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今から20年後、子どもたちの働く場所はこうなる!?

・働く場所がどうなっていたら嬉しいか

これから20年で働く場所に対する私たちの常識はどう変わっているだろうとふと思う。
それはやはりコロナ禍で働く場所について、改めて考えることが増えたからだろう。
えっさんは、コロナ以前に「電車通勤はしない!」と決めて、自宅から徒歩圏内の会社に転職をし、複業先もほぼほぼリモートだったので、コロナによる場所の影響については最小限だった。
電車に乗らない生活に慣れるともう満員電車で職場に行くことなんて考えられなくなってしまった。

あなたはこれから先、働く場所についてどうなっていたら嬉しいだろうか。

今回のコロナ感染症拡大でリモート環境は世界中で飛躍的に普及したのは分かったと。
日本は海外先進国のリモート普及率と比較するとまだまだだし、コロナが落ち着いたタイミングで、旧体制の人たちによって揺れ戻しなんかがある恐れがあるものの、世界の大きな動きは止められないだろう。

国内でもすでに、リモート環境と相性の良い業界や、職種ではもともと導入されていたリモート環境もさらに柔軟に快適になった。
えっさんの知り合いでも、当初は日本でも働く予定だったが、一昨年の末に入社してからずっと海外の居住地から出られず。それでも仕事をする上で何ら支障がなかったようで、じゃあ、そのまま海外移住しちゃおうなんて人もいた。

また働く時間も、リモート環境が前提になることでより柔軟になった。
コアタイムがないスーパーフレックスタイム制の会社も今後増えるだろうし、週休3日を導入する会社も増えるだろう。

コアタイムとは、出勤義務がある時間帯のこと。何時から何時までは働いてねって制約がある時間。

通常のフレックスタイムは、コアタイムの前後で、早く始めても遅く始めても規定の労働時間、一般的に8時間以内だったら自由だよという制度。
スーパーフレックスは、コアタイムがないため24時間のうち、いつ規定の労働時間を働いてもOKよ!という制度。

海外で働いている人も、日本で働いている人も1日24時間のうち自由に自分の時間を仕事に充てることができるようになった。
コロナ前までは、こうした自由な働き方をできることが、ノマドワーカー、フリーランス、在宅ワーカーの大きいメリットの1つであったが、より多くの人がそのメリットを享受できるような環境ができてきた。

では、働く環境の自由度が高まるのと同時並行で働く場所、ワークスペースはどうなっていくのだろう。

・憧れのオフィス環境と、その後

コロナ前はアメリカではGoogleやMicrosftをはじめGAFAM、シリコンバレーのスタートアップ、日本であればビッグ・テック企業の日本法人はもちろん、メルカリ、サイバーエージェント、楽天、Indeed、資金力のあるスタートアップ企業なんかのオフィスが、若者の憧れだったのではないだろうか。

オフィス内では、無料で提供されるおしゃれで健康的なランチ、フリードリンク・カフェ、席の制約がないフリーアドレス、他にもリラクゼーションスペースに、瞑想ルーム、社内託児スペース、ワークアウトやスポーツもできるスペースがあったりと至れり尽せりなオフィス環境。えっさんもそんな快適なオフィス環境で一度でいいから働いてみたいと思っていた。

しかし、オフィス環境に莫大な資金を投じ、従業員のために投資をしていた会社も、コロナを機に半永久的に全員リモートワークとして切り替えた会社もあったり、オフィスの積極的な縮小、売却をする会社も度々ニュースで取り上げられるようになった。
たとえ、利益が上がっていても、オフィス規模の縮小は今後も続くだろうし、売却や一部オフィスを解約をする会社は今後も増えるのではないだろうか。
今、オフィス自体のあり方が大きく変わってきている。

これまで快適なオフィス環境を優秀な人材獲得の上でも推し出していた企業が、オフィスそのものではなく従業員が快適なリモートワーク環境で働けるように、その資金の使い道を変えており、そのための手当や制度の部分で魅力をアピールするようになってきた。
さらに言えば、オフィスそのものが不要というよりは、リモートワークを前提にした時に、オフィス自体がどういう機能を果たすことが出来るのであれば、従業員は生産性とモチベーションが高くなるのかというこれまでとは異なる発想でオフィス環境を再構築する動きは顕著になってきている。

・子どもたちは20年後、どんな場所で働いているのか

えっさんは、昨年からお家時間の過ごし方として、海が見える平屋、広大な庭のある古民家、森林の中のログハウス、などの物件情報をみては「あ〜、自然の中で暮らしたいわ〜」理想を膨らませていたのだ。

あなたは、お金も時間も自由に出来る状態に自分が置かれたとき、一体、どこで暮らしたいだろうか。
また、子どもたちにはどこで暮らすことをお勧めしたいだろうか。

えっさんは「自然の中で暮らす」という自然回帰の現象は、人間の本能が求めるごくごく当たり前の欲求なのではないかと考えるようになったのだが、いかがだろう。

これから20年後、職業によって完全にリモートというのが困難な仕事もあるかもしれないが、今よりはそれでも通うためのオフィスや職場が減るのは必然かもしれない。
そして、「暮らす場所=働く場所」になる人がより一層増え、それが世界的に標準となる日はそう遠くないのではないだろうか

暮らす場所も、一箇所ではないかもしれないし、転々と場所を変えることも特殊な選択肢ではなくなるだろう。
そうなったら、どんな暮らし方をしたいのかが、働く場所を決めると言っても過言ではないのかもしれない。

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

GEの元CEOで故ジャック・ウェルチ氏は、「ワーク・ライフ・バランスなんてものはない。あるのは、ワーク・ライフ・チョイスだ。あなたが選択し、その結果が得られる」という言葉を残している。
子どもたちの働く場所は、まさに自分が選択したライフがそのままワークに反映される可能性が大いにあり、ワークもライフも一体となっている世界を生きるのかもしれない。まずは我々親世代が自分で、ワークもライフも選択したと思える日々を過ごしていきたいものだ!







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