・花まる学習会「野外体験」
えっさんは小学校のときの記憶が薄いがそれでも、ラボ・パーティという英語劇のスクールに通っていて、そこで開催されるサマースクール に劇練習の合宿を兼ねて参加したことはよく覚えているのだ!
英語劇の練習を年上のお兄さん、お姉さんたちに混じって頑張りつつ、アクティビティとしては山の中をハイキングしたり、キャンプファイヤーしながら踊ったり、みんなでカレーを作って食べたりした。すごく緊張したし、慣れるまで時間がかかった記憶はあるけど、夏の思い出として一番印象に残っているかもしれない!
その時に、アリジゴクをはじめて見つけて衝撃を受け、その砂をじっと観察したことがなぜか記憶に鮮明に浮かぶ。
自然でのアクティビティ体験は、子どもたちに大きなインパクトを与えると自分のことを振り返っても感じる。
先日、ボーディングスクールでのサマースクールについてブログを書いた⬇︎が、国内でも同じくらいインパクトがあるサマースクールが開催されているので、今日はその一部をご紹介したいと思う!
自分の頭で考える力=思考力(算数脳)を育てる学習塾として知名度の高い「花まる学習会」!友人の子どもも、幼稚園から通っているが小学校になった今も楽しく通っていると言っていた!
さて、そんな花まる学習会で人気の企画と言えば「野外体験」だ。1年を通じて実施されているが、サマースクールのプログラムがとても充実している。
川遊び、虫捕り、秘密基地作り、星空鑑賞、キャンプファイヤー、火おこし、農家・酪農体験、理科実験etc一通りのアクティビティが揃っているようだ!!
動画⬇︎は、3泊4日の無人島での野外体験!!1日目に広島原爆ドームや広島平和記念資料館へ行き、2日目・3日目は無人島にテントを張って野宿に挑戦するようだ!!
参加するには、「花まる学習会」の塾に通っていることが前提(塾の費用は小学校1年〜3年生は月8,800円ほど。えっさんが通う幼児教室の半分くらいのお値段なので良心的だと感じる)となっている!
野外体験のサマースクール は小学校1年生から参加でき、期間も2泊3日と初めて行くのにはちょうどよく、費用も約5万円ほどと参加しやすい。
そのため、子どもが初めて親元を離れて夏の冒険するのに、もってこいのサマースクール だな〜と友人の話を聞いても思ったので、ご紹介させてもらった!!
・国際自然大学校「自然学校」
続いてご紹介するのが、塾やスクールには通っていないけど夏休みに子どもに合ったアクティビティを単発でも体験できないかな〜とお探しの方向けの「自然学校」!
自然学校とは、その活動を通して『人と自然』『人と人』『人と社会』を深くつなげ、自然と人間が共生する持続可能な社会作りに貢献する組織的な自然体験活動のことを指します。
NPO法人国際自然大学校HPより
主催をしている国際自然大学校は、1983年に設立された「NPO(特定非営利活動)法人」。「学校法人」としての学校ではなく、自然の中での体験を通して人を育てて行く「学校」として活動している団体だ。東京都狛江市にある本校や事務局の他、山梨をはじめとする全国に拠点を持って活動している。
体験型の環境教育・野外教育プログラムを通じて、「アウトフィッター(自然や人とのかかわりの中で、人生を前向きに生きている人)」を育成することを理念としている!
サマーキャンプに限らず、日帰りや1泊といった体験型のアクティビティが通年を通じて開催されている。
参加したいアクティビティがあった場合は、予約受付フォームから入力→代金の支払い・申込みフォーム入力→参加者専用のURLから手引きを確認し、当日参加といったシンプルな流れ。
例えば2泊3日の8月中に実施される海遊びプログラム(泳ぐだけでなく磯場の探検やシーグラス探しも実施)では、新宿駅集合で小学生の全学年が対象となっている。費用は交通費、プログラム費、宿泊費、食事代(6食分)で6万円ほど!!
同じタイミングで、カヤック体験の募集もあったがやはり2泊3日で同じく6万円ほどだった!
初めての参加時のみ入会金が1,000円かかるが、その他の費用は発生しないため、通年実施されている日帰りのアクティビティから参加をしてみて、子どもがまた参加する意欲がありそうであれば宿泊が伴うサマーキャンプに参加してみてもいいかもしれない!!
・国際サバイバル「International Summer」
野外や自然の中でのサマースクール を2つご紹介したので、最後に学習系のサマースクール を1つご紹介しよう!
創業者が早稲田大学在学中の2017年に設立(法人設立は2021年と新しく若い企業)した教育ベンチャーである国際サバイバル:国サバ主催する「International Summer」という「算数」「社会」「プログラミング」を英語で学ぶサマースクール!!
もともと主催企業の国サバは、海外やインターナショナルスクールのカリキュラムに特化した国際的家庭教師サービスを主軸に事業を展開している。
今回のコロナ禍での海外留学での英語力習得が難しい背景を踏まえて、習い事付き学童(=アフタースクール)ウィズダムアカデミーと協業してサマースクール を今年から実施するという内容。
費用は、3日間の小学校低学年向けコースで55,000円。1週間のコースで小学校低学年は77,000円、高学年は88,000円とのこと(費用には教材費やお昼・おやつ代・国サバサマー限定Tシャツが含まれる)
今年が初めての試みになるようだが、来年以降もそれこそ海外でのサマースクール など短期留学の制限が続くようであれば、さらにニーズは高まるのではないだろうか。
申し込みも専用フォームから必要事項を入力するという流れ。
以上、3つのサマースクール の内容はいかがだっただろうか。もっと知りたいと思ったサマースクール があったら嬉しく思う。
国内のサマースクールは、海外の短期留学に比べると移動時間も短いため、費用や時間をかけずに野外や大自然のアクティビティ体験や、遊びやゲームを取り入れた実践的な英語学習の体験をすることができるのでお得感がある!!
えっさんは今回のブログを書きながら、息子が小学校1年生になったら、例えば自然学校で日帰りアクティビティをはじめに体験させ、子どもが楽しんでいるようであれば今度はサマーキャンプの2泊3日の自然を満喫できるアクティビティに参加をしてみる。さらに翌週には国サバの5日間コースで学習系サマースクール に参加をすることで、費用も合計で12万円程度と海外での短期留学の5分の1で抑えられるな〜と思った。
体験期間や内容はそんなに変えずに、子どもにとっては小学校低学年のときから学びのあるリアルな体験ができ、小学校高学年のときに短期留学を検討しているようであれば子どもの予行練習にもなるのではないだろうか。
海外だけではなく国内のサマースクールにも、今は多様な体験の選択肢がある。海外留学ができなくとも、国内でも同じかそれ以上の体験を提供しようと多くの組織が企画をしているので、ぜひ子どもと一緒に情報を集めてみてはいかがだろうか。親にとっては費用も抑えられ、子どもにとっては心理的にも体力的にもはじめは負担が少ない国内のサマースクールをきっかけに、「今度はこれを体験したい」など自主的にやりたいことを見つけることにつながるかもしれない。