・はじめに
本年も変わらず「心の豊かさ」について本ブログとともにあなたと一緒に探求をし、微力ながらも地道に一歩、一歩と歩みを進められたら嬉しいな〜と思っている今日この頃、あなたにとっての心の豊さとはどんな状態をイメージするだろうか?えっさんにとっては家族や友人、周りの人たちはもちろん自分自身のことも大切にできている状態をイメージすることが多い。
今年は年始早々に滋賀まで子どもにとっての初スキー旅行に行ってきたのだが、その車内で息子が話の流れで「ママは、自分のこと好き?僕はパパとママと同じように自分のことが好きだから、Januaryはパパとママと自分と結婚するんだ〜」と楽しそうに話していたのだ。「え?1月だけみんなで結婚!?笑」と突っ込みつつ、息子の発想を微笑ましく思う反面なんだかハッとするものがあったのだ。
えっさんも「うん、好きだよ〜」と一瞬ためらいつつ答えてみたものの、果たしてごく自然な感情として肯定的に自分を「好き」と言えているのだろうかと、回答をしながら疑問が湧いてきたのだ。
自分のありのままを好きだという確信をもつというのは、40を過ぎてもなかなか難しいことだな〜と感じている。
孔子は「40にして惑わず」と言ったものだが、41歳になっても「ものごとの道理に明るく判断に迷わないのか」と問われると未だに自信がもてる状態とは言えない。
けれど、せめて思考だけは何歳になっても凝り固まらずに変化に適応をしながら本質的な心の豊かさを日々追求できたらな〜と思っているのだ。
さて本題に戻ると、子どもも4歳になったことで、参加できるようになったアクティビティなんかも増えてきたな〜と実感している✨
例えば、昨年のクリスマスにはサンタさんから劇団四季「アラジン」のチケットをプレゼントしてもらったので、一緒に汐留まで実家への帰省を兼ねてえっさんも同行させてもらうことにしたのだ♪
劇団四季は、ファミリーミュージカルではない限り3歳未満は入場することができない。4歳の息子にとっては今回が初の劇団四季観劇ということで、12時半に劇場に着いてから公演がスタートし休憩をはさんで16時半に劇場を後にするまでの約4時間の長丁場だった!
けれど劇団四季の運営上の各種配慮のおかげもあって、劇場内で騒がずに終始楽しそうに観劇できるだけの持久力と集中力がついてきたことを感じた時間でもあった✨「アラジン」の演目は劇団四季の演目の中でも展開が早くて衣装もダンスも華やかなので、未就学児にとっても刺激があって飽きない演出でよかったな〜と感じた。
また、今回のブログのテーマでもあるスキーについても、個人レッスンであれば4歳から参加が可能だったので家族で琵琶湖が一望できる滋賀県内の「箱館山スキー場」に行ってきたのだ!
こちらのスキー場にした理由は、大阪市内からのアクセスの良さと初心者向けやファミリー向けのエリアが広く確保されていたことが決め手となった。
スキー体験自体は息子もかなり楽しかった様子だったものの、準備から片付けまで親からすると労力、金銭面で各種ハードルがあったな〜と感じたので、そんな子どもの初スキー体験の実態について今回は詳細をお伝えしようと思う!!
・スキーの準備から当日・片付けまでの流れ
まずスキー場に行くと決めてから、ウェアや手袋、ゴーグル、シューズ、道具類一式と揃えなくてはいけないものがたくさんある!!という当たり前の事実に直面したのだ。
都内から大阪に引っ越すときに、荷物として随分とかさ張ることもあって夫とえっさんのスノーウェア類を全て処分してしまったのだ!!(大後悔💦)
今シーズンに何回も行けるほどスキー場が近くもないので、レンタルも当然検討をしたものの一式レンタルするのに1日あたりスキーorスノボセット+ウェア(上下)で大人7500円/人、子ども5500円/人かかった。
それにゴーグルや帽子、ヘルメット、ソリなんかもレンタルするとレンタル代だけで家族3人で約3万円/日ほどかかる計算になったのだ〜( ; ; )
そのため1日あたりのレンタル費用を抑えて、来年以降も行けるよう初年度はウェアと小物を準備をすることに!!
子どもに関しては、2月にプリスクールのクラスで「スノー遠足」もあるのでいずれにしてもスノーウェアや手袋、スノーブーツの購入が必要だったこともあり、来年以降も着れそうなサイズ調整可能なウェア上下や小物(手袋、ゴーグル、帽子)を購入することにした!
また、親のウェアサイズはそんな変わらないだろうと考え、来年以降もウィンタースポーツを家族で楽しむだろうことを前提に道具以外のウェア(上下)やインナー、帽子、手袋、ゴーグルも新たに購入することにした。
お得に購入できる通販サイト(えっさんは最近「TEMU」を使うことが多い)で、流行り廃りのなさそうなオーソドックスかつ機能的なウェアや小物類を選んで、全部で合計4万円ほどだった!
当日は雪遊び用のソリと子ども用のスキー板とシューズの道具類のみレンタルをすることにして、レンタル代は5,000円/日だった!
夫とえっさんはスキー経験が浅いので久しぶりにスノボのほうを楽しみたかったのだが、【子どもを見守る+スキー板やソリの持ち運びもある】ので、今回は子どものゲレンデデビューのサポートに二人で専念することに!!
また、スキー場に行くにあたってはウェア類を持ち運び着替える労力+車の駐車場代(1000円)+ゴンドラ料金(3名合計5800円⬇︎※前売りチケット購入で計5,450円)が最低でもかかるので、レンタル代と合わせるとレンタカーなどの交通費・移動の労力+1万円以上がかかる計算に!
これにプラスして、ゲレンデ内レストランでのランチ代や息子のスキーの個人レッスン代(9,000円/時間)がかかったので、1日のゲレンデデビューの実費だけで2万円以上の出費となった!
これがリフトに乗るには心もとない4歳のスキーデビューのミニマム料金なので、リフトが利用できるようになるとさらに上乗せされる。
初回でも、雪遊びやスキー体験させてあげたいという一心で1からウェアなども揃えるとなると家族3名で最低でも6万円以上の準備資金が必要(宿泊費やレンタカー代を入れるとさらに+α)だったということで、都市部から山の上で雪遊び体験をするという自体が本当に贅沢な体験なんだな〜と噛み締めることになった。(子どもが生まれると数年は家族でスキー場に行けなくなることが多い。しかし、子どもが小さいうちに連れていく可能性が残されているようであればぜひきれいな状態のウェア類であれば、そのまま保管しておいても良いかもしれない!)
えっさんたちがスキー場の到着するときには大型の観光バスも多く到着していたのだが、観光客は全員 海外からの訪日観光客と思われる人たちだった。
また、一般の駐車場は滋賀県内の方はもちろん大阪など近郊からの人たちが多い印象!年始の段階では駐車場までは凍結なんかもなく、ノーマルタイヤでOKだった。
スノーウェアには車の中で着替えておいて、日焼け止めを塗ってゴンドラにはスノーシューズを履いて乗り込むことに(スキーブーツに履き替えるので、スノーシューズを入れる袋なんかも事前準備が必要)!
一度乗り込むと帰るときまでは駐車場まで後戻りができないので、忘れ物(スマホ/現金/タオル/ティッシュ/リップ/袋など)がないように留意しておく必要がある。
ゴンドラに乗っている間は、眼下に琵琶湖の景観が広がっていてとても美しい絶景を眺めながら徐々に山の雪肌もお目見えしてくるので気分が高まっていった✨ゴンドラに乗るというのもまた景観を含めて子どもにとって新鮮な体験だな〜と感じた。
スキー場に到着すると子どもは一面の雪に「わ〜真っ白!!きれい✨」と真っ先に感動をしていた!!
もうすぐにでも雪遊びをしたくて仕方ない様子だったので、一緒に雪だるまを作りながら子ども用のスキー板やブーツ、ソリをレンタルしに行くことに!その後に、レンタル物を持参してはじめてスキーの個人レッスンを受付・予約することができるという流れだった!!
ゴンドラに乗り込んだのが10時半で、スキーのレッスンは12時からの予約ということで子どもと一緒にソリ遊びを20分くらいした後にスクール受付横にあったレストランでお昼ご飯を食べることに♪
レストランのメニュー自体は「ややスキー場価格かな?」という感じではあるもののそこまで割高な印象はなく、夫も「この味とボリューム、いいね〜。満足度高いわ〜!」と堪能していた。
ただ、お昼時間帯はレストランが混み合うので荷物も普段より多いこともあり、席の確保の時間がかかることは想定しておいたほうが良いかもしれないな〜感じた。
12時にレッスンがスタートということでレストラン横にあるスクール受付へ!
個人レッスン料金は60分で9千円ということで、習い事の月謝のような感覚ではあったものの、実際にレッスンを受けることができて「本当によかったな〜」と痛感した。(小学生以上であればグループレッスンで4,500円)
また、レッスンは当日の受付に限定されていたこともあって、スムーズに予約できたのはありがたかった♪
夫は羨ましいことに運動神経が良いのでこれまでもスケートなどの冬の遊びを息子に教えられていたものの、スキーは夫婦揃って初心者ということもあって、プロに指導をお願いすることに事前に決めていたのだ!
実際、子どもが勢いよく滑っていくのをぶつかりそうになる前にすっと先回りして安全に受け止めるみたいなことが、スキーに熟達していないと難しいだろうな〜と感じた時間でもあった。
先生は若く優しい雰囲気の先生で「今回は初回のレッスンなのでまずはスキーを『楽しい!』と思ってもらえるような時間にしますね!」と事前に言っていただき、本当にその通り息子がずっと楽しそうに初スキーに取り組んでくれていたことが印象的だった!
「箱館山スキー場」には「プレイゾーン」という子どもとファミリー、初心者向けの無料エリアがあったのがとても良かった!ひとりでリフトに乗れない息子のような子どもでも、「スノーエスカレーター」⬇︎に乗って上まで行くことができるので、とっても快適だったのだ♫
履き慣れないスキーブーツを履いて、足が板に固定されているというだけでも随分と体力やエネルギーを消耗しそうではあるので、こうしたエスカレーターで少し休憩しながら滑ることを繰り返すことができて、メリハリあるレッスンの時間を過ごすことができていたように感じた!
夫とえっさんは息子がスキーに挑戦する勇姿を見守りながら、同じプレイゾーン内でソリ遊びを交代でしつつ、笑、それはそれで楽しい1時間を過ごすことができた✨
息子も先生の指示通りに両手を広げて、頑張って足もハの字に広げて、先生をまっすぐ見て、まずは「滑る」を体感することができていた印象!!
レッスンの最後のほうはだいぶ慣れてきた様子で、目の前に誰もいない状態で両手を広げて満面の笑みを浮かべながら、真っ直ぐに滑ることができていた!!
先生に最後御礼の挨拶をして、「スキーどうだった??」と聞いたら「めっちゃ楽しかった✨」と答えてくれて、家に帰ってからも「またスキーに行きたい!」と言ってくれるほどだった♫
最初のスキー体験としては、スキーを好きになってくれた度合としては◎だったのではないだろうか。
スキー場には10時半〜15時までの滞在時間だったのだが、レッスン後もこの日は「ファミリーカーニバル」という親子向けのイベントが14時から開催されるということでこちらも参加させてもらうことに!!(参加費無料)
1レース親子ペア7組でソリ競争をしたり、年齢別にカゴに雪玉を入れるゲームをしたり、ジャンケン大会をしたりと景品ももらえるイベントで、えっさんもソリレースに息子と参加させてもらって、息子以上に楽しませてもらった!!
参加賞でアメをもらえたり、雪玉をカゴに投げ入れるゲームでは息子も見事に成功をしてジュースをもらえたり、子どももとても嬉しそうだった。こうしたイベントのおかげでもあって、親子でも雪遊びの時間を満喫できて思い出深い時間を過ごすことができた✨
15時近くになるとやや曇ってきて気温がぐっと下がってきたことを体感でも感じて、宿泊先にもチェックインできる時間にもなったので、スキー場をゴンドラに乗って後にすることに!!
大人はそれほどでもなかったものの子どもは全身で雪遊びをしていたので、雪がウェアの中にも入って土で汚れもあった!そのため、ゴンドラを降りてすぐのところにある雪を吹き飛ばす機械で雪を取り除き、車の中で汚れをふきとることに。
スキーを楽しんだ後の片付けや着替えにもひと手間かかるので、時間に余裕をもてるタイミングでスケジューリングして行くのがベストだな〜と感じた。
車に中でウェアと小物はタオルで水気を拭き取ってから防水スプレーをかけて分けて保管をして、宿泊先でも宿泊したログハウス内に広めの畳の部屋があった⬇︎ので、ウェアと小物を広げて乾燥させることにした。
家に帰ってからも子どものウェアは洗濯が必要な状態だったので、ついでに全員分のウェアを手洗いで洗濯後に乾燥させてというのが結構手間がかかるので、小さい子連れでスキーに行くときは連休なんかの初日に行くのがベストだな〜と感じた!!
・スキー後の過ごし方【琵琶湖畔のログハウス→比叡山延暦寺】
今回スキーの後に滞在したのは、琵琶湖湖畔に佇む会員制リゾートの「奥琵琶湖LAKESIA」⬇︎!昨年、会員権を取得してから今回で3回目の滞在となった✨
スキー場から琵琶湖沿いをドライブしながら、40分ほどの距離にあったのだが途中、野生のお猿さんにも3匹遭遇して道幅が狭いこともあり、至近距離で観察することができたことも珍しい体験で面白かった!!
現在、こちらの森の中に佇むリゾートにはヨガやバレルサウナや焚き火を楽しめるエリアも誕生しており、エリア内を子どもと散策している時間も森の中を冒険している感覚で楽しかった!!
夜ご飯は、ログハウス内で大人2名分の「しゃぶしゃぶ」をお願いしたのだが、子どもと一緒に食べても食べきれないほどだった!!けれど、お肉が本当に美味しくて「これぞ『しゃぶしゃぶ』って感じだね〜」と夫としみじみしていた。
こうした夕食をつけても年始の祝日に計2万円ほどで独立したログハウスに泊まれたので、「スキー場の実費と同じだな〜」とこちらもしみじみしていた。笑。
スキーをした当日の夜は、さすがに疲れたのか自ら「もう眠いから、先に寝るね!」と言って一人で20時前に布団に入って就寝をしていたので、子どもの朝の目覚めも非常に良く朝からご機嫌だった!!
そのため、途中スーパーに立ち寄って買ってきた朝ご飯を食べた後、琵琶湖の湖畔を一緒に散策することに。奥琵琶湖の神秘的な光景に心が和んで、朝から何だか手をあわせて拝みたくなるような神聖さを感じた。
2日目についても同じスキー場に行くことも考えたものの、家族で初スキーに行った後の各種労力が未知数であったこともあり、年始ということもあり「比叡山延暦寺」に参拝をしに行くことにしたのだ!!
比叡山へは「比叡山ドライブウェイ」という比叡山頂を結ぶ約8.1kmの有料道路を通ることになる。こちらのドライブウェイは琵琶湖の南湖周辺が一望できる絶好のドライブスポットでもある。
比叡山自体は、夫とえっさんの2人で以前星野リゾートが運営を受託していたときに「ロテルド比叡」というホテルに一緒に泊まったことがあって、そのときに宿泊プランについていた「比叡山延暦寺」での朝のお勤めで訪れたぶりだった!
今回、初詣は近所の神社で済ませていたので、子どもにとってははじめての場所ということもあり今回は開運祈願を兼ねて訪れることにした♪
なお、延暦寺諸堂巡拝料は「東塔・西塔・横川共通券」で大人1,000円/人で子どもは未就学児まで無料だった。
「比叡山延暦寺」も訪日観光客の方が多い印象だった。こちらの「大講堂」のすぐ側、境内の東塔エリアに「開運の鐘(世界平和の鐘)」と呼ばれる「梵鐘」⬇︎があり、訪日観光客の方を中心に鐘をならすための長蛇の列ができていた。願い事をしながら力一杯 鐘を叩くとご利益があるのだとか✨
なお、鐘を鳴らすのに1回100円がかかった!以前夫と来たときは1回100円という金額の記載はなかったと記憶しているのだが、訪日観光客をはじめ訪れる人たちが増えたことで「順番待ちに配慮をした円滑な運営のために、料金を設定したのかな〜」という印象を抱いた。
子どもも鐘を鳴らすことにも挑戦でき、夫と一緒に「ごぉ〜〜〜ん」と力強さを感じる良い音を響かせていた!!
この日は夫とえっさんの結婚記念日ということもあったので、色違いのお揃いの厄除けお守りを授かることに。しかし、息子がほしがった開運の金色のお守りのほうが高くて、夫と「まぁ、そんなものだよね〜」とせっかくなので一人一人お守りをありがたく授かることに✨
最後に、駐車場の側にある「鶴喜そば」で、温かいお蕎麦を食べてから帰ることにした!外はみぞれが降ってくるくらいに寒くなってきていたので、身体がぽかぽかと温まって「今年も色々な体験をしながら、こんな風にぽかぽかと気持ちがあたたまる1年となりますように」という願う気持ちを強くしたのだった^ ^
何かその年齢に応じた新しい体験を子どもにしてもらいたいと思ったとき、親にとっても「子どもに◯◯を体験をしてもらう」ということ自体は、はじめて尽くしの経験とも言える。
はじめての体験自体は、誰にとっても各種労力やコストがかかるものだな〜とも感じる。けれど、その体験をするまでのプロセス自体を工夫しながら子どもと一緒に準備をして、体験当日はその体験自体を子どもが全力で楽しめるようにサポートをする。そうしたサポートそのものを楽しむ気持ちを親がもてるだけで、誰にとってもその体験の一連の時間が豊かな時間になると感じることがあるのだが、いかがだろうか。