・都市庭園「六義園」の自然って!?
ここのところ自然の中でしばらく過ごしたい欲がふつふつと湧いてくる。先日、子どもの自然体験活動である「森のようちえん」についてブログに綴った⬇︎が、子どもだけではなく大人も自然の中でしばらく過ごすことで人間性を回復する時間が必要だな〜と感じる!!
「森のようちえん」のフィールドは森や、林や里山といった自然だけではなく、都市公園もそのフィールドの中に含まれている。なかなか森の中には行けていないので、まずは近場の自然ということで、JR山手・メトロ南北線「駒込」駅から徒歩7分ほどにある【六義園(りくぎえん)https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html】に事前に整理券を発券【https://www.e-tix.jp/rikugien/】の上、夫と子どもと3人で行ってきた⬇︎
一般の入場料は300円だが、子どもについては小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料(*´∀`)♪
今回は散策だけだったので、大人2名分の入場料と往復交通費で合計1,000円ぴったりだった!年間パスポートもあって、大人1名4回分の1,200円で1枚購入することも出来る!
六義園はもともと、江戸時代の大名が自らの別邸として造営した大名庭園で、江戸の当時から見事な庭園の様子に高い評価を受けていたようだ。桜と紅葉の最盛時季はライトアップもされるなど毎年混み合うが、まだ紅葉の最盛期には少し早いためか午前中は休日にもかかわらず、人も少なくゆっくりの〜んびりと1時間半ほど散策を楽しめた♪
夫とえっさんは何回か足を運んでいるが、息子にとっては初めての六義園。全景が見渡せる場所で息子はキョロキョロと忙しそうに目で周りを探索していた。
まだ自力で歩けないので、前向き抱っこで散策。今年の6月に八ヶ岳の森林を散策したぶりに「この場所を気に入ったんだろうな〜」ということが表情から伝わるご機嫌なご様子( ´∀`)「やはり、自然に触れるって子どもにとっては心地良いんだな〜」と生き生きとした顔をみて嬉しくなったのだった♪
・子どもと水辺の生態系を観察する!
六義園は小高い築山と広い池が特徴的で、園内では多様な生態系を観察することが出来る!!当面休止中とのことだが、通常時であれば土曜/日曜/祝日の午前11時と午後2時に無料の庭園ガイドに参加し観察をすることも可能。
池にはカルガモやキンクロハジロをはじめカモ類を多く見かけることが出来る。すやすやと寝ているカモさんや、スイスイと優雅に泳ぐカモさんたちに、子どもの目は釘付けになっていた!!
また、庭園内は鳥の多様な鳴き声を聴くことができ、あちらこちらに色々な大きさのどんぐりが転がっていたり、大きなススキが風にゆらゆらと揺れていたりと道の途中、途中を歩きながら周りを観察していると忘れかけていた感覚が研ぎ澄まされる感じがするのだ。
ぜひ訪れた際は登って欲しいのが、六義園全体を見渡せる展望スポットだ。えっさんが木と土で出来た階段を登っていると、前の方にいた小学校低学年くらいの子どもたちが「どんぐりだ〜どんぐりがたくさんある!!」と言いながら、木の実を拾いつつ階段を登っていく姿がなんとも微笑ましかった♪
その様子を見ながら「森のようちえん」のブログの中でも少し触れた「森のようちえん」での散策の様子を思い出した。見学に来た大人が子どもたちと一緒に森に入ったとき「なんでこの道はこんなに素晴らしいんですか」と問いかける場面があって、それに対して「この道が特別に素晴らしいのではなく普段意識していないだけで、見えていなかったものが今日は見えているからそう感じるのだ」といったやり取りがあったのだ。
早く展望スポットに登ろうと上ばかり見ていると、どんぐりがたくさん落ちていることにも、道端の花や実が豊かなことも気づけないのかもしれない。
・六義園内・周辺のオススメスポット!
さて、六義園を時間をかけてゆっくり散策するためにも途中の休憩スペースと、散策後の園外周辺にあるオススメのスポットご紹介しよう!
まずは六義園内で有名なお茶屋さんから!!
六義園に訪れたことがある人なら一度はこちらで休憩することを考えるのではないだろうか。庭園の全景を眺めながらお茶と和菓子をゆったり気分で味わえる【六義園 吹上茶屋:https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13026210/】さん(園内マップ左上)は人気が高い!!
以前、夫と二人で行ったときの抹茶と和菓子のセットは510円だった⬇︎のだが、現在はこちらのセットは一人850円になっていた!!お値段は場所に相応しい価格に更新されたものの景色を眺めながら、お茶をしたいときに一度は足を運んでみて欲しいオススメのスポットだ。なお、赤ちゃん連れの場合は、屋外ではあるもの店内は狭いため寝ているときに抱っこ紐で利用したいところ。
他にも、園内マップ右下の【休憩所:https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13154831/】では「あんみつ」や「おしるこ」なんかもいただくことが出来る⬇︎こちらの方が赤ちゃん連れでも気兼ねなく、利用しやすいかもしれない!
最後に子連れにオススメの園外スポットのご紹介。
まずは、正門を出るとすぐ目の前にあるのが「えほんとおもちゃのお店:https://www.froebel-kan.co.jp/shop/toy.html」。児童書の出版や、教材・遊具の販売会社の直営店で、アンパンマンのおもちゃが多いのが印象的。0歳〜6歳の子どもの誕生日月には来店時にプレゼントもいただけるようなのでチェックしてみよう!
また、散策してお腹が空いたらランチに検討したいのが次のお店だ!!
有名どころは、こちら⬇︎の【総本家 小松庵 駒込本店:https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13012329/】。お店の雰囲気も良く、お蕎麦の名店ということもありお値段は普通のせいろでも約1,200円ほど。キッズメニュー(880円)もあり、家族連れも多いお店だ!!
さらに、えっさんが個人的に好きなお店が駒込駅からすぐのところにある。その名も【自然野菜レストラン ナーリッシュ:https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13150887/】。
無農薬・無肥料の自然栽培野菜にこだわったお店で、最近よく見かけるようになっった【大豆ミート】で作られたチキン南蛮や唐揚げ、酢豚、油淋鶏なんかが本格的に味わえてとってもヘルシー。
こちらは入口が2階に階段で上げる必要があるもの、ベビーカーでも入店もOKでランチタイムのみキッズメニュー(770円)もあって子連れにも人気がある!
都市の公園の中で緑の中をゆったりと1時間くらいかけて散策できる場所に子どもを連れて行くことは、自然体験活動の1つでもある。また、大人にとっても気持ちが和らぎリフレッシュすることが出来る。これまで目的を定めていつも散策していたというあなたも何の目的も、ゴールも設けずに今ここの自然や生態系を心赴くまま、子ども興味が赴くままに見つめてみてはいかがだろう。