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「好き」だけではもったいない!子どもに伝えたい「生きがい」となる仕事の見つけ方!

・「好きを仕事に!」だけではもったいない

先日、ブログで「幸せなお金の使い方」について書いてみたのだが、「とても参考になった!」という感想を直接いただき大変嬉しい思いでいっぱいのえっさん⬇︎

この時にご紹介した書籍の内容を恋愛関係に悩んでいた友人にも話をしたところ「今の自分に必要な本かもしれない」と思ってくれたようで、実際に読んでみたところ「読んでるだけで、幸せな気持ちや前向きになれる」と連絡をくれてとても好評だった!

そのため、今回も「99.9%は幸せの素人」を参考に「幸せなキャリア」についてえっさんの本業であるキャリアコンサルタントの視点もまじえながらご紹介してみたいと思う♪

昔から「好きなことを仕事にする」ってことにフォーカスされたキャリアの築き方や、インフルエンサーのような存在の人はいたと思うが、書籍によると「好きなことを仕事にするだけでは、もったいない」ということが書かれていた!
確かに、例えば・・・陶芸が好きで仕事にしたとしても、都会暮らしに慣れて好きだった人が、弟子入りのため人里離れた山奥に住み込むことになった。師匠からは毎日「お前は陶芸家に向いてない」と言われる。ほとんど収入もなく、その日に食べるものにも毎日困るような生活だ。そうだとしたら「好きを仕事にできたのだから幸せでしょ?」と聞かれても、なかなか「YES」とは言えないかもしれない。

・4つの円が重なる部分が生きがい!

それでは、どんな仕事であれば「生きがい」と言えるレベルで幸せなのだろう。上記はえっさんもこの書籍を読む前から知っていた有名な図で「IKIGAIベン図」!
「好きなこと」「得意なこと」「世の中の役に立つこと」「収入が得られること」この4つの円が重なった部分が生きがいと言えるレベルで仕事をしている状態を示している。
書籍によるとこの4つの円の重なりに近い人ほど幸せである」という傾向が研究でも明らかになっているとのことだ。

えっさんもキャリアコンサルタントとして就活支援で学生にも、「この4つに重なることが自分にとっては何か」を一緒に深掘りするワークをしたことがあったのだが、そのワークをしながら学生たちは「確かに〜!!」と口々に気づきを言葉にしていた。
ちなみに得意なことのレベルは、この書籍では「クラスで1番程度に得意」でOKとのこと。他の書籍だともう少しハードルが高かったが、30〜40人の中で1番で良いなら誰にでもどんな人にも素晴らしい特性があるので、何かしら見つけることが出来るな〜とえっさん自身もサポートする側として気持ちが軽くなった。

また、収入についてもまずは1,000円!からでOKとのこと。何事もスモールスタートをして、少しずつ出来ることを増やしていくことが幸せの近道なのだそうだ( ^∀^)納得。

この考え方なら、小学生のうちから子どもでも意識することもできるし、何なら大人の私たちよりもリアルに「クラスの中で何が自分は一番と言えそうだろう〜?」と客観的に考える機会にもなるのではないだろうか。
好きや得意と仕事を結びつけてイメージするということを大人がサポートできれば、子どもにとって幸せなキャリアを考えるいいきっかけになるかもしれない。

例えば、えっさんのキャリアコンサルタントという仕事で当てはめてみると「好きなこと=人を勇気づけること」「得意なこと=人の特性を言語化すること。キャリアに関する情報収集・リサーチをすること」。「世の中の役に立つこと=1人1人の特性や希望を生かした幸せなキャリア形成のサポートをすること」「収入が得られること=キャリアコンサルタントとして相談対応・就職支援をすること。持っている経験・知識を発信すること」となるわけだ。

・幸せな生き方は何歳からでもOK!

前回のブログでも、20代と60代の幸福度は同じだと書いた。60代以降、80歳、100歳と幸福度は上がっていくともこの書籍の中で書かれていた。
その根拠としては、年齢を重ねて「細かいことが気にならなくなっていく」、つまりは物事を俯瞰できる力が身につくからなのだそうだ。

確かに、えっさんの母親のことを考えてみても、えっさんが中高生の時は近所でのパートの仕事が毎日大変そうというか、人間関係も含めてとても辛そうだった。
しかし60代の今、家の近くの医療機関や企業、個人宅での清掃の仕事を週2日程度やっているのだが「疲れた〜」と言いながらも、何やかんや「このお菓子をもらった」「こんな言葉をかけてもらった」とやりがいを持ってやっているのが伝わってくる。
もともと綺麗好きで真面目な性格なので、決められた場所をきっちりと掃除することは得意で、顧客から感謝の言葉を直接かけられることで役に立っている実感が湧き、年金とは別に全額自分のお小遣いとなる収入を得ることが出来て嬉しい!ということなのかもしれない。

そんな感じで、もちろん何歳からでも今からでも決して遅くないわけだが、子どもの頃からその年代、その歳に合わせてこの「IKIGAIベン図」を更新し続けることが出来たなら、人生100年時代は幸せに満ちたものになるかもしれないね〜!

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

今の仕事は生きがいかと問われると「YES」と即答できる大人の方が少ないかもしれない。けれど、何が生きがいにつながる幸せな仕事なのかが明確になったら、何歳になっても生きがいと言える仕事を見つけることは可能なのだと希望をもとう。子どもにはそんな生きがいとなる仕事を見つけるための考え方を伝えてあげることはもちろん、親世代が何歳になっても幸せな仕事をできることを身をもって伝えられたら素敵だな〜。

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