目次
・はじめに

日々家の中でもくもくとPC画面に向かって仕事をしていると、緑が恋しくなってちょっとした観葉植物が目に入る位置にあることが日常の癒しとなる今日のこの頃、あなたはどんな自然や植物の力に癒されているだろうか!?
さて、先日そんな緑を思いっきり愛でようと【琵琶湖】をぐるっと4歳児の息子を連れて、2泊3日で1周半ドライブしてきたときのお話について!
滋賀県には大阪に引っ越しをしてから訪れるようになったのだが、「緑と水が豊かで、自然の雄大さを肌で感じられるとってもいいところだな〜」と毎回、訪れる度に感じる。
今回はアクティビティについては費用面についても節約を意識しながら、いかにファミリーで満足度高い滞在を実現できるのか試行錯誤してきたので、そのときのリアルな奮闘の様子をご紹介できればと思っている♫

アクティビティ以外のお宿やレンタカー代は今回も費用をおさえて、1月のスキー滞在時にも宿泊した奥琵琶湖にある宿泊施設へ(参照ブログはこちら)!GW中の休日で、3人で素泊まりだと合計7,150円/泊と今回もリーズナブル✨
レンタカーも昨年、福井に行ったときと同様に、株主優待で基本料金30%割引でガソリンの給油代を入れても1日あたり約10,000円だった(参照ブログはこちら)。
また、大阪を抜けるのに祝日の混雑渋滞も考えられたので、京都駅から2駅の大津駅(大津駅までは大阪駅から快速電車で40分)からレンタカーを借りることに。そうすると、車の混雑もおおむね回避できたので、労力の面でもストレスがなくて子連れでの観光ルートとしてもおすすめだった!
今回の宿泊施設である「GFC奥琵琶湖レイクシア」には、別途事前予約で森の中でサウナやジャグジーを楽しむことができたり、湖をみながらヨガを楽しめたりと大人な楽しみ方もできる。
ただ今回は、子どもと一緒に朝から湖畔沿いや森の中を自由に散策する時間を一番大切に、施設での滞在時間を楽しむことにした!
琵琶湖の中でも周遊して改めて感じたのは特に奥琵琶湖のエリア(琵琶湖の最北端エリア)は、人工物が少なく周りが森林と湖に囲まれているのでただそこに足を止めて景観を眺めるだけでも、心からリラックスできる時間を過ごすことができるということだった!!

旅の計画段階で、子どもの就寝時間を考えて夜はいつも通り20時過ぎには寝られるようにスケジュールを考えることに!
今回はホテル棟にある和室のお部屋で、前回と同様に寝る時はお布団を敷くスタイルだった。そのため、息子のリクエストでいつも息子が使っている毛布を持参したところ入眠がとてもスムーズだったので、今後も就寝時間を整えたいときはお気に入りのかけ布団を圧縮袋にいれて旅行時に持参することを決意したのだった!笑。
また、お風呂の前にも軽く運動をすることを考えて、滞在時は2夜連続で夕食後にお部屋貸切でのビリヤードや卓球を予約(無料)したりと日中のアクティビティ以外の時間も身体を動かしつつ、お金をかけずに運動する時間を確保することができた。
なお、息子はビリヤードも卓球も興味津々でオリジナリティ溢れるやり方で全力で取り組んでいた!夫とえっさんもその間に卓球の真剣勝負をしていたら息子から「大人なのに子どもみたい!」と滞在中何度かからかわれることになった。笑。

・節約ポイント① 食事は地域のスーパーと道の駅で調達!【平均500円/人】

では早速、今回の子連れ節約旅でのポイントについてご紹介したいと思う!やはり、まずは食事から!
食事については、「地元特産のものも食べたいし、できれば季節の美味しいものを食べたいな〜」と毎回思うのだが、1食あたりの外食コストも抑えたいところ。
そのため、今回は「道の駅で朝食を!昼は軽めに、おやつタイムはちょっとリッチに、そして地元のスーパーで夕食を!」をモットーに調達をした✨
こちらは実際に朝食で訪れた場所。「奥びわ湖 水の駅(道の駅「塩津海道 あぢかまの里」)」でのかしわ餅などの季節のお菓子や、手作りの軽食!⬇︎

京都や福井が近いこともあり、地域の名物「焼さば」や「鯖一本寿司」が販売されていた!また、京風のだし巻きたまごもみるからに美味しそうだった♡

こちらの道の駅では、鮒寿しで有名な魚助(うおすけ)さんが作った、ボリューミーなサンドイッチ各550円を夫と息子は選んでいた!

えっさんは、併設されていたベーカリーにあった「怪獣レモンのミンチカツサンド」500円を選ぶことに!
こちらのミンチカツは広島県尾道産の規格外レモン「怪獣レモン」を使用したミンチカツで、昨年「天橋立」に遊びに行った際に同じように道の駅に「怪獣レモンメンチカツ」があってとても美味しかったので、選ぶことにしたのだ(参照ブログはこちら)!

こちらが実際に購入をした朝食!!なかなかのボリュームで、息子は半分くらい食べて「ごちそうさま!はい、プレゼント!」と言いながら自分の分を渡してくれていた。笑。

こちらは、2日目の朝食で立ち寄った「道の駅びわ湖大橋米プラザ」からの景観!琵琶湖大橋と琵琶湖の眺望を楽しめる無料休憩スペースもあって、道の駅で買ったものを食べることができた!

こちらがSNSで話題になったという近江米を100%使用した大迫力のみたらし団子「ギガ団子」!確かに直接みてみるとかなりのインパクト!!

が、今回の目的は朝食ということでお惣菜やお弁当のコーナーに行ってみることに!すると、なかなか珍しい具材が入ったおにぎりや、具がごろっとはいったちまきおにぎりがとても美味しそうだった!!ちまきとエビが両方大好きな息子は即決で「えび入りちまき」をチョイスしていた!!「ちまき」は400円で、具材がたくさん入った「おにぎり」は380円だった。

夫はちまきにプラスして、「近江牛カレーパン」も半額の200円で購入していたのだが、とても美味しかった様子だった。

こちらは栗が入った「ちまきおにぎり」!⬇︎
やはりボリュームがあって具もたくさん入っているので朝ご飯としても、満足度が高かった!!他にも夜は地元のスーパーで「かしわ餅」を買ったりと季節イベントにちなんだ食事を美味しくいただくことができたのだった♫

・節約ポイント② メタセコイア並木でカフェタイム!【合計930円】

お次は日中のアクティビティについて!
滋賀県に来たからには、やはり風光明媚な自然の豊かさを満喫するというのが一番の楽しみ方なのではないか!?と思っている。そのため、ずっと景観を拝みに来てみたかった「マキノ高原のメタセコイア並木」を初日に訪れることに!!
季節によって春は新緑、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪化粧と多彩な色彩で迎えてくれる並木道で、約2.4kmの道の両側に約500本のメタセコイアの景観は、新・日本街路樹百景にも選ばれているのだそう!!
車で並木道の真ん中を通るときに思わず「お〜!!」と声が出てしまうほど、テンションが上がる美しい景色だった。
「マキノピックランド」内の無料駐車場を利用することができて、散歩するだけであれば費用もかけずに楽しむことができる♡

馬車に乗って散策することもできる様子で⬇︎、この日は運良く晴れやかな天気でこうした馬車が走る長閑な風景に心が和んだ。GW中の祝日でも思っていたよりは観光客もそこまで多くなく、のんびりとした平和な時間が流れていた。

並木道すぐ側にある「マキノピックランド」では、カフェやグランピング施設、レストランに果物狩りなんかも楽しむことができる♫
また、2025年4月にオープンした「メタセコイアと馬の森」は、”人と馬と大地” が共生する観光養老牧場として誕生しており、馬との触れ合いもできるということで、今後の楽しみ方のバリエーションが拡大していた!!


今回は景色を堪能しつつ休息をとるために滞在し、時間も15時ということで息子はキッチンカーで販売されていたあたたかい「北海道夕張キングメロンパン」300円に、つめたい「いちごミルクのジェラート(シングルサイズでも大きい!)」500円をカフェタイムに選んでいた!
ドリンクを別途購入しても1,000円以内で、ちょっと特別なカフェタイムを過ごすことができるお得な場所でもあった✨

・節約ポイント③ 琵琶湖畔の公園で季節の景観を満喫!【合計200円】

宿泊施設でもそうだったのだが、やはり【琵琶湖】を周遊するからには琵琶湖の多彩な湖畔風景も堪能したいということで、入園無料の「大津湖岸なぎさ公園」にも訪れた!!
なんと全長4.8kmにわたって続く細長〜い公園で、乗船したクルーズ船の前後の散策でそれぞれ訪れた。
公園のエリアに合わせて駐車場も点在しており、今回訪れた2つの駐車場は30分まで無料で、30分以降30分毎 100円という金額設定だった。そのため、公園の駐車場の場所を変えて1時間弱×2回 散策しても駐車料金は合計200円とお得に琵琶湖の様々な表情を楽しむことができるスポットだった。

水遊びができるビーチ沿いを散策したり、膳所城跡公園というお城跡に遊具がある公園で少し遊んだり、釣りをしている人を観察しながら松の並木道を散歩したりと、琵琶湖の景観をさまざまな背景とともに一望できるスポットになっていた。
また、2025年3月に滋賀県近江八幡市に本社を構える和菓子店たねやの新店舗である「LAGO大津」がオープンし、美味しい和菓子の販売やカフェ、体験ツアーなんかを企画されていたり、公園内にはキッチンカーの出店やイベントなんかも開催されており、おしゃれなエリアも!

大津港にほど近い公園内の立地では、この日乗船した「ミシガンクルーズ」というクルーズ船も遠くに見えたり、訪れた時季には「芝桜」もとてもきれいだった✨
やはり人が多すぎないのが嬉しいところで、子どもも車から降りるなり「あ〜やっと、空気をすえる。笑」と言いながら背伸びをして楽しそうに公園内を歩いたり、走ったりして、良い運動になっていた!!

・節約ポイント④ ざりがに釣りになまず遊具!入園無料のこどもの国【合計2,050円/ランチ込】

今回の旅で一番最初に訪れたのがこちらの入園料無料の「滋賀県立びわ湖こどもの国」!これまで訪れた子連れスポットを振り返ってみると、都道府県が運営している施設は特に「お値段以上だな〜」と感じるスポットが多い。
今回も、駐車場代500円に、有料のアクティビティ300円、子どもの分のお弁当700円の注文をして駄菓子やアイスを買っても家族全員で約2,000円の高コスパで半日満喫することができた!

公園内は芝生も広々と大きな遊具がたくさんあって、テントを張ったりレジャーシートを敷いたりしてピクニック気分を満喫している家族連れが多かった!!
公園内の遊具も面白く、滋賀県といえば琵琶湖に生息する固有種の「ビワコオオナマズ」が有名で、ナマズ型の特徴的な大型の遊具でも遊ぶことができた。

他にも園内には子どもが楽しめる無料の大型遊具がたくさんあって、有料のアクティビティを申し込まなくても充分に外遊びを満喫することができる♫

今回、「滋賀県立びわ湖こどもの国」について調べてみる中でホームページを拝見していたら息子も大好きだった絵本「おべんとうバス」を再現したお弁当を700円で販売しているということで、こちらのお弁当も目的で訪れることに。
事前に前日までに電話で予約をし、当日レストランで受け取ることができた。息子とは一緒に車内で絵本を読んでいたので、実物をみてとても喜んでくれていたことが印象的だった!!こういうランチは今後も絵本を読む度に話題にもできて、楽しくていいな〜と感じた。

開けてみると兜をかぶったおにぎりさんもいて、「あ、兜かぶっている!あれ、でもおにぎりさんが1つ足りないよ!」と絵本との間違い探しのように気づいていた。笑。

持参したレジャーシートを敷いて、夫とえっさんのお弁当は朝作っておいたおにぎりや卵焼き、からあげといった持参したものを食べることに!!考えてみると公園で家族揃ってお弁当を食べる機会というのもなかなかなかったので、こうした旅先でピクニックするのも節約にもなるし、印象的ないい思い出にもなるな〜と感じた♫
この日は幸いなことにお天気に恵まれて外に長時間いたのだが、屋内にも無料で楽しめるアクティビティがあって、卓球やプレイルーム、0歳〜2歳までの子どもが遊べるスペースもあり、雨であっても楽しむことができそうだった!!


何かを有料で申し込んだり、借りるときは一度受付を済ませる必要があったのだが、受付横には駄菓子コーナーもあって、子どもも大喜びだった。

屋内にあったプレイルームでは、ボルダリングできる壁や大きめのブロックが置かれていて、受付からも近かったので一人がアクティビティの受付をしている間に、もう一人が子どもをプレイルームで遊ばせて時間を待つこともできたりと、時間の有効活用にもなった!


屋内の空きスペースには、絵本をはじめとした書籍や大きい将棋やオセロもあって、息子も最近ルールを覚えてできるようになったオセロに夢中になっていた!!

今回、せっかくなのでなかなかこういう機会ではないと体験できないような有料イベントも申し込みしてみることに!

屋内スペースにも未就学児が楽しめるエアートランポリン200円といった遊具もあったのだが、今回はお外でのアクティビティを重視してみることに!!

とても人気で申し込みが多かった様子だったのが、5歳〜6年生まで楽しめる5分1名300円のアクアロールだった!⬇︎3月に淡路島の遊園地で楽しんだときは親も一緒であれば4歳でも楽しめたのだが(参照ブログはこちら)、今回は年齢対象外だった。

その代わりに同じく淡路島の遊園地にあって子どもが喜んでいた芝すべり そり貸し出し10分100円を申し込みすることに!
そんなに高さがなかったので4歳でも親の付き添いなく一人で滑ることができて、時間いっぱい余すことなく滑り尽くしていた。

また、個人的に一番良い体験だったな〜と思ったのが、こちらの10分200円で体験可能な「ざりがに釣り」!⬇︎
午後の時間にスタートしたためか、ザリガニたちが全く餌に興味を示さず難易度の非常に高いアクティビティだったのだ。笑。餌を挟んでもらうようなイメージで釣り上げても途中で重さからぽちゃんと水の中に入ってしまう。これを何度も繰り返すので、息子も「これ、難し過ぎる」と言いながら一生懸命に釣りに挑戦していた。

結果的に一緒の時間にスタートをした誰ひとりザリガニを釣り上げることはできなかったのだが、釣るための工夫を繰り返して、それでも結果がでないことに「悔しいな〜」と感じることも息子にとって良い機会になったのではないかな〜と感じたのだった!!
・節約ポイント⑤ 琵琶湖をとことん探求できる体験型博物館【合計1,680円】

続いても、県立の施設である「滋賀県立 琵琶湖博物館」でのアクティビティについて!
こちらは、いわゆる博物館の展示だけではなく、水族館のようなエリアや体験型の展示も充実している、2020年10月にリニューアルしたとてもきれいな博物館。料金は、大人の観覧料840円/人、子どもは高校生まで無料の施設!!
この展示充実度で、観覧料が大人一人1,000円以内というのは非常に満足度が高くいち押しの施設だった。

1Fと2Fに展示スペースが分かれていて、吹き抜けのエントランスからは琵琶湖も一望でき、屋外スペースでは空中遊歩道もあり、博物館でありながら琵琶湖の景観も楽しむことができる✨

1Fのミュージアムショップやレストランも充実していて、琵琶湖にちなんだ限定商品の購入が可能!!個人的にはこちらのナマズのぬいぐるみがレア感があっていいな〜と感じた!⬇︎

子ども連れでおすすめの体験してはまず1Fにあるディスカバリールーム!⬇︎こちらは五感で学び発見することのできる体験型の空間ということで、入場に人数制限があり時間入れ替え制で別途料金はかからず利用することができる。
この日は日曜で来場者が多かったものの10時に入館をして、11時からと午前中の時間枠を確保することができたので、入室までの1時間は自由に館内をめぐることができる時間があった!!

実際に11時の集合時間に入室してみると、子どもたちに一番人気だったのはこちらのザリガニ操縦体験!⬇︎

中に入ってザリガニのハサミを操作をして、ミミズなんかを捕まえたりと息子にとっては前日に釣りをしたザリガニに、今度は自分がなることができるという貴重な当事者体験の機会となり、ハサミの操縦も一段と気合が入っていた!
他にも本物の化石を触ったり、昔の民家が再現されている場所で井戸水を汲んだり、当時の服に着替えて囲炉裏をみたり、黒電話をかけたり、すごろくをしたり、動物の音を聞いたりと制限時間いっぱい楽しむことができていた様子だった♫

次におすすめだったのが、同じく1Fにあった琵琶湖にちなんで国内最大級の淡水生物の展示がされている水族館のようなエリア!トンネル型の大きな水槽もあり、水族館そのままの雰囲気だった。

こちらの水槽では、愛しのナマズにも会えたりと湖の中の世界を体感することができた♡

展示室内の体験スペースとして、どじょうにも実際に触ることができて「わ〜!!ぬるぬる〜!!!」と独特の手触りに興奮気味だった!!

また、本来琵琶湖には生息していない外来種の巨大な古代魚「チョウザメ」の展示もあって、ペットの放流や飼育について考えるきっかけを提供してくれている、意義深い水槽もとっても迫力があった!!

博物館の中にある「保護増殖センター」の様子もみることができて、絶滅が危惧されている種の系統保存や研究もされており、こうした活動についても視覚的にも知ることができるのもいいな〜と感じた。

他にも琵琶湖に限らず長い歴史をもつ古代湖とよばれる湖にいる生き物について学ぶことができて、子どももお目めがくりっとしたロシアのバイカル湖に暮らすバイカルアザラシのかわいさに釘付けだった!!

琵琶湖の生物の83%は、なんと顕微鏡を使わないと見つからないとても小さな生き物たちとのこと!
顕微鏡を通じて観察ができるプランクトンをリアルタイムでみることができた。こちらの水族展示スペースだけでも展示方法にも様々あって大人にとっても湖についての理解が深まっていく内容になっていた!
この1Fの水族展示室だけでも1時間ではぜんぜん時間が足りないくらいだったのだが、ディスカバリールームの予約時間になったので移動をすることに。

ディスカバリールームの体験が終わったあとは、2Fの展示室へ。
2FにはA展示室、B展示室、C展示室と3つの大きな展示室があった!A展示室「湖の400万年と私たち」では、琵琶湖の400万年に及ぶ歴史を体感することができて、気候変動や動植物の変化をジオラマの再現なんかを通じて体験することができた!!

B展示室「湖の2万年と私たち」では、「森」「水辺」「湖」「里」を舞台にして、滋賀県の豊かな自然のなかで生きた過去の人たちの軌跡についても知ることができた。かつて琵琶湖の水運を担った和船である「丸子船」の大規模展示もあって、こうした船が行き交う琵琶湖の昔の光景にも想像を巡らすことが楽しかった!

C展示室「湖のいまと私たち」では、我々の暮らしと自然の結びつきを「琵琶湖」「ヨシ原」「田んぼ」「川と森」の景観をもとに提示されていて、昭和30年の暮らしを再現した農家の家の中の展示も面白かった。
子どもは、農家の食卓が再現されている場所が気に入った様子で、食事の準備らしきことに夢中になっており、知らない人にも「どうぞ、座ってください。美味しいですよ!」とご飯をすすめていた。笑。
C展示室入口前にクイズができる端末もあって、子どもは琵琶湖にちなんだクイズなんかを全問正解するまで粘りに粘っており、このクイズの場所から離れてもらうことが今回のお出かけで一番大変だったことかもしれない。笑。

2Fの展示室をひと通りみた後に次の目的地に出発をしてしまったのだが、博物館内には子どもが林業や考古学者、縄文時代の衣服の再現など、着替えをして写真を撮れるフォトスポットもたくさんあったことも、おすすめできるポイントだった!⬇︎

また、外にも博物館の展示内容にちなんだスポットがたくさんあったので、時間を余すことなく過ごすことができて駐車場も博物館利用で無料なので、この展示の充実ぶりで家族全員で2,000円切るのはとてもありがたいな〜と感じた♡

・節約ポイント⑥ ショベルカー操縦体験ができる挑戦型ミュージアム【合計2,400円】

同じくミュージアムとしては、もう1か所こどもの日に訪れた場所があった。
こちらは事前にネットで日時指定のWEBチケットを購入して訪れた「ヤンマーミュージアム」!チケットは繁忙期だと事前予約をしないと入場できないこともあるので注意が必要だった。
予約は、来館予定日の14日前から入館希望時間の15分前まで可能だった。えっさんは予約開始から1日遅れの13日前に予約をしたら10時から受付したかったのだが、もう定員いっぱいで10時45分〜の回をなんとか予約することができたのだった。
料金は、休日の場合は一般1,200円(平日1,000円)で、小・中学生で700円(平日600円)、未就学児は無料!とこちらも民間企業が運営しているミュージアム+体験充実度を考えると、未就学児無料は神だな〜と感じた♡

こちらのミュージアムは名前の通り、農業機械や建設機械のメーカーとして有名なヤンマー社が手掛けている。(訪れて以来、あの名曲「ぼくの名前はヤン坊、ぼくの名前やマー坊、二人あわせてヤンマーだ〜」が脳内リピートしている。笑)
子ども達が頭と体を使って楽しみながら学べる”チャレンジ体験ミュージアム”で、コンセプトはHPから引用させていただくと、次の通り紹介されていた♫
やってみよう!わくわく未来チャレンジ
未来はチャレンジによって切り拓いていくものそうヤンマーは信じています。
ヤンマーの創業者山岡孫吉は、『困っている人を助けたい!新しい未来を創りたい!』というチャレンジ精神で、世界初ディーゼルエンジンの小型化に成功しました。
先ずは、『やってみよう!失敗してもいい!絶対諦めない!』そんな子供たちのチャレンジ精神をワクワクするような体験を通じて育むチャレンジミュージアムです。
2013年3月に開館したミュージアムなのだが、2019年10月にリニューアオープンしており、外観・内観ともにきれいなだけではなく、できる体験も新鮮さがあった。
メインエリアは1Fで、なんといってもパワーショベルの操縦体験や、プレジャーボートを操縦するゲームなどヤンマーの製品にちなんだ体験が魅力的だった。2Fは1Fからの一部吹き抜けになっていて、他に足湯にビオトープ、展望台とあって、日によって様々なワークショップやイベントも開催されていたりする!

1Fに入ってすぐのところで受付をすると、館内体験用QRコード付きリストバンドを大人2名分渡してもらえた。QRコードをかざすと体験がスタートして、館内の登録機でニックネームを登録しておくと体験のポイントが貯まる仕組みになっていた。(なお、利用開始からQRコードを伴う体験は2時間制)
受付時には、このリストバンドとオープニングムービーの鑑賞チケットも一緒にもらえる。
そのため、予約時間になるとまずはシアタールームでヤンマーの創業者の山岡孫吉さんのチャレンジのストーリーをプロジェクションマッピングシアターで鑑賞することから体験はスタートする!!

オープニングムービーまで少し時間があったので、ミュージアムショップに立ち寄ってみたらヤンマーのトミカはもちろん、ショップ内はヤンマー製の重機のアイテムに息子は目が惹かれていた。他にも、オリジナルグッズもたくさんあってアイテムが充実していた♪

お菓子もヤンマーミュージアムオリジナルのものが多くて、お土産としてもおすすめだった!!

そうして時間になったので、シアタールームへ。
シアタールームでは、山岡孫吉さんの諦めない心とチャレンジ精神について起業まで、起業、起業後の実際のストーリーを通じて、アニメーションでわかりやすく紹介されており、とてもポジティブな気持ちをいただくことができた!!
息子もえらくこのムービーが気に入った様子で上映中も「すごいね〜」と漏らしており、家に戻ってからも突然「ヤンマーの映画、面白かった。また、観たい。」と言うことがあるので、子ども心にも響く内容でとてもおすすめだった。
ムービーが終わった後に1Fのチャレンジエリアの扉が開いて入場できることも感動的な体験で、息子はスタッフの方にも「すごく面白かった!!すごかった!!」と、興奮気味に感想についてしきりに話かけていた。笑。

1Fの体験エリアに入場をするとやはり一番先に目に飛び込んできたのが、「ざくざく!パワーショベルチェレンジ」という本物のパワーショベルを動かせる体験。
人気があるので通常は整理券が発行されるのだが、この日は列に並んで順番を待つ流れだった。土日や大型連休は稼働制限があるものの、2回ショベルでボールをすくうことができ、30分ほど待って息子も一人で操縦席に座ってスタッフの方の指示で操縦ができており、とても達成感があった様子だった!!

その他の体験はそこまで混み合っておらず、列に並ばずに「サステナブルエナジークライミング」というショベルカーを囲った壁をボルダリングできたり、小学生以上ならトップロープに挑戦することができる体験があったりした。なお、こちらは運動靴や靴下が必用だった。

また、小学生以上と未就学児でコースが違う迷路のような「キッズエナジーアスレチック」というアスレチックもあって、成長に応じても楽しめる内容が変わってくるので、今後も引き続き訪れてみたいと思える体験も多かった!!(こちらも靴下が必用。)

4歳の息子が他に楽しめたもので、家に帰ってからも記憶に残っていたのがこちらの「マイフィッシュ マイオーション」という体験。人と自然が共生するサステナブルな漁業にチャレンジできる体験で、自分の好きな魚を選んで、その魚をサメやタコの動きに気をつけながら捕ることができる。魚に「あつまれ〜、あつまれ〜」としきりにマイクに向かって呼びかける仕様にツボった様子だった!

他には「たがやせ!フィールド」という畑を耕す農作業にチャレンジしながら時々登場するモグラをやっつけることもできるモグラ叩きのような体験も、未就学児でも感覚的にルールを覚えられ、身体を動かしながらチャレンジすることができる体験でとてもよかった!!

こちらは「ウェイクサーフィンボートレース」というオリジナルのプレジャーボートを操縦できる体験で、操縦体験にはショベルカー同様にやはりハマっている様子だった。
ゲーム内にはえっさんにとってはどこか懐かしさを感じるヤン坊マー坊が登場して、えっさんの脳内にはこの時間やはりあの名曲「ヤン坊マー坊の歌」が流れていた。曲の中毒性がすごいので、知らない方はぜひ検索をして聞いていただきたい。笑。

1Fのエリアで最後にチャレンジした体験は、「フットボールチェレンジ」というこれも難易度別に2コース分かれており、基本的にはパスを受けたサッカーボールを的の点数を狙って、2回蹴ってその合計得点を競う体験。
こちらも人気で、子どもと一緒にきたパパたちが単独で参加していたりと大人も楽しんでいた様子だった。
ヤンマー社がセレッソ大阪のトップパートナーとして、前身であるヤンマーディーゼルサッカー部の創設以来の長年の関係性の中で「セレッソ ミュージアム」に隣接してこの体験が設けられていたようだった。
列に並んでいたので息子に「もうそろそろ2F行く?」と聞いても、「サッカーやりたい!」と動かず列に20分ほど並んで、参加させてもらうことに!
なんとか2回で合計200点のゴールを決めることができて、満足して1Fを後にしたのだった。時間をみてみると、入館から1時間半は1Fに滞在していた!!

1Fのエレベーターから2Fに上がってみると、この日は「チェレンジルーム」でぬりえとまちがいさがしのイベントが開催されていた。

今回はレンタカー返却の時間もあったので、2Fの様子だけをぐるっとみて回ることに!!2Fから階段を上がると滋賀県最高峰の伊吹山や琵琶湖、滋賀の歴史的景観を見渡せる展望台があり、長閑な景観を眺めながらもう帰らないといけない時間になってしまったことに名残惜しさを感じた。
展望台で星空観察のイベントを開催しているときがあったりとワークショップも充実しているミュージアムだった。

「屋根の上のビオトープ」では季節ごとにイベントも開催されていて、専門家の先生からお話を聞いた後にこちらの池に入って生き物を探したり、顕微鏡で池の水の中のプランクトンを観察したりすることができた。
また、別の場所にあるヤンマーミュージアム農園では、田植えや稲刈りをする体験なんかも過去あったりして、ぜひタイミングがあったらワークショップにも参加してみたいな〜と感じた!

2Fには他に「おにやんまの湯」というミュージアムで発生した熱を再利用してわかした足湯や、ヤンマー社の歴史や事業、歴代のエンジンなどがわかりやすく解説されている展示スペースもあった!

帰りの時間の関係もあり、1Fのカフェではランチを食べることができなかったのだが、お子様メニューにもミュージアムにちなんだメニューやプレートがあったり、お米を主役としたこだわりのおむすびがあって美味しそうだった!!



滞在時間は、合計で2時間だった(10時30分入場〜12時30分退場)!!
例年混むであろうこどもの日でも2時間あれば子どもにとって心に残る充実した時間を過ごせたので、今後また遊びに来るときは通常の土日であっても濃い時間を過ごせそうなキッズライクでお得でもあるミュージアムだった!!!
・贅沢ポイント① アフターヌーンティーを楽しむ琵琶湖クルーズ【合計12,100円/写真込】

さて、ここまで滞在には節約しつつも満足度の高い時間を琵琶湖とともに過ごしてきたわけだが、最後に1つだけ贅沢な時間を過ごしたアクティビティがあったので、ご紹介をしておこうと思う!!
滋賀県の姉妹州であるアメリカのミシガン州の名前を冠した琵琶湖の観光船「ミシガンクルーズ」でのアフターヌーンティークルーズ!!
乗船料だけだと60分コースで、大人 2,600円(中学生以上)、小学生 1,300円、未就学児無料!!なので、クルーズのお値段としてはお手頃で、ぜひ琵琶湖を湖の上から体感するのであればとってもおすすめの体験✨
集合は出航の20分前なのだが、今回GW中だからか周辺駐車場がどこも満車状態で駐車場難民となり15時出航の10分前に到着し(すでに出航のセレモニー中だった)、夫は駐車をしてから5分前と出航ギリギリで走って息も絶え絶えで乗船することに〜。
事前に予約してもチケットの引換やお会計も必要だったので、かなり時間的にバタバタとしてしまった。
息子が「パパ、走って〜。頑張って!」と大声で励ましていてほほえましかったものの、夫婦ともに久しぶりに時間を気にして焦ったので、乗船時間に余裕をもった移動の必要性を痛感したのだった。
ミシガンクルーズのクルーズマップはこちら!⬇︎

今回の旅では、カフェタイムだけはちょっとリッチにしようと思っていたので、アフタヌーンティーセット代(飲物込)2,700円を大人2名分つけたので、乗船料を込みで合計10,600円だった。
それにプラスして、今回の旅を記念した家族写真を撮っていないことに気づき、クルーズ内で撮影してくれた写真(1,500円)を購入して全部で12,100円だったのだ。
時間ギリギリでの乗船だったものの、アフターヌーンティーは席が決まっており1Fにある「ミシガンダイニング」で指定された席を確保できてほっとした。
ミシガンクルーズは1F〜4Fまであって⬇︎、写真スポットでの撮影や乗船中の歌や踊りのショーも楽しむことができた♫

今回の予約済のお席はこちら!⬇︎この日のランチは軽めだったので、ツナサンドの軽食もありがたかった♪
なんとか乗船できて安心したのかお腹も空いてきたので、ミシガンオリジナルクッキーがかわいいアフターヌーンティーも、子どもと一緒に完食してしまった♡


飲み物も好きに楽しむことができて、えっさんは今回のドリンクメニューから「はちみつチャイ」を試しに飲んでみたらとても美味しくて、リピートしてしまうほど!!

他にもジュースなどのドリンクバーも用意があった!!乗船時間も60分なので20分ほどでカフェタイムを終えて、残りの時間は船内を探索しながら景色を眺める時間に✨

クルーズ時間も短めだったので子どもも飽きることなく船内を巡ることができて、乗船中は船内にあるフォトスポットで撮影しつつ、琵琶湖の湖上にいるからこそ眺めることができる景色を楽しんでいた!!

フォトスポットにはこうした⬇︎トリックアートから、操舵室を見学できるスポットに子どもも大興奮だった大きなパドルを近くで見られるスポットなど、とっても良い乗船記念となった!!


60分というあっという間のクルーズだったものの、優雅で美味しいカフェ時間と船上でしか堪能することができない琵琶湖の表情も知ることができて、アクティビティの内容としても満足度が高い時間を過ごすことができた♡

最近は改めて子どもと一緒になって思いっきり遊ぶ時間も、お金も有限であるということを心に留めておくようになった。だからこそ、その限りある資源を無駄にせずに、旅先ではその土地の魅力を五感で感じられること。
また、子どもの成長に合わせたアクティビティをいかに全力で楽しめるのかを重視して旅のプランを考えるようになった。
今回、アクティビティはメリハリを意識し、食費含めた滞在費は節約をしたものの【琵琶湖】周遊を通じてよりその土地を好きになった滞在となった。その土地の魅力は何のか。お金をかけずとも、その魅力を子どもと一緒に楽しむ方法はないのか。そうした視点を忘れずに滞在中の時間を楽しめると、旅の満足度もさらにあがるかもしれないな〜。