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深夜便の国際線搭乗ゲート前で本を読みながら、同じ便に搭乗する人のストーリーを想像する贅沢!

・夜の空港にはロマンがある

早く空港に行きたい!旅をしたい!って気持ちがブログにも出てしまうのだが、本日のブログはナイトテイスト(つまり感傷的に!笑)で書いてみる。
えっさんは、夜の空港が異様に好きだ。
学生時代からずっと好きで、なんでこんなにも心惹かれるのかうまく説明できるか分からないが…夜の空港の魅力について綴ってみたいと思う!⬇︎のブログで星空が好きだと書いたが、共通しているのは基本ロマンチストなのかもしれない!

20代のときからよく羽田発の深夜便で海外に渡航していた。
理由は値段が安かったからのような気がするが、仕事終わって自宅に一度帰って準備をして、空港に行っても間に合うのが深夜便の利点だ。深夜とはAM1時〜AM3時の間に出発する便のことを言う。
AM1時発だとして2時間前にチェックインすると考えたら空港到着は23時。空港内が通常時でもとても静かな時間帯だ。
特に出国審査後エリア内の照明は落ち着いていて、外の滑走路と飛行機の夜景が窓一面に広がっている。そして、飛行機がくっきりとした輪郭をもって浮かび上がってくる。

搭乗口のゲートで出発を待つときは、コーヒーと小説を手にゆったりと搭乗口付近の椅子に腰をかける。
「あ〜、夜中の2時にきっと軽食のサーブがあるので、やはりここは健康を考えて起きていたら断るか、先に寝てしまうか迷うな〜」なんて幸せなことを悩みながらコーヒーを口に運ぶ。

夜の暗い時間帯に離陸するときは客室乗務員の方も睡眠に配慮をしてくれるため、飛行機の中も照明のトーンとしては落ち着いていることが多かった。
これから渡航するという高揚感と空港と機内の静けさのコントラストが、この瞬間でしか得ることができない感傷的な気持ちにさせてくれるのだ。

・搭乗ゲートで他者のストーリーを感じる

深夜便であれば搭乗ゲート前には1時間くらい前に到着しておきたいと思っている。
理由は、直前に焦りたくないから!という理由ではなく、出発までの時間をゆっくりと味わいたいからだ。

いつも持っていく本は「カラマーゾフの兄弟」だったり「オリヴァー・ツイスト」だったり、海外の長編小説が多い。すでに読了した本のほうが読むともなく周りを見渡すことができる。
小説を読む目的は集中して物語の世界に入るというよりは、本をパラパラとめくりながらそこに居合わせてる同じ便に搭乗する人の人生を想像することにある。

スマホでは家族の写真を眺めているのだろうか。顔がなんだか穏やかだ。これから1年ぶりに家族のもとへ帰るのかもしれない。この人の家族には・・・

日本には仕事で来たのだろう。ヘッドオフィスに呼び戻されて急いで帰るところだろうか。ずっと空港内でPCを起動していたのか、目を労わるように上を見上げている。この人の仕事は・・・

…なんてことをできるだけ具体的にイメージするのだ。全くもって見当違いな想像だとしても、そうした想像をすることで同じ便に乗り合わせるご縁に加えて、更に相手に親近感が湧いてくる。
一人で飛行機に搭乗するのであれば尚更、席が離れているだけで知り合いも同じ便に搭乗しているような気持ちにもなり、孤独感や不安感が和らぐような気がする。

えっさんは搭乗ゲート付近を見渡しながら「これから向かう先に素敵な出来事が待っていますように!」と同じ便に乗る人たち一人一人の幸せを願うのだ。
こういう願いは夜中の感傷的な時刻だからこそ余計に、思いが強くなるような気がするのだ。そんな風に誰かの幸せを心から真剣に願うってなんと贅沢なひと時だろうと思う。

・夜の空港で1人出発を待つ子どもを想像する

「可愛い子には旅をさせよ」と昔の人はよく言ったものだ。
このことわざの意味はご存知の通り「子どもが可愛いならあえて家から出ることで、外の苦労や困難、辛い経験させるべきである」という意味だ。

今でこそ、快適に旅をする手段というのはたくさんあるが、小型船で海外と日本を行き来せざるを得ない時代なんかを想像すると「旅ってすご〜く辛いし、大変だったんだろうな〜」としみじみ思う。
三半規管が弱いえっさんなんて、多分目的地に着く前に船酔いで息をしているかしていないか微妙なところなのではないだろうか_| ̄|○

コロナが落ち着いたら、息子を連れて行ってあげたいのが羽田空港のT3(国際線ターミナル)だ。
以前は、休日にここの4F、5Fによく行っていた。
5Fには大好きなプラネタリウムがあり、飲食店も豊富なので飽きずにいられる。
息子には、カフェスペースもある展望デッキでたくさんの飛行機を間近でみせてあげたいたいな〜と思う!

飛び立つ様子を眺めがら、飛行機に乗りたいって思ってくれたらえっさんとしてはしめしめだ。笑。
ブログを書きながら「いつか息子も一人でも日本を発つときがくるんだろうな〜」などと考えると楽しみになる!
夜の空港についてはきっとえっさんと同じ気持ちにはならないだろうけど、笑、空港で搭乗を待つ時間が自分にとっていい意味で特別な時間になってくれたら嬉しい。

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

夜の国際線ターミナルには日中とはまた違った不思議な魅力がある。出発前の各人の思いが静けさによってよりくっきりと感じられるからだろうか。子どもがいつか一人旅立つとき、そこにはどんな思いがあるのか妄想してみるのも楽しい。もし寂しさよりも到着した先の未来への高揚感のほうが強かったら嬉しいものだな〜。

2 COMMENTS

しんや

真夜中の空港好きの人で理由が同じ人に出会えた喜びで思わずコメントをしてしまいました。
あの感傷的な時間を一人で味わうの最高ですよね!夜中の羽田便にまた乗れる日が楽しみです!えっさんさんもどうかまた、空港ライフ楽しんでくださいね!

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えっさん

>しんやさん
この度は、嬉しいコメントをいただき本当にありがとうございます!!
コメントの返信が遅くなりすみませんでした。
同じように夜の空港がお好きな方からコメントをいただけるとは思っていなかったので、思わず同志のような気持ちになりました。笑。
今はもう羽田も夜にたくさんの飛行機が飛んでいることでしょうね〜近くご予定があるのでしょうか!?羨ましい限りです。
私もしばらく一人では難しいかもしれないのですが、また夜の空港ライフを楽しめる日をこれからの楽しみに日々を過ごしていけたらと思っています♪
ぜひまた遊びに来ていただけましたら幸いです!!

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