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なぜ【プリスクール】→【私立小学校】への受験・進学を選択肢に入れるのか、その理由について考察してみた!

・はじめに

先日、息子と同じクラスの女の子のママから、息子宛に「娘がバレンタインデーにお菓子を作って渡したいと言っているので、お渡ししても大丈夫でしょうか?」とLINEをいただき、それはもちろん「とても光栄✨」だったのでその旨をお伝えさせていただいた♡
しかし、今の時代に息子からはホワイトデーにお返しだとなんだか時差があるように感じてえっさんからも「息子からも同じタイミングで、お渡しして大丈夫でしょうか?」とご相談をし交換させていただくことになったのだ♪
息子に話をしたらとてもノリノリで、バレンタインデーのプレゼント準備を一緒にする時間がとても楽しかった!!
息子はクッキングが好きなので、練習のために何度か色々なお菓子を作って本番を迎えたのだが、息子が作りながら「これを食べてハッピーになってくれたら嬉しいな〜」と言っていたことが印象的だった!
息子がほぼ一人で頑張って作って、お渡ししたのがこちら⬇︎


実際に交換させてもらったときに、息子の名前もローマ字で書いてくれてカードの裏面には「I love you」のかわいい手書きメッセージカードも添えられており、とても心あたたまる時間だった♡
この頃は、土日は特に忙しく時間を過ごしていたので、「こういう時間があると息抜きになっていいな〜✨」と感じたのだが、あなたは最近どんなことが息抜きになっているだろうか??

さて本題に移ると、なぜ休日が忙しいのかというと、それは現在のプリスクール卒園後の進路選択の1つとして「私立小学校」を選択肢に入れているため、今が学校説明会・見学会のシーズンだからという理由に他ならない。

子どもが生まれたときは「元気に、マイペースに、のびのび育ってほしいな〜」と夫婦ともにゆったりとしか教育について考えていなかった我が家が、私立小学校受験を選択肢として考えるようになるなんて自分自身が一番びっくりしているくらいなのだ!!
今回は、当初は小受を考えていなかった我が家が、小受を検討するに至った理由について考察してみたので受験有無に限らず何か「今の時代を生きる子どもたちの教育を改めて考える上でのきっかけになってくれたら嬉しいな〜」と思っている♪

・私立小学校の特徴と魅力

私立小学校がたくさん集まる合同説明会や個別学校説明会&見学会にも参加して色々と情報収集をしてみて改めて思ったことは、私立小学校とひと口に言っても、その特徴は以前にインターナショナルスクールについても書いた通り一緒くたには語れないという当たり前の事実だった!!

「私立小学校」には必ず「建学の精神」というものがどの学校にもあり、それは当然一校、一校異なっており、学校が大切にしている精神軸がまず大きくことなるということ。
学校法人の成り立ちが、キリスト教(カトリック、プロテスタント、正教会といった宗派も異なる)や仏教といった宗教的なバックグラウンドをもつことも多い。
そのため、学校生活の中で宗教教育を取り入れている小学校も多く、その教育濃度や学校生活上での浸透度も小学校によって異なる。
また、大学までの附属小だったりすると小中高大との連携や方針、その大学を含めた学校法人の価値観も小学校の校風に与える影響が大きかったりする。
子どもへの関わり方の姿勢で言うと、子どもたちの生活習慣を丁寧に日々ケアしている学校もあれば、法律を遵守するのであれば子どもに自由と裁量を最大限に与えている学校もある。
この特色ある校風の違いこそが、私立小学校の特徴であり魅力だとえっさんは感じた。
そうした大きな精神軸がまず大前提としてあって、その中でカリキュリラムや学びとして力を入れている内容が大きく異なっている。
中にはインターではなく私立小学校であっても国際バカロレア(IB)(参照ブログはこちら)に準拠した初等教育を取り入れている学校もあれば、独自で探求型のプログラムに力を入れて取り組んでいる学校もあった。
国際的な取り組みに関していうと、子どもたちが本物に触れられる機会を与えたいと、アメリカのケネディ宇宙センターや国連の本部まで足を運ぶことを考えている学校もあった。
語学面だと、英語と日本語の使用頻度がちょうど半分になるように、各授業のカリキュラムを組んでいる学校もあるし、読解力を身につけられる読書習慣に力を入れていたり、毎日英語のみで過ごす時間を確保している学校もあったりする。
国際交流においては、小1から小6まで全て異なる国の学生たちと双方向で交流ができる機会を設けている学校もあるし、ニュージーランドでの修学旅行やオーストラリアでの10週間の現地体験の機会を設けている学校もある。
理数に力を入れている学校であれば、日常生活の中での課題を理数の学問を用いて解決する取り組みをしている学校もあるし、思考力を鍛えるための専門的な時間を独自に確保している学校もある。
法学部や医学部が附属の大学にあったりすると模擬裁判をしてみたり、医学部内での体験学習の機会を設けている学校もあった。
他にも、学問に力を入れている小学校では、小6までの学習内容を小3の段階ではひと通り終えて、小6では内部進学が確定していても、中受組とも学力差なく学べるように附属中学の難易度の高い入試問題を解くハイレベルな内容を一斉授業時間内で実施している学校もあったりする。
はたまた自然や農の体験を重視し、稲作を1から10まで体験できる学校もあったりと本当に多彩だった。
書き出すとキリがないほどに、公立小学校ではなかなか経験することに制限・制約が大きいことを小学校生活の中で体験できるのだな〜と感じた。
当然、各学校で学校全体の生徒数も異なるし、設備の充実度も異なるし、学校の特徴に応じて先生や生徒たちの雰囲気も異なるので、単純に学力レベルでは比較が難しいそれぞれ独自の特徴と魅力を備えているように感じた。
ただ多くの私立小学校の方のお話を聞く中で感じたことは、先生たちをはじめ日本の初等教育をリードしていきたいという非常に前向きな気持ちをもって教育現場に携わっている教職員が多いということだった。
また、トラブル対応力についてもお話を聞いていて、安心感があった!コロナ禍での授業のオンライン化でも、困難をどうチャンスにして乗り越えるのかという考え方で、機動力高く変化に対応をしていた学校が多い印象で、そうした変化に迅速に投下できる力があることも私立小学校の魅力かもしれないな〜と感じた。

・私立小学校の選び方

色々な人が色々なことを言っていると思うのだが、えっさん自身が考える私立小学校の大きな魅力が、子どもの特性に合いそうな学校を主体的に選ぶことができる点にあると思っている。
えっさん自身の学校選びの苦い経験としても、高校受験のときに自分に合いそうな学校ではなく「自宅から通学便利な偏差値が一番高い学校」という理由で、流されるようにして推薦入学をしたものだから、校風が自分と合わなすぎて入学から卒業まで全く学校自体を好きになれなかった思い出がある。
私立小学校の場合は、前述の通り本当に一校一校、特色がしっかりとあるので、単純に「◯◯大に受験せずに行けるからこの小学校!」という決め方ではなければ、子どもと相性が良さそうな教育環境についてじっくりと考える機会が小学校受験にはあるように感じた。
プリスクールを1歳から選んだ理由も同じなのだが、認可保育園ないし公立小学校というのはなかなかこちらが「この場所がいいな〜」と思っても、その場所を主体的に選ぶことは難しい。
家庭事情や点数や居住地の学区など不可抗力の要素で自動的に決まってしまうという問題がある。
もちろん居住地や勤務先までの通勤事情等で、子どもの通学圏内で学校を選ばざるを得ない事情は私立小学校でも多くの家庭で存在すると思う。
そうするとその通学圏内で子どもに合った学校を選ぶことになるので、選択肢が限られる可能性もある。
ただ、我が家のように都内に持ち家があり今は賃貸で子どもが一人だと、子どもの学校に合わせてその学校の近くに引っ越しを検討できたりするので、さらに学校選択の幅が広がるように感じている。
私立小学校選びについては、子どもにマッチしそうな校風なのか否かをもっとも大事にしながらも、親子ともに総合的に無理をせずに入学後も過ごせそうな小学校なのかも選択の基準としては同じように大事にしたいなと今は感じている。
私立小学校の個別相談会に参加をしてみると、今のプリスクール卒園生がとても多く入学している小学校や、卒園生に積極的に入学してもらいと考えている小学校もあったりと、今のプリスクールとの相性が良い学校なんかもあったりと新しい発見があった!
小学校受験の塾に頻度高く通い、課金、課金で勉強漬けにしないと本人が年長の時点で合格できないような小学校であれば、いくら校風が合っていたとしても、子どもだけではなく親にもストレスがかかるだろうと想像する。
また、学力面でストレッチしないと入学できないような小学校に入学をすると、結局のところ入学後に日常的な学びについていくことに本人も苦労するのではないかと感じた。
さらに言えば、親子ともに無理をしないという観点で「親御さんや先生たちの雰囲気も、我が家と合いそうなのかもみていきたいな〜」と感じた。
そのため、私立小学校に限らず進学準備のための対策は今できる範囲でしっかりと積み重ねていく心算ではあるものの、校風・子どもの特性や能力・雰囲気のマッチングに違和感を覚えるのことがないのかどうかを、現地に足を運んでしっかりと目でみて確認することで私立小学校を大切な進路選択肢として考えていけたらと思っている!

・私立小学校を進路の選択肢に入れる理由

前述の私立小学校の選び方とも重なる部分もあると思うのだが、改めて我が家が私立小学校を進路の選択肢の1つに入れる理由について考えてみたことをお伝えしようと思う!
親として子どもには幸せな学校生活をおくってほしいという想いをもっている親御さんも多いことだと思う。
我が家も同じで、子どもに偏差値の高い学校や学科に進学してほしい。高収入な職を得てほしいということを考えているわけでは全くなく、子どもに備わっている能力が最大限に活かされる幸せな日々をおくってほしいと考えている
そうした中で、子どもにとっての幸せな学生生活について考えたときに以前のブログでも少し触れたことがあるハーバード大学での研究結果を思い出したのだ。
ハーバード大学の75年の追跡調査によると幸せと健康を高めてくれるのは、いい人間関係なのだと結論づけた研究結果が出たというもの。
この研究によると、友人は数よりも1人でも信頼のできる人がいるのかどうかということが大事なのだそうだ。
また、友人はネガティブな友人よりは明るくハッピーな友人の方が幸福度を高めてくれるとのことだった。
そう、幸せな学校生活を過ごすことに必要なのは、明るくハッピーな信頼のできる友人や先生と巡り会い、いい人間関係を築けるのか否か。なのではないかと考えたのだ。
小学校のうちからこうした自分と気が合う前向きな明るい人と出会い、一生涯でもつながれるような良好な人間関係を築く礎を得られるのであれば、本当に子どもにとって幸せなことだろうな〜と感じる。
公立小学校はどんな家庭環境や気質をもった子どもたちにも門戸が開かれており、どんな友人と巡り会えるのか、授業内外で学びを妨害されたりしないのか、気が合う友人をみつけることができるのかは、運の要素が大きくなる。
こうした幸せな関係を築ける友人との出会いの確率を運に任せるのではなく、高めていくための選択肢として私立小学校が選択肢としてあるように感じたのだ。
また、附属の中学や高校がある小学校であれば子どもに校風が合っていれば、受験のための勉強をせずに学びや体験に集中したり、長期間の塾通いをせずに、好きなことや得意なことを学ぶための時間をたっぷりと確保することができたりもする。
では、小学校受験ではどうなのか。小学校受験の問題をみていて思うことは、数や記憶、思考、言語、図形、知識(季節や常識など日常に密着した知識)など学んで鍛えておくと、合否にかかわらず今後も生きる上で役に立ちそうな内容だということ。
塾に長時間通うようなイメージは今のところなく、子どももプリスクールの預け時間内で受けている受験準備の課外授業はとても楽しそうに学んでくれていることが印象的なので、そこまで受験のための準備をすること自体は今のところ親として負担に感じていないことも、大きいのかもしれない。
また、費用面で言っても平均的なインターナショナルスクールをはじめとしたオルタナティブスクールよりも私立小学校は一条校ということもあり学費の面でも優遇されており、年間100万円程度と良心的な学校が多いことも選択肢として考えている理由の1つでもある。
もちろん子どもには学校環境以外にボランティア活動でもいいし、趣味の活動の場でもいいし、サマースクールでもいいし、多様な人たちがこの世界にいることは知ってほしいと思っている。
しかし、日常的に学ぶ環境下においては自分の興味が自然と引き上げられ、お互いに高め合えるような人たちとの素敵な出会いと人間関係を深く築ける場に巡り合ってくれたらな〜と考えているのだが、あなたなら私立小学校の価値はどんなところにあると考えるだろうか。

今日の子どもが心豊かに生きるヒント!

子どもには自分にとっての幸せについて理解を深め、自分に備わった能力を最大限に活かして他者の喜びや幸せのために力を尽くせる人に成長をしてほしいな〜と思っている。そのためにも、小さいうちから友人や周囲の大人たちと「いい人間関係」を築き続けられる環境を用意できたらいいな〜と感じている。子どもが幸せな学校生活を送る上では、どんなことが大事だとあなたなら考えるだろうか。

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