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熱海・伊豆方面への子連れ旅!乳幼児連れでも快適な【サフィール踊り子 個室】以外の列車の選択肢って!?

特急急行列車「踊り子」グリーン車と座席

Photo byえっさん

子どもと一緒に海が見える近くの温泉地に旅をしたいと考えるとどうしても、都内からアクセスが良い場所を優先するため選択肢が絞られてくる!その中でも、車以外の移動手段で考えるなら熱海・伊東方面は列車の乗り継ぎなく移動可能で、乗車時間も比較的短くて済むので都内からの子連れ温泉旅に最適なエリアだと感じる♫

昨年、生後6ヶ月の息子を連れて東京駅〜伊東駅を往復した際は、「サフィール踊り子」の個室に乗車することで周囲を気にする必要がなくとても快適だった⬇︎のだが、今年は電車好きで動き回りたい年頃(1歳9ヶ月)の息子を連れて、「個室以外の他の選択肢についても試してみよう♫」と思い往復で異なる列車に乗車してみたのだ!!
そこで、実際に乗車してみて快適だった移動とストレスがあった移動と両方を経験したので、その様子をありのままにお伝えしようと思う(^ ^)

今回の乗車ルートは、東京駅→①→伊東駅→②→熱海駅→③→東京駅という乗車ルートだった。
最初の①東京駅→伊東駅までは、特急急行列車「踊り子」のグリーン車を利用した♫
特急列車「踊り子」は1981年10月に運行を開始しており、その歴史は長い。経路としては「サフィール踊り子」と同一なのだそう。東京 ⇄ 伊豆急下田間と東京 ⇄修善寺間を往復している。
2021年3月から、車両もリニューアルされてE257系に統一されている。

料金体系は、東京駅から伊東駅までの乗車料金(2,310円)にプラスで特急指定席料金がかかる。
えきねっと登録【https://www.eki-net.com/Personal/Top/Index】からの予約で、「踊り子」の普通指定席だと30%オフで予約できたりとお得。
今回は、グリーン車のチケットレス割引(一人100円引き)を活用して3,750円/人だった。なお、小学校入学前の子どもは無料なので、家族3人で①東京駅→伊東駅までの片道合計金額は12,120円となる♫乗車の所要時間は、1時間40分ほどだった。

Photo byえっさん

こちらが実際の座席⬇︎お手洗いから近い+景色として海が見えることを考慮して窓際先頭の4号車1番A席B席を予約した。
ベビーカーは車両内に置けるスペースがなかったので、一番後方の隙間に折り畳んでしまうことになった。
こちらの座席は、足元の空間自体はゆとりがあったのだが「肘掛け」を上げることができず、子どもが椅子に座ると大人が座れるスペースがなくなってしまった。また、子どもが眠くても快適に寝られるほどシートも深くは倒れないので、子どもも眠りたいのにうまく眠れずにぐずってしまっていた。

Photo byえっさん

なお、「サフィール踊り子」と同一経路なので、「踊り子」に乗ろうが「サフィール踊り子」に乗ろうが窓から眺められる海沿いの景観は同じ♫海が近くてとても癒される景色だ!!

Photo byえっさん

また、お手洗いに関してもおむつ替えができたり子どもを座らせておける椅子もなかったので、おむつ替えが必要な小さい子どもを連れての乗車をそもそも想定していないような印象だった⬇︎

Photo byえっさん

結論からお伝えすると、今回の子連れ旅で一番移動が大変だったのがこちらの「踊り子」のグリーン車だったのだ。
大変だったポイントとしては、3人全員座れるスペースを確保できなかったことだった!そのため、子どもも動き回りたくて仕方がない様子だったのを制するのが大変だったのだ。
他にもクレームを直接言われたわけではないものの、子どもが眠くてぐずぐずしている声や動き回る様子にとても怪訝な表情を浮かべているご高齢の方もいらっしゃったので、車両から連れ出したりあやしたりする時間も長かったりと何だか周りを気にしながら過ごす時間がとても長く感じた。

今回の反省点を踏まえて次回に子連れで「踊り子」に乗るのであれば、「踊り子」はどの車両も2席ずつなので普通の指定席をえきねっとで30%オフで3席確保し、子どもが就学前であっても席確保のためにこども料金を支払う方法を選ぶな〜と感じた。
仮に3席確保したとしても、割引が適用できれば家族3人合計で6,770円となる。2席のみのグリーン車の半額に近い値段で乗車することが可能なのだ♫もし、小さい子を連れて「踊り子」を利用することを考えている方がいらっしゃれば、1歳以上であれば普通席を確保することを検討されてみてはいかがだろう。

・伊豆急行SDGsトレイン「ツナグデンシャ」と座席

Photo byえっさん

続いては、②伊東駅→熱海駅までの移動について!こちらは伊東線を走るSDGsトレイン「ツナグデンシャ」という2022年7月新たなジオトレインとして運行をスタートしたSDGsトレインに乗車した。
こちらの列車は、美しい伊豆創造センターと伊豆急行の共同事業で、伊豆半島各地のSDGsの活動を紹介したり、行政、企業、市民活動といった枠を超えてSDGsについて広く周知することを目的に運行しているようだ!そのため、車内の至るところに伊豆のSDGsに関する身近な活動が紹介されていた!

こちらは普通列車で特急券や指定券は必要なく、家族3人で②伊東駅→熱海駅までの片道合計金額は660円だった♫
乗車の所要時間は、30分弱
海岸沿いを走り景観も良く、トンネルも多いので、電車好きの子どもであれば運転席すぐ傍での乗車体験がおすすめ。そのため、えっさんたちも運転席から一番近い先頭車両の座席に座って移動をした⬇︎
ロングシート以外にも肘掛けを上げることができるボックスシートもあって、子どももゆったり座ることができた!もし途中で子どもが寝てしまっても、横で寝かせることができるほどのスペースがあった。
息子も1歳とは言え2歳近くになる子どもにとって、自分の席がきちんと確保されていると「自分の席!」という認識があるのか、少しは落ち着いて座ってくれるのだな〜と感じた。
また、別の車両にはお手洗いもあり、いざという時も安心だった。ただし、子どものおむつ交換はやはり想定されていない様子なのでその点はご留意いただきたい。

Photo byえっさん

こちらのSDGsトレインに関しては、子どもが自分の座席としてボックス席のひと席分を利用できるのは良いな〜とは感じたものの、やはり乗車時間中じっとすることは難しかった!!
そのため、乗車時間の半分以上は夫が息子を抱っこしたまま運転席を見られる場所に立っていた。その時間は息子も上機嫌でグズることなく電車を楽しむことができた様子だった^ ^

えっさんとしてはかなり快適な列車移動だったのだが、夫は「腰が痛い…」と降りた後もしばらく言っていたので、乗車時間が30分なのであれば10分はボックス席から景色をみてもらう。家族3人で行く場合は、残りの20分は大人が交代で運転席付近で子どもを飽きさせないように過ごすといった時間配分で、家族みんなにとってストレスがない移動となるよう心がけたら良かったかもしれないと反省だった。
また、車両のSDGsの取り組みが今後も続くようであれば子どもとの会話のきっかけや学びにもつながるので、ぜひ今後も伊東線内の移動をするときはこうした工夫を凝らした列車に積極的に乗車してみようと思いながら過ごした移動時間でもあった♫

・新幹線こだまグリーン車と座席

Photo byえっさん

そして最後にご紹介するのが③熱海駅→東京駅までの新幹線「こだま」のグリーン車。こちらはN700系の車両。
熱海までの往復なのであれば、結論こちらの新幹線での移動がもっとも快適だった。
「こだま」は東海道・山陽新幹線の各駅停車で、東京⇄品川⇄新横浜⇄小田原⇄熱海を通っており熱海の次は、三島に停車するので伊東をはじめ伊豆方面には残念ながら停車してはくれない。
そのため、区間は限定されるが東京⇄熱海間の移動であれば子連れにおすすめの移動手段と言える。

乗車時間も約45分ほどと1時間かからずあっという間で、スマートEX【https://jr-central.co.jp/ex/smart/】からの予約でSuica番号を事前に登録しておけば、乗車もICカードをかざすだけでスムーズ。
グリーン車に乗車の場合、乗車日の3日前までの予約で早特の割引が適用され家族3人で③熱海駅→東京駅までの片道合計金額は7,880円だった。特急列車「踊り子」と同様に子ども料金は、小学校入学まで無料となる。

Photo byえっさん

今回の座席位置としては、9号車16番A席B席を確保した。こちらの写真はC席D席だが、反対側のA席B席も同様に特大荷物スペースが設けられており、お手洗いもすぐ傍の座席となる⬇︎
こちらの座席はかなり空間にゆとりがあり、なんとベビーカーを畳まずして横向きに置くことができるほどだった。

Photo byえっさん

また、お手洗いにもおむつ替えスペースがきちんと確保されており、小さい子どもを連れていても利便性が高いのも嬉しい⬇︎

Photo byえっさん

「こだま」に乗車することで新幹線が大好きな息子にも新幹線のホームを見せてあげることができ、子どもも喜んでいる様子だった!!
最近、子どもが毎日「読んで欲しい!」と持ってきてくれるこちらの「でんしゃにのったよ」⬇︎という絵本のストーリーが、電車を乗り継いで新幹線のホームへ行き、最後は新幹線に乗って終点の「東京駅」にたどり着くまでのお話なのだ。そのため、子どもにも自分の状況が絵本に沿って理解できた様子だった。
そして、「こだま」新幹線の車内では東京駅に近づくと「終点、東京です」と絵本と全く同じ本物のアナウンスも流れてきて、子どもも即座に反応して家から持ってきたこちら⬇︎の絵本を開きながら「このアナウンスだよ!」と言わんばかりに指差しで教えてくれた( ´ ▽ ` )

東京駅に到着後は、東京駅の新幹線のホーム内でも多くの新幹線をみることもできる。
電車好きの子どもにはツボとなるポイントがたくさんある移動手段でもあったので、熱海方面からの帰りには他の新幹線に比べても割安な「こだま」のグリーン車を利用する選択肢も検討してみてはいかがだろう。

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

都内からのアクセスが良い温泉地の中でも、熱海・伊豆方面は海もあり子どもが車窓から眺める景色も美しい。そして、列車の選択肢も普通列車から特急列車、観光列車、新幹線まで幅広い選択肢がある。
「子連れでも快適に、そして移動も旅の一部として楽しむためには?」という視点で選択肢を絞ってみて、子どもの興味と成長に合った移動手段を選んでみてはいかがだろうか。

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