・今、人気のブルーベリー狩りとは!?
えっさんは果物の中でも特にブルーベリーが大好きで、「子どもの朝食には、簡単なブルーベリーレシピを♫」という趣旨のブログを昨年夏に書いたほどだ⬇︎しかし、現実はと言うと・・子どもが普通食を食べられるようになっても、憧れの手作りブルーベリージャムを作ったり、ワッフルやクレープを焼いて一緒に朝食として出すなんてぜんぜん出来ていない(T ^ T)!子どもが生まれからと言って、もともと朝に弱い自分が朝活をするなんて難儀だな〜と日々実感している今日この頃。笑。
そんなわけで、我が家ではパックに入ったブルーベリーは洗って、そのままお皿にぽんっと丸ごと入れて、手でありのままの姿を食べる食べ方一択となってしまっている。
子どもには毎食後、デザートとして何かしらのフルーツを出すようにしているのだが、1歳ながらすでにフルーツの中にも好き嫌いがでてきている。「あぁ〜、つい半年前まであんなに大好きだったバナナを、今では食べてくれないなんて・・・」と思うことも多くなり、好みもこの短い期間で変化しているのだ。
幸いにも、今のところブルーベリーは丸ごとスナックと同じ感覚で手で摘んで食べてくれるので、好きな果物として彼の中で分類されているようだ。こんな感じ⬇︎で2〜3種類の季節のフルーツを出しても、ブルーベリーから真っ先に手を伸ばすほどなのだ。
「これはイケる!」と感じ、子どものブルーベリー熱が冷めないうちにと思って、今回企画したのが「ブルーベリー狩り」だったのだ!!
これまで果物狩りと言えば、「いちご」「ぶどう」「なし」「さくらんぼ」が真っ先に頭に浮かぶ候補の選択肢だったので「ブルーベリー狩り」は、えっさんにとっても未経験!
父親に「どこか良いところはあるかしら?」と相談したところ、実家から車で行くことができる埼玉県鴻巣市にある減農薬ブルーベリー農園「Blueberry Farm かわさと」さんを探して事前に予約をしてくれた。感謝!
そこで、先日家族みんなでお邪魔させていただくことになったのだ⬇︎
車で畑の中をくねくねとしながら目的地の農園に到着し、駐車場に停車している車のナンバーを見ると埼玉県以外の場所からも関東圏中心に多くの人が訪れている様子だった。
ブルーベリー狩りのコースには2種類あって、「食べ放題60分(大人1,800円)」と「摘み取り60分(大人500円)」のコースがあった⬇︎摘み取りのコースは果物を狩っている間は食べることができず、摘み取って籠に入れた分を100g 350円で別途支払って購入することになる。ちなみに籠いっぱいにブルーベリーを獲るとお値段にして1万円くらいだと事前に教えていただいた!!
今回は、子どもに狩ってもらう時間を多くし、体験を重視するために「摘み取り60分」のコースをチョイスした!
掴み取りのコースは、料金は4歳以上からなので大人の人数分だけ事前に料金をお支払いすることになる。
・ブルーベリー畑の種類と遭遇した生き物たち!
スタッフの方が最初に園内をひと通り案内してくれたのだが、とても広々としていて太陽の光をたくさん浴びて育っていることが伝わってきた。園内には、ブランコが設置された和やかな休憩スペースも用意されていた⬇︎
無料で冷たい麦茶も用意してくれているので、暑い日はこうした休憩スペースで涼みながらブルーベリー狩りを楽しむことができる。
品種もたくさんあり、その時季の食べ頃の品種を丁寧に教えてくれて、はじめて知ることばかりでとても勉強になった。ブルーベリーは軸の付け根(実の部分と軸の接続しているところ)まで黒く色づいているのが完熟していて食べ頃なのだそうだ!
「どこから狩ろうかな〜」と園内を探索していると、子どもはブルーベリーの木を見るのではなく、その下でピョンピョン跳ねている生き物たちに興味津々の様子ではないか。ここでは、バッタやコオロギ、全長3〜4cmの小さなカエルたちに触れるのにも良い経験となった!!
いつもは初めての生き物に触れるのにかなり慎重な息子も、バッタについてはなぜか手にとって、バタバタと自分の手から飛んでいってしまうまでじっと観察していたほど⬇︎
人が歩いた形跡が少ないブルーベリーの木と木の間を歩いていると、小さな20〜30匹ほどのカエルたちが次から次にピョンピョンと一斉に跳ねていた!こうした小道を慎重に一歩進んでいく毎に、生き物たちの躍動感を覚えて途中から本来の目的を忘れるほどに「とてもわくわくするな〜」と感じた。
えっさんが「カエルのうた」を口ずさむと、子どもの中でも歌の歌詞と目の前で飛び跳ねるカエルが結びついた様子で、土の上に立って歌を口ずさみながら元気に飛び跳ねていた!笑。
子どもにとっても、こんなに多くのカエルに遭遇するなんて滅多にない貴重な機会だったことだろう。畑にいる生き物たちに近い距離で触れられたことは、大きな動物だけではなく、小さな生き物たちに対しても興味をもつ機会になったのではないだろうか!?
・ブルーベリー狩りは1歳児でも大きな達成感が味わえる!
さて肝心のブルーベリーだが、ご覧の通り実がたくさんきれいに付いていた!!まだ熟していない着色前の赤い実とのコントラストもきれいだった。付け根まで黒っぽい大きな実を試しに手でとってみると、力はまったく要らずにぽろっとすぐに収穫することができた!!
子どもにとってもブルーベリーは狩りやすい様子で、何回かお手本を目の前でみせるとすぐに自分でもやりたがってくれて、面白いようにたくさん収穫することができていた。
「赤い実ではなくて、大きな黒い実を獲ろうね〜」と伝えると1歳児でも理解できる様子で完熟した実だけを獲ることに成功していたのには驚いた⬇︎しかも、「この場では食べないよ〜」と伝えると約束を守ることが出来ていたことに子どもの成長を感じた。
ブリーベリー狩りでは「自分で出来た!」という達成感が本人の表情を見ていても感じとることができたので、何だかこちらまで嬉しい気持ちになった!!息子もこの出来たという達成感が自信になったようで、自分の背丈でも届く実を探して一人で籠を抱えて、すたすたと歩いていたのも頼もしかった(*^^*)⬇︎
子どもが一人で収穫した分のブルーベリーを最後に計量してもらった!!約1時間あまり炎天下の中で夢中で頑張り、「結構、籠の中に入っているな〜」と感じたのだがお値段にして400円ほどで購入することができた⬇︎
ブルーベリーをビニール袋に入れてもらったら子どもはすかさず食べたがって、帰りの車の中でもずっと袋に手を入れてもぐもぐ満足げな表情を浮かべて食べている姿が印象的だった(^_^)
きっと自分で収穫したブルーベリーは子どもにとっても格別な味だったのではないだろうか!?
子どもにとって「自分で出来た!」という経験の積み重ねが、更なる好奇心の醸成につながり「もっとトライしてみよう!」と思える挑戦心を生み出すのかもしれないな〜と感じたブルーベリー狩り体験だった。
果物狩りや野菜の収穫の体験は、そこにいる生き物との触れ合いも楽しみつつ、食べ物が自分のお皿に運ばれるまでのプロセスを想像できる力を育んでいくことの一助になったら嬉しいな〜。