考になった⬇︎
図形を使って自分のロゴをデザインしたり、確率を学んだ上で会社四季報の情報を見ながらどこに投資をするべきかチームで話し合ったり、立体の建築模型を作りながら建築設計を学んだり・・すごく、楽しそう〜!!!これなら理数科目が苦手な子どもでも興味をもてそうと思える内容だった( ´ ▽ ` )

プログラム自体は、デザイナーや、投資家、建築士など「おしごと」プログラムを通じて算数などの教科や学問と社会のつながりを体験できるというもので、40を超えるプログラムがあった。

実際の授業料は⬇︎の通り。

【月謝】
小学1〜3年生対象 【60分授業/月4コマ】 11,000円(税込)
小学4〜6年生対象 【120分授業/月4コマ】 22,000円(税込)

サマースクール 【https://tanq-summer-school2021.peatix.com 】もあったので、小学生のお子さんがいる親御さんは、来年以降のサマースクール 候補として⬇︎と同様に子どもと検討してみても面白いかもしれない♪( ´θ`)ノ

・塾に行かなくても家で出来るゲーム!

と言っても、息子はまだ0歳なので幼児コースに通うまでも結構時間があるので、「お家でこうした探求学習のエッセンスを取り入れられないものかな〜」と思っていたらエイスクールの代表の岩田さんが今年の6月に書籍を出版していたのでこちらに掲載のゲームを取り入れつつ、実践してみようと思う⬇︎

「勉強しなさい」より「一緒にゲームしない?」 /主婦と生活社/岩田拓真

新型学習塾の授業を親子で実践

「勉強しなさい!」「宿題やったの?」とわが子をついつい叱ってしまう…そんな経験、親であれば誰にでもありますよね。でも実は、子どもが自ら「主体的に学ぶ子」に育つために必要なのは〝ワクワク夢中になれる気持ち〟です。夢中になって取り組み、学ぶ楽しさを知ることで自然と主体的に学ぶ姿勢は育ちます。国語、算数、理科、社会、英語、プログラミング、総合学習…教科の幅を超えて、思考力や判断力・表現力、学びに向かう姿勢や意欲の向上につながる最先端の授業プログラムをぜひ、おうちで体験してみてください。子どもの「夢中」がさまざまな将来の「可能性」につながっていく過程を上手に見守るためのサポート方法が満載、小学生の親御さん必読の1冊です。−出版社からの紹介文より抜粋

えっさんも息子が小学生くらいになるとなおさらそう感じるのかもしれないけど、今ですら幼児教室で同じ月齢の子どもが出来るのに、息子が全然できないこともあるのだ!
そんな時に、「家でこうするんだよ〜」と何度も正しいと思っているやり方を見せてしまったりする。
けれど、息子が全く意図した遊び方とは全く違う遊び方をすることのほうが多いのだ!そんなときに、「いや、そうじゃない」という姿勢を見せてしまうこと自体を変えないといかんな〜とえっさんは反省をした。
どんな遊び方をしても、その遊びのアウトプットをまずは「オールOKだ!!」という親の姿勢を大事に息子と一緒に遊びを通じて学びを深めていけたらいいな〜と思った。

例えば岩田さんが紹介している学びが深まるゲームの例としては、「産地収集マッピング」というのがあった。
これは、スーパーで買ってきた食材の産地を家でチェックし、白地図に食材の名前を書き込んだりシールを貼ったりしながら、オリジナルの日本地図を使って「全都道府県制覇」を目指すというゲーム。
このゲームを通じて身に付く力としては、日本の地理の見方、情報整理力 等

岩田さん曰く、「こうしたゲームのようなことを日常で楽しむような探求する文化が家庭にある子どもと、そうでない子どもでは、学びの深め方に違いを感じることが多かったので、家庭での探求文化が広がればと願ってこの本を執筆した」とのこと!!

家でできるモンテッソーリ教育についても触れたが⬇︎こういう家でできる関連の教育書籍を通じて、遊びを通じた学びをたくさん一緒にできたらお家時間も楽しいかもしれないな〜なんて思ったのだった(^∇^)

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

子どもの主体的に学びたい、動きたい、こうして遊びたいという意欲に対して、親としてどれだけ寄り添うことができているのだろうかとふと反省することがある。はじめに最短の正解を示そうとしてしまうことをやめて、一緒にどうしたらいいんだろうね?と考えたり、よしあしを決めつけずにとことん子どものアウトプットを受容する姿勢を身につけていけたら、子どももどんどん挑戦する勇気をもってくれるかもしれないね!

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