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親世代は子どもに人生において「成功して欲しい」のか「幸せになって欲しい」のか!?

・最近のえっさんの頭の中!

この間、キャリアコンサルタントの仲間と銀座で「レモンラーメン」⬇︎を一緒にすすりながら、こんな話をした。

Photo byえっさん


仲間が会話の中で「キャリアの悩みは経済的な悩みや不安で行動できないことが多い。だから、もっとマネーリテラシーを向上してもらうことに今後は力を入れたい」と言っていた。その上で、「相談者がお金に対する不安から解放されたら、その時にはじめて前向きな本来のキャリアコンサルティングをすることが出来ると思うんだよね」とも言っていて、「確かにな〜」と思いながら話を聞いていたえっさん。
何より彼女の素晴らしいところは、この構想をすでに自ら行動に移していることだ!
「まずは自分が色々な外部のマネー講座を受講してプログラムの構成について学ぶところからはじめた」と言っていた。先行投資を惜しまず行動をして、自分が周りの人に教えられるだけのお金について学ぶ初心者向けプログラムを作ったようだ。そして、自分のことを信頼してくれる人たちを集めてマネー講座を実践しているところだと教えてくれた。

キャリアコンサルティングをする中で、自分の中では「こうしたい」という結論は出ているのに行動に移すことが出来ない人が多いことに気づき、すでに開講している講座でも例えば「その場で、一緒にふるさと納税をする」など学んだことを即実行してみることを大事にしているそうだ。
とにもかくにも、最初の一歩が踏み出せるように目の前でサポートすることが大事だな〜と共感しながら彼女の話を聞いていた。

そんな会話をしながらもえっさんが最近、考えていることは各人にとってマネーリテラシーの向上は大事であると再認識しつつも、経済的な成功だけでは人は幸せになれないということだ。社会的・経済的に成功することだけを目指すのではなく、心豊かに生きることを最初から目指したほうが幸福感が高いのではないかということ。
そのための1つのステップとして、心に余裕をもって生きる上で必要なマネーリテラシーを身につけ、お金を適切に「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」力は必要なのだと思う。ただ、その目的を見失わないようにしないとな〜ということを考えている。

お金を貯めることも、稼ぐことも、増やすことも、守ることも、使うことも全ては自分の中の価値基準における幸せを理解しており、大切な人たちとのあたたかな関係があってこそ活きると思うのだ!!

・子どもの教育についても同様に!

子どもの教育についても前述と同様に、考えている。
子どもの教育の目指すところが、社会的・経済的な成功ではなく、幸せな人生を送れることにあることが望ましいという考えをもっており以前、ブログにも「稼ぐ」力にフォーカスをし過ぎる教育ってどうなのだろう?という問題提起をしたことがあった⬇︎

えっさんは息子の保育園の入園を来年以降に先延ばしすることにしてから、普段の生活のペースを意識的にゆっくりとするように心がけるようになった。
これまで段取りが悪いことにイライラしやすいところがあったので、子どもが産まれてからしばらくは自分のペースで過ごせないことがストレスになっていた。
しかし、自分のペースがゆっくりになると自然と子どものペースにじっくりと寄り添うことにストレスを感じなくなった。「子どもには急ぐ理由がない」と最近読んだ子育て本に書いてあって、「本当に、そうだよな〜急いでいるのは大人の事情だもんな〜」としみじみと反省したのだった。
もし自分が急いでいることに気づいたら、『「いそがない人」が、いい人生を送る 元気がわく「ゆっくり力」』の書籍の内容を思い返して「ゆっくりでいいじゃないか」と自分に言い聞かせるようにしている。

100歳生きることが珍しくない世の中になるのであればより一層、子どもには保育園や幼稚園、学校生活においては特にのびのびと自分のありのままの状態を何より大切に歩みを進めて欲しいな〜と思う。
「ありのままの自分でOK!」つまり、自己肯定感が高い子どもに育って欲しいとえっさんとしても思うわけだが、よくある勘違いとして、自己肯定感が高い子どもに育てる=他者と比べて「自分は出来る」という自信ある子どもに育てると思っている人が一定数いるということだ。

自己肯定感は、ありのままの自分でいいじゃないかという感覚のことだ。良いときも悪いときも、ポジティブだろうとネガティブだろうと「どんな自分でもOKだよね」と思える感覚のことを自己肯定感という。
例えば、計算が人よりも優れていようが早かろうが、苦手であろうが遅かろうがそんな自分でOKという感覚だ。
自分が納得して計算を出来る状態であること。すなわち、他者と競うあまり問題に正解し点数ばかりにとらわれたり、次を急ぐあまり理解をしないまま次の問題に進んでしまったりということがない状態が望ましいと考えているのだ。

幸せな人生を送る前提として、子どもにはどんな自分もOKだと感じることができることが重要だと思っている。他者との比較にとらわれずに納得感をもって日々を歩める状態をサポートする。その上で、自分にとっての幸せの価値観が育っていく状態を目指すような教育環境を整える。そのために親として何が出来るだろう?ということを最近はよく考えているのだ。

・自分にとっての幸せとは何かを言語化してみる!

では一体、幸せな人生とはどんな人生なのだろうか。以前、ブログで幸せの定義って人によって価値基準が違うんだんだから、「幸せとは何か」はそれぞれ違っていて当たり前だよね〜ということを書いた⬇︎

そう、幸せを定義するためには自分にとっての幸せを定義する必要があることに気づいたえっさん。
子どもに幸せな人生を送って欲しいと思うのに、「自分にとっての幸せとは??」について、えっさん自身の中でまだまだ「ふわっ〜」としている状態なのだ。
そのため、現在の自分の価値観をマッピングするという作業を⬇︎の動画を参考にしながら、えっさんははじめた!!

この中で、「人生のやりたい30のこと」を書き出すというワークがある。
このワークをしながら、自分にとって心豊かになることを30個書き出そうと思ってトライしてみると、自分のためにこれをやりたいというよりは、誰かのためにこれをやりたいということが多いことに気づいた!!

それぞれについて、深掘りをしていくプロセスの中でまだ途中ではあるものの自分にとっての幸せが言語化出来るようになってきたのだ。
そして、実際にやりたいこと30個を全て実現しようと思うと時間は有限であることに意識的になれる。やりたいことをするには努力するための時間もお金もかかるのだという現実をきちんと受け止められるようになる。「いつかやろう」と漠然と思っているだけでは、実現は難しいかもしれない。
こうして心豊かに生きるためにやりたいことをブレークダウンしていくことで、今自分がやることもクリアになるし、子どもに送って欲しいと考える自分が思う幸せについても可視化できるようになるのではないだろうか^ ^

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

自分が子どもにとって大事だと思っている価値観について、なぜそう思っているのか。どうして大切なのか。その価値観をもとに自分が行動を起こすとき、どんなことを実現したいのか。そんなことを自分の中で言語化したり、可視化してみると自分の価値観とそれに基づいて自分が取るべき行動がクリアになる気がする。子どもにとっての豊かさを自分がどう定義しているのか、今一度自分の考えを見える化してみるための時間をしっかりと確保することも悪くないかもしれないな。

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