・【東京駅 徒歩10分】星のや東京
友人から「最近、近くの温泉をずっと検索して癒されている」という趣旨のLINEがきて、「共感します!!」とえっさん。ほんとこの1月は疲れが出てきたのか、温泉で癒されたい欲が出てきている。夜な夜な温泉付きの物件を探しては、温泉地で暮らしたいと思うくらいに疲れているのだ。笑。
さて、そんな手強い疲れを癒すべくなかなか遠出が出来ない今、家から30分程度で行ける天然温泉をピックアップしてみることにした!!まずは滞在したことがある温泉旅館「星のや 東京」からご紹介♫
こちらは地下1500mから湧き出ている天然温泉で、大手町のビル群の中にある珍しい温泉宿。
言わずと知れた星野リゾートの中でも「星のや」は格式が高く、星野リゾートが運営する圧倒的非日常感を追求した日本発のラグジュアリーホテル!しかし、「星のや東京」はホテルというよりは日本旅館で、エントランスを入ると畳とご覧の通りのまさに非日常的な和空間が広がっている⬇︎
びっくりしたのが、客室に向かうべく乗ったエレベーターも畳敷きだったこと!!エントランスで靴を脱ぐとずっと畳の空間で、旅の気分をこうした空間演出から楽しむことができる!!
お部屋もとても素敵な和空間なのだが、窓を開けるとビルがあり、仕事をしている人たちの姿が間近に見えるのがとても不思議な感じ⬇︎金曜に午後休をとって夫と泊まりに行ったので、余計に日常から隔てられたところに一足飛びでやって来たような感覚になった!
お部屋にも広々としたお風呂があったのだが、目的は温泉に浸かって癒されることだったのでお部屋のお風呂はほとんど使わず⬇︎
各フロアの真ん中にある「お茶の間ラウンジ」。同じフロアの人たちしかいないので、密にならずゆったりとくつろぐことができる。えっさんが宿泊したときは、2歳くらいの子どもを連れた1組の家族としか遭遇せず。子どもも気持ちよさそうに素足で歩いていた♪
「星のや東京」は子連れにも優しく、「ファミリーフロア」と言って子ども連れの家族専用のフロアも用意してくれていて、小さい子どもがいる家族でも安心して過ごすことができるのだ!また、 各フロア専用のお茶の間ラウンジには、子ども用のお菓子やカトラリー、遊びものも準備がある⬇︎
星野リゾートと言えば、ご当地のフリードリンク、フリーフードのラインナップが毎回楽しみなのだが、他の「星のや」と比べても「星のや 東京」のお茶菓子やおやつ、飲み物の種類の多さには驚いた⬇︎これだけでお腹いっぱいになるレベル。笑。温泉の脱衣所にも、瓶に入った牛乳やコーヒー牛乳が飲み放題であり、夫は2本で限界だったらしいけど、とてもテンションが上がったようで喜んでいた!
また、館内で無料で楽しめるアクティビティも種類がいくつかあって日本の伝統音楽「雅楽」や、日本伝統芸が楽しめるのも嬉しい⬇︎
きちんとした朝食が付いたプランもあるのだが、目的が温泉に浸かってまったりすることだったので、ご飯はつけずに宿泊!朝ご飯はおにぎり2個とお味噌汁に漬物というシンプルな軽食をいただいた⬇︎
肝心の温泉はと言うと、最上階の17階にあり内風呂から露天風呂が続いており、露天風呂からはひたすら四角い空が見えるのだ。夜は高い四方に囲まれた壁に提灯が浮かんでいて、真っ暗な夜空とのコントラストが幻想的で美しかった。温泉としての効能が特別優れているわけではないと思われるけど、畳の和空間に癒され、温泉にゆっくり浸かってまどろむという最高の時間をのんびりと過ごすことができた!!
素泊まりで子どもが添い寝でも3人家族で1泊9万くらいするので、費用だけ考えると気軽にはなかなか行けない場所ではあるものの、アクセスとしてはとても良い場所にある!遠くには行けない今、改めて東京駅徒歩10分の温泉旅館の価値を感じる!!
・【新宿御苑駅 徒歩7分】温泉旅館 由縁 新宿/【下北沢駅 徒歩8分】由縁別邸 代田
続いてご紹介するのが桜の名所でもある新宿御苑からほど近くにある「温泉旅館 由縁 新宿」!2019年5月に開業し、運営会社に知り合いがいることもあって前々から知っており、「行こう、行こう」と未だ行けておらず気持ちだけが募って今に至る温泉旅館。
シティホテルではなく、ビジネスホテルの括りになる。こちらもホテルというよりは、新宿の夜景も一望できるおしゃれな旅館!!そして、温泉は最上階の18階大浴場にあるのだが、なんと箱根「小田急 山のホテル:https://www.hakone-hoteldeyama.jp/hotspring&spa/」の自家温泉である「芦ノ湖温泉 つつじの湯」から運ばれているとのこと!
こちらはプチ療養を体験できる湯治プラン(オリジナル手ぬぐい、薬膳茶、夏下冬上特製の米麹ジンジャーエール、良質な睡眠へ誘う香りのしつらえ付)なんかもあり、2泊から温泉療養を楽しむこともできる!是非泊まりたいのが新宿の夜景を窓一面から畳のお部屋で堪能できる「YUEN スイートルーム」。朝食付きで家族3名(子ども乳児)で45,000円ほどとスイートルームでも、「星のや 東京」の半額で泊まることができる。
また、2020年9月には同じ場所から温泉を運んでいる「由縁別邸 代田」(場所:小田急線下北沢駅徒歩8分、世田谷代田駅徒歩1分)も開業をしており、こちらにはオリジナルのアロマトリートメント施術が受けられるSpa施設もあったり、美味しいお茶を堪能できる茶寮もあったり、露天風呂付きの客室まである温泉旅館となっている。価格は、朝・夕(冬はとらふぐのコースも)も付いて2名で9万円ほどと「星のや東京」の素泊まりと変わらない!このデザインと箱根の温泉を都心でとなると、予約でいっぱいとなっているのも納得の温泉旅館だ。
また、泊まるには少しハードルが高いけど、どんなところか様子を見てみたい!という人に向けても、デイユースで客室でもゆっくりできるプランが1万円くらいから予約も可能!気軽にお籠りもできる近くの温泉としてぜひ一度訪れてみてはいかがだろう!?
・【浅草駅 徒歩4分】御宿 野乃 浅草
最後にご紹介するのが、こちらも2019年開業の「御宿 野乃 浅草」!運営するのは、温泉が付いていることで有名なビジネスホテルのドーミーインブランド(ドーミーインには出張の時にお世話になっていた)を展開する企業。プレミアムな和のおもてなしを味わえるドーミーインの和風プレミアムブランド「御宿野乃」が東京に初進出したのがこちらの「御宿 野乃 浅草」⬇︎
つくばEXPRESS線「浅草」駅より徒歩約4分と立地も良く、外観も浅草に溶け込んだ下町の雰囲気が味わえる!ドーミーインと言えば、ご当地の朝食や無料の醤油ラーメンである「夜鳴きそば」が有名。
浅草の「御宿 野乃」では、いくらと海鮮小鉢が朝食で食べられたりとテンションが上がる♫ 温泉はその名前の通り黒い「黒湯」で、内風呂、半露天風呂の他に壷湯、水風呂(男性)、ドライサウナ(男性)、ミストサウナ(女性)がある。お部屋も和風なテイストに、ベッドはサータ社製。(ベッドと言えば、ホテルだとシモンズが有名かもしれないが、個人的にはサータのベッドのようが寝心地がいいと思っている!)
夫に「子連れかつ都心で温泉に行くならどこがいいか?」と聞いたところいくら丼と好きな天丼屋さんが近くにあることから食べ物を目当てに「浅草がいい!」という回答だったので、近くお籠りをして子連れでの宿泊の感想を実際の価格も含めて詳細レビューできたらと思っているので、またご覧いただけたら大変嬉しい^ – ^
追記:⬇︎実際に行ってみたレビューはこちら♫
都内にも実はユニークな非日常空間を味わえる温泉宿がいくつかあって、今は改めてその癒しの価値に気づくときかもしれない!なかなか子どもを連れての遠出は難しいけど、のんびり家族水入らずでお籠りしながら温泉に癒されたいときは近場の温泉旅館も選択肢として見直してみてはいかがだろうか。