・地域と生活者の人生がつながる食体験!
最近は食欲の秋を満喫しようと子どもと一緒に「食」と「農」に関する体験をしたいな〜と考えていて、何気なくそうした体験を提供しているサービスをネットで探していたのだ!
そうしたところ北海道厚沢部町での保育園留学の記事をきっかけにKitchHike(キッチハイク)という会社を知った!この会社の事業について調べてみるとキッチハイク社が展開する食の取り組みが面白かったので、ぜひ子どもの食体験の一つの選択肢としてもご紹介できればと思ったのだ♫
キッチハイクという会社は、1985年東京生まれの山本 雅也(やまもと まさや)さんが創業し、2012年に設立した「地域と人生をつなぐ、食と暮らしの発明・実装カンパニー」であると企業紹介に記載があった。
現在の主要な事業としては、3つのサービスがある。
1つ目は、オンラインイベントやオンライン物産展を通して地域の食や暮らしの魅力を掘り起こし、生活者(=一般的には消費者と呼ばれている人たち)との新たな関係性を生み出す「ふるさと食体験」という事業。
2つ目は、地域社会と子育て家族をつないで、未来をつくる留学プログラム「保育園留学」。
3つ目は、ふるさと納税や移住イベントなど、複数の関係人口リストを可視化できるシステム「つながるDX」。
本日のブログでは、このうちの1つ目と2つ目の「ふるさと食体験」と「保育園留学」の概要を通じて、子どもと一緒にしたくなる「食」と「農」体験についてご紹介できればと思っている♫
キッチハイク社について調べる中で、創業社長である山本さんのインタビューnoteも読んだのだが、この思いを読んで久しぶりに心から応援したい企業に出会えたな〜と感じた⬇︎
山本さんの実現したいことに共感できたので、noteの内容の一部を本ブログに引用させていただいた!
世の中にまだない豊かな遊びを発明して、みんなができるようにしたい。
―先ほどの話にしてもそうですが、山本さんがやりたいことって、明確ですよね。
すごくシンプルに言うと、「世の中にまだない豊かな遊びを発明して、みんなができるようにしたい。」もう、これに尽きますね。これが本音です。この世界の豊かさを味わえて、且つ社会がよりよくなっていくようなワクワクする座組みを考える。で、「これいいと思うんだけど、みんなも乗っからない?」というのが原動力ですね。
今こうして娘も生まれて、自分も30代後半になり、会社自体も大きくなって、責任をいろいろ背負うようになりました。そんな中で思うのは、その発明した遊びを通して、社会がより良くなっていくというサイクルをいかにつくれるかということ。無理なく続くよう仕組み化するのも大切。
でも、やっぱり原点は、ワクワクするとか、なんか楽しそうだからやってみたい!という気持ちで人が動いて、結果的に世の中が良くなっていくというのが、キッチハイクらしさだと思ってますね。
引用元:https://note.com/kitchhike/n/na8ec8c0503d8
えっさんはキッチハイク社に対して、「食を通じた地方創生を促進する企業なのかな?」という印象をはじめもっていたのだが、自分がワクワクすることや楽しそうなことを原点として、食に限らず豊かな遊びを発明して、それを社会全体に広めていきたいという思いが大前提として事業を展開していること。
自分たち家族はもちろん、社員一人一人が人生を謳歌することを何より大切にしている会社であること。そのためにも、色々な意味で無理がないようにサービスを仕組み化することを重要視していること。
こうした価値観をもった社長と社員がいる企業であることは、えっさんが生活者側の立場でキッチハイク社のサービスを利用させていただくときに、長期的に応援し続けたいと思わせてくれる大きな要因となった(*^_^*)
・大注目の食体験「ふるさと食体験」って?
では、実際にキッチハイク社のサービスを通じて、我々はどんなワクワクした楽しい体験をすることが可能なのだろうか。その大きな柱の1つが「ふるさと食体験」というサービスだ!
「ふるさと食体験」は、まずはサイト(https://kitchhike.com)にアクセスし、全国各地の食材で自分が食べたいものを購入し宅配してもらう。これだけだと普通のお取り寄せECサイトと変わらないのだが、各食材にプラスして必ずオンライン体験がセットになっていることがサービス最大の特徴なのだ。
その食材を購入した地域の人とオンラインで交流できるイベントや、その地域の人や食をテーマにしたイベントアーカイブ動画を食材と一緒に体験できるのだ!!
例えば、人気がある体験だと静岡県の南伊豆町の伊勢海老を通じた食体験がある。こちらの食材を購入すると、まず生きたままの伊勢海老が家に届く。動く伊勢海老だけでも子どもは大興奮間違いなしだと思うのだが、この伊勢海老を漁師の方からオンラインを通じて「伊勢海老の活き造り」と「伊勢海老の味噌汁」の作り方を初心者にも出来るように教えてもらうことができるのだ!
余談ではあるが、えっさんは小さいときにおばあちゃんちの近くの佐賀県呼子町に行って、幼少の頃に生きたままの烏賊を食べた体験がいまだ忘れられない食体験として記憶に残っている。目の前で生きていた命を食するという体験は、本当に子どもながらに命について考える機会を与えてもらったような気がしている。
子どもに動いてる伊勢海老に直接触れてもらったりしながら、親が調理する場を一緒に共有し、簡単なお手伝いをしてもらうこと自体、子どもにとってインパクトのある食育の機会になるのではないだろうか。そして、子どもならずともえっさんにとっても貴重な体験になりそうだった!
また、オンライン動画では食に限らず観光ではなかなか知り得ないディープな南伊豆の魅力を聞くことができるのだそうだ!
こちらの伊勢海老の食材+オンライン体験セットで金額は5,800円(送料込)だった。こちらの食材は現在、完売だったのでもし自分で伊勢海老を入手できるなど機会があれば、この伊勢海老の体験動画とレシピだけを1,000円で購入する選択肢もあった♫
休日にこうした体験を家で子どもと一緒に動画を観ながらするだけでも、家族みんなにとって記憶に残る充実した1日になりそうだなと思ったのだ。ぜひ、また販売が開始されたら完売前に頑張って購入したいと思える体験の一つだ^ ^
他にも最近あったイベントだと北海道厚沢部町のメークインをたっぷり使って、子どもでも作ることができる揚げないジャンボコロッケ作りを体験できたり(3,500円)、福島県郡山市の発酵食品のセットと一緒にカラダもココロもポカポカになる朝ごはんレシピと発酵食品の文化について学べる動画セット(4,000円)があったりと食材はもちろん、そのイベントや体験内容自体もとっても魅力的だった!!
イベント自体は毎月新しいものが複数回あるわけではなく、今のところ基本的には月1回程度の印象だった。今後購入したい食材と体験が見つかり次第、ぜひ実際のレビューなんかもお伝えできればと思っている(o^^o)
・北海道の「保育園留学」で実現する食体験!
キッチハイク社を知った経緯としては、えっさんのように今年からスタートした北海道厚沢部町(あっさぶちょう)での「保育園留学」事業きっかけの人も多いのではないだろうか。この保育園留学は、世の中の関心も高く色々な媒体で記事になっている。それだけ、今の時代に合った子連れ家族に注目されている体験だ!!ある記事には、100家族待ちとも記載もあった。
「ふるさと食体験」の事業をしている会社が、なぜ「保育園留学」?と思われるかもしれない。
先ほど「ふるさと食体験」の事例として北海道厚沢部町の揚げないコロッケの体験について触れたが、もともとは「ふるさと食体験」のサービスを通じて、社長の山本さんが厚沢部町を2021年7月に家族で3週間訪れた体験をもとにプロジェクトが始動したのだそうだ。滞在期間中に厚沢部町の認定こども園『はぜる』に2歳のお子さんを預けたことで、この体験の素晴らしさを自分事としてリアルに体感したのだそうだ。
確かに、周りのママたちからも、コロナ禍を経て子どもを大自然の中でのびのびと思いっきり遊ばせてあげたいという思いが強くなったという話もよく聞く。
えっさんも例外に漏れず、子どもと一緒に自然がいっぱいある中でしばらく過ごしたいという願いを日に日に強くしている。
こうしたサービスを通じて、「子どもを連れて北海道でワーケーションし(宿泊場所も用意がある)、仕事をしている間に子どもは大自然の中の壮大な敷地にある保育園で思いっきり遊んでもらい、休日には厚沢部町の名産でもあるブルーベリー狩りやじゃがいも掘り、立茎アスパラの収穫をして1〜3週間過ごしたいよ!それはそうでしょ!」と記事を読みながら、一人痛切なツッコミを入れていた。笑。
保育園の中の菜園でも、子どもは「食」と「農」の体験ができて、休日は親子で「食」と「農」の体験がリアルにできるなんて最高ではないか!!
サービス紹介のページでは、実際に保育園での一週間を紹介しており、滞在する場所の紹介はもちろん急な子どもの体調不良などの医療体制についても丁寧な説明があった。
そして気になる料金だが、これから正規料金もHPから確認できると思うのだが、トライアル料金については2つの要素で値段が決まるようだった。①1週間/2週間/3週間の滞在期間と②子どもと大人の人数の組み合わせで決まっていた。
例えば、2週間 子ども1人と大人2人で滞在する場合、保育園登園が最大10日で金額は17万円(税込)だった。
この料金内に、子どもの保育料だけではなく現地での食体験や宿泊費、wi-fi利用料なども含まれている。
ただし、この料金には現地までの飛行機代などの移動費、レンタカーなど現地での移動費、滞在期間中の全ての食費は含まれていない。主には移動費は、別途料金がかかることにある。
仮に東京から飛行機に乗って、レンタカーを借り、夫婦と子ども1名で2週間滞在するとしたら40万円ほどはトータルの料金目安としてかかってくるのではないだろうか。
保育園留学の対象となる子どもの年齢は0歳〜6歳の就学前の子どもなので、息子が小学校に入学するまでのあと4年くらいの間に一度はサービス申込みをしてみたいと感じた。できれば、タイミングもあると思うが子どもの心象風景として記憶に残る可能性が高い4歳〜6歳くらいの間を考えている。その時に、人気すぎて予約がとれないレストランのような状況になっていないことを願いつつ( ´ ▽ ` )
子どもと一緒にどんな「食」や「農」についての体験をしてみたいだろうか。もちろん、お芋掘りや◯◯狩り、魚釣りといった体験もどんどん一緒に取り組みたい。けれど、たまには趣向を変えて休日にお家で一緒に地域の食材を使って、その地域の人たちとつながるという体験も面白そうだった。また、子どもの心象風景としても残るような保育園というリアルな場での「食」や「農」体験もいつか実現してみたい。こうした体験が、キッチハイク社の言う「豊かな遊び」だとするならば、子どもはもちろん大人にとっても心豊かに生きるために必要な体験なのではないだろうか。