記事内にPRを含みます。

コロナで大ダメージを受けた企業に入社した若者に今、親世代として伝えたい前向きな話!

・危機に直面してこそ企業の本質が見える!

えっさんは、現役の学生の就活支援を口コミや紹介経由で今も続けている。
学生を紹介してくれる若者は、過去に就活をサポートした優秀な若者経由がほとんどだ。その若者から紹介される学生は、その若者からみて見込みがあると思った後輩であるケースが多い。そのため、これは良いループなのかもしれないが優秀層の学生とやり取りをすることが必然的に高くなる。
こうしたライフワークをしていて楽しいのは、日本を代表する企業には知り合いの学生が入社し、若手社員として活躍をしているので色々な企業の内情を若者目線で知れることだ。

さて、今回はコロナ前までは入社したい企業として常にトップ10の上位に名前が挙がっていた企業に総合職としてコロナ禍で入社した若者と話をしていて、えっさんが今、コロナで危機に瀕している企業で働いている若者にこそ伝えたいな〜と思ったことをブログに残そうと思う。
コロナだけではなく、リーマンショックしかり、オイルショックしかり今後も何らかの危機はやってきて、どんな企業も危機に直面する可能性はあるのだ。

「どんな企業・組織もずっと安泰なんてことはない」と頭で分かっていることと、実際に自分が当事者になってみて体験するのではインパクトが全然違うだろう。
そして、自分が働いている企業が危機に直面したとき、当事者だからこそ体感し気づいたことを活かして、前に力強く進んで欲しいなと思うのだ!

企業だけではなく、人もそうだと思うが、危機に瀕してこそ企業や人の本質的な強さが見えてくるのではないかとえっさんは考えている。
何もないときや、余裕があるときは見せなかった新たな顔が危機に瀕して見えてくるのだ。
それは、「危機こそ、チャンス!」「こんな時こそ、力を合わせよう!」という力強い顔かもしれないし、常にイライラして愚痴を言ったり、うまくいっていないことを誰かの、何かのせいにしている顔かもしれない。
企業としても、すぐにトップが強いリーダーシップを発揮して、こうしたら乗り切れるとロジカルに説明をし、従業員の雇用を維持する方向で自ら考え、行動できる機会を与える会社もある。しかし、企業の中では、一切トップは出て来ずに容赦無く有無を言わさずリストラに舵をきる会社もある。
どんな会社の顔や、そこで働く人たちの顔を見ることができるのか。
そしてそこで、日々あなたが何を感じ、どう受け止め、行動することを選ぶのか、それがあなた自身が危機に瀕した時に見せる顔でもあるのだ
今、自分はどんな顔をしているだろうか、これからどんな顔をしていたいと思うのか、それを覚えていて欲しい!!

・周りの先輩、上司をよく観察しよう!

えっさん
えっさん

今回のことで、副業がほぼ制限なく出来るし、サバティカル休暇(一定の長期間勤続者に対して与えられる長期休暇の制度)も拡大したし、理由を問わない長期休職も出来るようになったでしょ。全然違う業界で一定期間働けるチャンスもたくさん出来たり、短期間にこの変化ってすごい。えっさんは素直に羨ましいわ〜。

若者
若者

そんな風に言ってくれるのえっさんが初めてですよ。周りの人たちは、そういう変化を「やばいな〜」「これからどうしていこう」「でも、転職するにしても他で通用する経験ってよく分からないし」という感じであんまり良く捉えていないですから!

えっさん
えっさん

え?そうなん?確かに、ずっと給与が右肩上がりだと思っていた人で、子どもとか家族がいる人にとっては収入が大幅に減るのは、大変かもしれないけどな。若い人にとっては、かなりポジティブな変化だと思うけど!むしろ、この変化にどう適応して、どんな風に行動に移す人がいるのかよくよく観察しつつ、自分も積極的に有効活用した方がいいと思うんだよなぁ。

若者
若者

確かに、それはそうかもしれないです。中にいると想像以上に大企業で、ずっとこの中で生きてきて、今後も変わらずに生きていけると思っていた人が多いんだなぁと実感しています。何年も働いていて経験もあるはずなのに、こんな人にはなりたくないって思う人もいますしね。

まず、所属している企業に依存せずに新しいことを学べる時間や、経験できる時間を与えてくれているのにそれをネガティブに受けて止めている人もいるだろう。そうした前に進もうとしない先輩や上司の話は、そのネガティブオーラに巻き込まれない程度に、客観的に聞いておいた方がいい。
逆にここぞとばかりに新しいことに挑戦したり、積極的に出向を望んでいる先輩や上司、今の仕事にも前向きに取り組んでいる人の話も、同じように客観的に聞いておくことにしよう。

次に話を聞いたり仕事を一緒にしたりしている人たちに対して、どんな風に自分が感じたのかを記録しておこう
話を聞いた会社の人全員に対してポジティブに感じることが出来ないのなら、近い将来その組織から離れる準備をした方がいいだろう。
その記録を冷静に振り返った時、自分がどうしたいのかが自ずと見えてくるかもしれない!!

・あえて言おう!「あなたはラッキーなのだ」と!

若者
若者

総合商社に入社した友人たちと話をしたんですけど、月の残業が100時間とか休みは実質週1日とか話を聞いてそんな風に働きたくないなって思ったんですよね。だから、今こういう状況になって残業もほとんどないし、たまに自分の内に篭りたくなる時もあるんですけど。笑。それでも、他の内定先企業に入社していたらとも思わないですし、今は今で恵まれているなって思うんですよ。

その通りだ!!今の自分がいるのは、過去の自分の選択の連続でしかない。
そして、今の自分の状態をありのままに見たときに、この選択の中でしっかりと歩みを進めていくことに意識が向いていることがとても大事なことなのだ。

何度も言うようだが、どんな企業も組織も自分のキャリアもずっと安泰なんてことはない。
自分がそれをどう捉えて歩みを進めていくのかに集中する。そのことを、若いうちに身をもって実感できることは、ものすごくラッキーなことだ!!

同世代の友人に比べて残業がない分時間があるのなら、その時間を有効に活用すればいい。
収入が少ないなら無駄な支出を徹底的にカットして、少ない中で豊かに生きられるように工夫したらいい。
他にも稼げる方法を学んだり、お金に働いてもらい増やすやり方を勉強したらいい。
このままではまずいという危機感は、新たな行動に繋がりやすい。

その危機感を持てている今をラッキーと思うか、こんな状況になって不運と思うのか、どう思考するかはあなたの自由なのだ!!

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

もし自分の子どもの入社した企業が経営難に陥っていたとき、どんなことを子どもにしてあげられるだろう。その企業に残るのか、転職するのかはそんなに重要なことではないかもしれない。むしろ、その危機をどう受け止めて前に進むのかは、子ども自らが決めることだ。親にできることは直接的なアドバイスではない。その状況が新たな挑戦をするチャンスという意味でラッキーだと親自身が思えること。それ自体が、きっと間接的にでも子どもが新しい一歩を踏み出すための後押しになるのではないだろうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA