・1日100回は「ヤダ」と言っている!
2歳5ヶ月を迎える子どもとGWを過ごしていて思ったことが1つ!
「GWってこんな体力も気力もお金も消耗するもんなの!?」という事実!もう、外に出ようものならへろへろ〜でむしろGW明けてからのほうが、休めている感があるのだ。
最近の子どもはというと、「自分がやる」ということができないとやれるまで泣いたり、手足をバタバタしたり、「やりたい!!」と大声で叫んだりとなかなかハードモードだ。笑。
そして、やりたいや食べたいという願いが叶わないと永遠と「やだやだ」と不機嫌になってしまう。
いや〜2歳児あるあるなのかもしれないし、ここが踏ん張り時と頭でわかっていても、朝起きたときから体力も気力もエネルギーを消耗しすぎて、夜は子どもと一緒の時間に寝てしまうことも度々な毎日。
実際にGWにあったリアルな朝起きてから外出先に着くまでの出来事はこんな感じ⬇︎
・朝起きる→用意された朝食のご飯をみて「お菓子が食べたい」と騒ぐ
・ご飯やおかずの他にフルーツやコーンフレークでごまかす→テーブルの上にコーンフレークをよける、テーブルの下に故意に落とす
・おむつを代えようとする→「やだ」と言う、「自分で」といって一人でチャレンジ。しかし、出来ないと「ママ、やって」と怒る
・着替えをしようとする→「やだ」と言う、洋服ボックスをひっくり返しながら一緒に選ぶ
・靴下を履かせようとする→「自分で」と怒る、なんとか自分で履いたら反対だった→「お手伝いするよ」と声をかけると怒る
・電車でお出かけなのでベビーカーを用意→「やだやだ」と怒る。ベビーカーはもはや玄関から拒否。2歳半前にしてベビーカーに乗ってくれなくなる(虚無)
・一緒に駅まで一緒に歩く→いきなり走り出す→急いで手をつなぐと「一人で」と言ってすぐに離そうと奮闘する→手を握ると「ママ、やだ。一人で歩く」と怒り出す。「抱っこして」と途中で言い出し、「階段一人で登ろうか?」と言うと「抱っこして」と怒る
・駅の改札とホーム→改札機のタッチを自分でやりたがる→サポートすると「自分で」と怒る→ホームについて「一人で電車に乗る」と暴れ出す→ドアが開いて前後左右に神経を注ぎつつ身体の一部を掴んで乗ると「自分で乗りたかった」としばらく泣き止まない[降りるときも同様]
・電車に乗車中→「運転席をみる」と言ってきかない。運転席を抱っこしてみせていると「降りる」と言い出して、車両の中を歩こうとする→制止すると「やだやだ」と怒る。椅子に座っても、すぐに動こうとする→制止すると「やだやだ」と怒る
・コンビニに入って親用に朝食のパンを買おうとする→「お菓子も買って」と騒ぐ。「1個だけね」と選ぼうとすると「これがいい」と自分が欲しいものを買ってもらえるまで何を言っても意思を貫こうとする
もう毎回こんな感じで目的地に到着するまででも大変だが、GW中の人混みが多い中で車の玩具である「トミカ」狂いの子どものために大阪で開催された「トミカ博」に行ってきたのだがこれは楽しかった反面、体力的にはかなり大変だった。
以下、簡単に「トミカ博in OSAKA」の様子をお伝えするとこんな感じ⬇︎
事前にチケットを購入して、その指定時間に入場。指定時間がくるまで、会場に入りたがる子どものための遊び場や軽食探しに奮闘。時間になって入場した途端に「トミカ、好き〜」、「トミカ、好き〜」と叫びながらスキップのような走り方で駆け出そうとする子どもを制止しながら、「まいごワッペン」を急いで書いて背中につける。
そして会場の入場時には、通常のチケットだと黒いパトロールカーは大人のチケット1名に対して1個ついてくる。
通常のチケット代より高くなるのだが合計2,400円/人のチケット代を出すと「トミカビーム」という限定商品も1個ついてきた。
そのため、夫とえっさん分のチケット代合計4,800円を支払って、以下の3車種を入場段階でゲットした⬇︎
しかし、それを会場内で空けて遊ぼうとする子どもの行動を事前に予測し、黒いパトロールカー1個を除いては見られないうちにバッグの中に素早く隠すという誰に誇れるわけでもない密やかな奥義も披露した。笑。
そして、記念撮影スポットで写真をとって一番最初に目に飛び込んでくるのが、こちらの巨大ジオラマ⬇︎自分がもっているトミカを見つけては、「これもっている」と言って指差してご機嫌に♪
好きなものに夢中になってくれている時間が我々の外出時の唯一の休憩時間になるわけで、こうした時間を引き伸ばそうと夫とともに奮闘する。笑。
しかし時間が経つと当然人混みもこのように⬇︎増えてくるので、前日に電子チケットで購入しておいたアトラクションに参加するために長蛇の列に並ぶことに。この待ち時間が、またイヤイヤ期の子どもとの真剣勝負の時間なのだ。
トミカ自体は本来は「対象年齢3歳以上」ということもあって、息子よりは大きい子どもたちが会場内も多い様子だった!そのため、そんなにぐずらずにみんな並んでいる様子が見受けられた。
事前に2つのアトラクションチケットを購入していたのだが、一番並んだ=戦ったのがこちらの「トミカつり」!
待つこと実に1時間15分!!こういうときは、子どもの好きなショベルカーなんかの動画をスマホで見せるのが一番なのだが、これも途中で飽きてきたので「こめぽん」という白米に砂糖と塩で味付けをしたお菓子を食べさせながら抱っこしつつ待つ時間。この間、腰が痛みだし非常に辛い。。。
この「こめぽん」はお米みたいな見た目のお菓子なので、食べるのに時間がかかるのが非常に優れているポイントなのだ。笑。夫と交代しながら抱っこをしつつも、子どもはぐずり始めると「ママ、抱っこ」となるのでこういう日の夜に腰の湿布は欠かせない。トミカつりの様子が目の前に見えてくると、列をまたいで移動しようと力を振り絞ってくる。それを制止すると、泣いてしまう。移動を制止し、また泣いてしまうの繰り返しを経てようやく順番がきたのだった。
この「トミカつり」は1分で釣竿をつかってトミカを吊り上げるというアトラクションで、非売品のトミカたちが大勢待ち構えている。
釣ったうちの1個を記念に持ち帰ることができ、1個も釣ることができなくても参加賞のトミカがもらえるというもの!こちらはチケット代と別に1回600円!他にも別に1,000円支払って、自分たちのプリクラのような写真をトミカの運転席に貼ってもらえる「トミカミニミニドライバー工房」にも参加し、この時点でチケット代だけですでに6,400円なり〜!!商売が上手なタカラトミー様なのだ。
さて「トミカつり」での様子はというと、子どもはお姉さんがルールを説明しているのをガン無視してスタートという前にスタートをしようとするのを制止。この瞬間、イヤイヤがはじまるのを察知して「あ、みどり色のミキサー車だね〜」とか「あ、うちにない高所作業車もあるよ〜」なんてことを指で刺しながらスタート時間をじっと待つ。
そして、えっさんは動画を撮りながら、釣りは夫と一緒に子どもは頑張って、最初こそ苦戦したものの1分間で5台のトミカを釣ることに成功をした。
しかし、ここからが受難の時間。みんな自分のバスケットから1台を選んで持ち帰ろうとする中、息子は「もっと、もっと、全部!!!!」と言い出し、会場を離れようとず床で暴れんばかりの様子。これはもう仕方ないので、子どもを抱きかかえてダッシュで出口へ。無理やり抱きかかえたので、その後は非常に不機嫌に。
そして、家に帰ってからはこの「トミカつり」にどハマりしてしまった。
何度も自分の「トミカつり」動画をみては、家にあるトミカたちを大きなボックスに入れて、おもちゃの釣竿をもってひたすら「トミカつり」ごっこに夢中に。一人で夢中に楽しんでくれるのであればもう「どうぞ、どうぞ」と喜んで見守るところだが、「ママも一緒にやって」。自分が疲れてくると「ヤダヤダ、ママがやって」と延々とこの「トミカつり」遊びに付き合う日々を今もおくっているのだ。これが噂の「イヤイヤ期」なのか〜と日々、精進中のえっさんなのだ。
・子どもの希望を叶えようとするとお金がピンチに!
さて、チケット代だけで先ほど6,400円というお話をしたのだが、もちろんそれだけでは終わらないのが子どもとのGW中の外出。コンビニに寄れば、何か余分なものを買うことになり、トミカの会場を出るとすぐ目の前には、子どもが欲しがっていたアンパンマンの限定トミカにも出会ってしまう⬇︎
そんなわけで、アンパンマンとドキンちゃんのトミカに自分たちが運転席に乗っているオリジナルのトミカ他、この写真にはない工事現場を再現したトミカたちの遊び場に、工事車の車でまだ持っていなかった「カニクレーン」に「双腕作業機 アスタコ」のトミカまで買わされることに。
さらにランチ代に軽食代、交通費がかかるわけで。なんやかんや「トミカ博」会場に滞在していた約4時間くらいの時間で、軽く1万円を超える出費となったのだった。
こうした特別な外出に限らず、「イヤイヤ期」ピークの子どもとスーパーに行くと「これが欲しい」となったらそれを買ってくれるまで粘りに粘るので、自分がその瞬間に疲れていると戦う気力を失い「わかったよ〜」と惨敗してしまうことも何度も経験してしまった。。。
一度、買ってもらったら「粘れば買ってもらえる」という子どもの学習につながることは頭では理解していても、この戦いを時間と労力をかけてやり過ごすだけのエネルギーがないときもある!という切ない現実をまじまじと突きつけられている今日この頃なのだ。
・試行錯誤すること100回以上!今、一番ぴったりくる向き合い方!
「イヤイヤ期」との向き合い方の情報を色々と書籍や親子教室、ネットや動画から入手する中で、これまで色々な方法を試行錯誤してきた。しかし、子どもの個性によっても効果があるものとないものがあるので、本当に子どもには何がフィットをするのかは試してみないと分からないな〜と感じている。
試してみた中では、息子の場合に効果的だったと思うのが以下の方法!
★何かわからないときは「教えて」と言えるように言葉かけを教える。
★何か困ったときは「助けて」と言えるように言葉かけを教える。
→自分で何が「イヤ」なのかを説明できなかったり、伝わらないと「イヤイヤ」が助長されるので、言葉で伝えられるようになると落ち着く印象があった。
★自分で選択をしてもらうように声がけをする。
→例えば、保育園に行く前に名札を服につけるのだが、「保育園行かない。名札をつけない」と泣く。「砂場に行きたい」と泣く。このケースは、「砂場に10分行ってから、名札をつけて保育園に行く」のと、「名札をつけないで、そのまま保育園に行く」のとどっちがいい?と聞いて、「砂場に行って、名札をつける」を選択してくれるのを選んでもらうようにするイメージ。
しかし、欲しいものの我慢やルールを覚えてもらったりすることには苦戦をしている。
親子教室で言われたのは、はじめに「いいよ」と肯定した上で、ハードルの低い我慢からだんだんとハードルの高い我慢を覚えさせるという方法!この方法を聞いてトライしてみたのだが、この方法はなかなかうまくいかない。
例えば、ご飯の前に「お菓子を食べたい」と言ったら、「いいよ。この果物を1個食べてからお菓子を1個食べようか」からスタートして、「いいよ。夕ご飯を全部食べてから、まだ食べられそうだったらお菓子を1個食べようか」にもっていくといったように段階を踏むイメージ。
これをやろうとすると逆に「いいよ。お菓子を全部食べてから、1個ご飯食べるね」と言われてしまうのだ。。。。
そんなこんなで今、一番「イヤイヤ」がはじまったときにえっさんもストレスなく実践できるのが、子どもが言った言葉を繰り返し伝えるという方法。共感するイメージで繰り返すのだ!この方法が、今のところ一番しっくりきている対処法と言える。
例えば、寝る時間になっても遊んでいてて寝ないときに「寝たくない。遊びたい」と言ったとしたら、「そっかぁ、寝たくないんだね。まだ遊びたいんだね〜。」と繰り返すのだ。
「そう、遊びたい」と言ったら、「遊びたい気持ちが強いんだね。眠いけど、遊びたいのかな〜」と延々と言葉を変えて感情を代弁して、本人の気づきを待つのだ。そのうちに気持ちが落ち着いてくれたりする。
また、それと並行をして子どもには毎日、時計を持ち出して「この時計の針の長い針が12、短い針が8になったら眠る時間だね〜」という刷り込みをしている。
「あ、この長い針が12、短い針が8だね。何の時間かな?」と言って、自ら「寝る時間」と言ってもらえるように準備もしておく。
結局、子どもに無理やり言うことを聞いてもらうことは自分にとっても相当なストレスになるな〜と感じている。そのため、できるだけお互いのために感情的にならずに、このハードな時期を乗り越えていくためにどうしたらいいのか。子どもと自分たちに合った方法をトライしては改善してみる。その繰り返しなんだな〜としみじみと「楽はできないようになっているのね」と思うのだった。
子どものイヤイヤ期をお互いに過度のストレスなく乗り越えていけたらいいな〜と思っていても、現実は試行錯誤の連続で精進を強いられる日々だわ〜という人も多いのではないだろうか。
できるだけ本人が望まないことはしないでいいように工夫しつつ、「やりたい」と言ったことは命の危険がない限りはトライできる環境を整えつつ。自分なりにできるだけのことをやったら、あとはストレスなくコミュニケーションをとれる方法を地道に見つけていく。「これをやれば、オールOK!」な解決策なんてないと覚悟することからイヤイヤ期の子どもとの平常心を保てる時間ははじまるのかもしれないな〜。笑。