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家ではゲームに没頭していた印象が強い弟が、めでたく結婚したお話!ゲーム好きとキャリアの関連性について!

・兄弟のことは実はよく分かっていない!

先日えっさんの唯一の兄弟である3つ下の実の弟(38歳)が入籍をして、めでたく結婚をしたのだ!おめでたい✨
弟は実家から電車で30分離れた場所にしばらく一人暮らしをしていたのだが、少し前に引越しをして同棲をスタートしていたので勝手に「結婚前提なのかな〜!?」と心の中で思っていたのだが、実際に入籍したことを本人から聞いて感慨深く感じた。パートーナーの方のご意向もあり結婚式はせずにフォトウェディングと両家での食事会のみでその代わりに新婚旅行を海外で豪華にするという話だった。そのため、取り急ぎご祝儀を贈ることに!まだパートナーの方にお会いしたことはないのだが、親の話だとしっかりとしたとても良い印象の方だという話だった。

えっさんが実家を出てからはもう15年以上経つのだが、その間の弟との接点と言えば弟の誕生日にお祝いのプチギフトやメッセージのやり取り、家族のグループラインでのやりとりくらいしか接点がなかった。対面では、年末年始などに実家に帰省したときに会えれば近況を軽く話すくらいの関係性なのだ。
なので、えっさんとしては弟が社会人になってからのことは特に「よく知らないな〜」というのが正直なところなのだ。
最近、えっさんの友人たちからも実家を離れた実の兄弟姉妹に「こんな一面があったんだ!」という事象に直面した話を聞く機会が偶然にも多かった。あなたにもし兄弟姉妹がいるとしたら、あなたは兄弟姉妹のことをどのくらい深く知っているだろうか?

実家に一緒に過ごしていたころから同じ親から生まれてきた家族とはいえ、自分と「似ているな〜」と思うところが見当たらない弟で、成長してからはより一層、仲が良いわけでも悪いわけでもないフラットな関係性だった。
弟は、昔からロジカルな言動が多く堅実な印象だった。中学までは同じ学校で、進学先もえっさんと同じように家から通いやすい公立高校だったのだが、弟は一番近くの高校が男子校で偏差値が70ある進学校だった。
えっさんとは違い得意な教科も理系科目に振り切っていたので、大学の進学先も理系専攻に強い大学に6年間通っていた。そのため、高校からは特に同性が多い環境で学んだことになる。
見た目にしても、弟は身長は180cm以上あり身長差が20cm以上あるのだ。容姿からも姉弟と思われることはこれまでなく、実家にいたときも生活をする上で必要な会話以外はほとんどしない弟だった。
特に家の中では発せられる語彙数が少なく、部屋にこもってゲームに没頭をしていた印象も強い。
遊びにでかける同性の友人は多そうな印象だったものの、結婚をしたパートナー以外に弟に過去にお付き合いしていた人がいたかどうかすらえっさんは何も知らないのだ。

社会人になってからも、転職が多いえっさんに比べると手堅く、これまで勤めた企業は現職含めて2社で、今は東証プライム上場のSIerの技術者として何をしているのかよく知らないのだが、プロジェクトをマネジメントをする立場にいるらしい。
羨ましいことにこの先、転職をすることになっても仕事に困ることがなさそうな様子ではある。
社会人になってから一度だけ、システム仕様のことでえっさんの会社の同僚と一緒に弟から詳しい話を聞いたことがあった。
そのときに家ではあんなに語彙数が少ない弟が、分かりやすい例えを用いながら相手の立場になって具体的な解決策を的確に提示し、円滑にコミュニケーションをとっている姿をはじめて目の当たりにして衝撃を受けた!!!
そのときに、知らなかった弟の一面が垣間みれて「仕事ではこんなコミュ力が高いんかい!」とびっくりしたことがあったくらいなのだ。笑。

小さいときは、家族で休日になると一緒に出かけることが多かったので喧嘩をしつつも、遊んだりしていた記憶も残っているのだが、「どんな弟なのか?」と問われるとなんだか返答が曖昧になってしまう。
おそらく、今のえっさんよりも友人や一緒に仕事をしている同僚、パートナーの方に弟について質問をしたほうが、弟がどんな人なのか知ることができるのではないか?と思う。えっさんにとって弟は家族でありながら、もっとも実像をつかめていない存在なのだ。

・ゲームに没頭する子どもとの向き合い方って!?

弟は小さい頃から集中力高くゲームに取り組む印象があった。子どもがゲーム機でのゲーム、オンラインゲーム、スマホゲーム等をしていることに対して、否定的な見方をする保護者もまだ一定数いると思うのだが、今は就寝時間や勉強に差し障りがないのであればで「自由に!」という方針の大人も多くなってきたように感じる。
それはゲームに限らず、子どもが何かに没頭して取り組む体験自体をポジティブに捉えていたり、本人の意思を尊重していることも理由としてあるのかもしれないな〜とも推察する。
実際、弟も親にそこまでゲームをする時間を制限されていた様子もなく基本的には一人で、ゲーム攻略本なども購入しながらさまざまなゲームに熱心に取り組んでいた様子だった。
その中で、自分で調べる習慣が身についた様子もあり、弟の場合はゲームソフトの設計・仕様に関心が向き、プログラミングをするようになって大学ではシステム工学を専攻していた。また、社会人になってからは一貫してIT企業に所属をしており、コーディングからスタートをして現在はコードを書くことはなくなり、今のキャリアに繋がっているという経緯がある。

弟のキャリアを紐解くとゲームとの出会いがあって、現在のキャリアがあるように感じるのだ。ただ、小学生くらいの子どもがいる親御さんに話を聞くと、ひと口にゲームといっても全てのゲームについて容認しているわけではなく「保護者視点でもさまざまな考え方があるんだろうな〜」とも感じる。
えっさん自身はゲームには疎いのだが、昔はスーパーマリオシリーズやテトリス、ぷよぷよといった定番のゲームを楽しみながらやったことを覚えている。
パズルゲームは子ども心に「これは、頭が鍛えられるな〜」と勝手に感じていたような気がする。笑。
オセロや将棋といったボードゲームでもゲームソフトで練習したほうが、実際のボードゲームでもさまざまな勝ち筋を知ることができて強くなったな〜という記憶も残っている。

取り組むゲームが創造力、判断力、知能や学力を鍛えられるような要素が大きいゲームであれば子どもにも歓迎!!という条件付きでゲームを歓迎している親御さんもいるのかもしれないな〜と周りの声を聞いていて感じることもある。
今はゲーム性を学習を取り込む仕組みも進化しており、息子が2歳のときに通っていた都内のプリスクールで、iPadを用いてゲーム形式で計算問題を解いたり、語学力を強化できたりするアプリを使用している様子をみていて「これ、いいな〜」と思ったことがあった。
なぜ「いいな〜」と思ったのかというと、息子の答えをチェックする先生はその子どもの解答に至るプロセス(筆跡)まで可視化して確認することができたことにある。
そのため、仮に解答自体が正解でも本人の思考プロセスに誤りや課題がある場合はそれを別途確認でき、本人にフィードバックすることが可能だった。また、どういう問題が苦手で、得意なのかも集計してすぐにデータ化・可視化できる点にも利点を感じた。
さらに、ゲーム形式の課題をクリアするとキャラクターを獲得できて、ゲーム感覚で子どもがモチベーションを保てる仕組み作りに長けていることもいいな〜と感じた。
こうした学習への取り組み時間はデジタルデバイスの画面を見続けることは目に優しくないこともあり、年齢に応じた時間制限機能つきで適切に管理もされていた。そのため、今後もこうしたゲーム性のある学習習慣を年齢や成長に応じた時間数を意識しながらバランスよく日常の学びに取り入れる効能についても注目していきたいと感じたのだった。

息子(4歳)の場合は、日々の家での学習においてはアプリなどデジタルデバイスを用いた学習をしておらず紙のプリントを日々ゲームのように取り組んでいるのだが、成長するにつれて、ゲーム性のあるデジタルデバイスで学習をしたりと、そうした時間も長く濃くなっていくのかもしれない。
ただ将来的に見守る立場として注意したいのは、子どもがゲームの中でオンラインで誰かとコミュニケーションをとることにはたとえその相手が友人だとしても、不安感が残りそうということだろうか。
人とのコミュニケーションスキルについてはまずは対面でしっかりと基礎的な土台を築いた上で、ゲームを通じた双方向なやりとりも少しずつ見守っていきたいところだな〜とは感じる。

・ゲーム好きがキャリアに与える影響!

えっさんが仕事やプライベートでこれまでキャリアを支援してきた人たちの中にも、オンラインゲーム、コンピューターゲームなどを隙間時間でやるというよりは、本腰を入れてやっていた。eスポーツで競技をしていた、あるいはプロを目指していた若者と話すことがこれまでもあった。
中にはコーチ的な立場でeスポーツのチームを指導をしていた若者とも話をしたことがあった。そうした若者の中には親のサポートを得ながら、いわゆるお金を稼ぐような仕事をせずに年単位で、ゲームだけに集中をしていたという人もいた。
そのため、転職支援という立場にたったときには経歴書上は「無職」の空白期間となるのだ。
そうした若者たちと話をしている中で得た新鮮な気づきとしては、一般的にゲームだけを部屋の中でひたすらやっていた引きこもりの人において私たちがもつステレオタイプな暗い印象や、コミュニケーションが不得手といったイメージが当てはまらない人も多いことだろうか。
彼ら彼女らの雰囲気は総じて明るく、そうした時間について家族との関係性も良好であたたかなサポートを得られていたりするのだ。eスポーツをチームでやっていた人たちは特に協調性もあり、コミュニケーションも円滑であったりする印象も残っている(ただし、現状では経歴書上の無職期間が長くなれば長くなるほど会社員として希望する職を得られる確率は低くなってしまう実態はまだまだある)。

一般的にゲーム好きのキャリア=ゲームクレイエイターのような人気で倍率が高く比較的激務で、センスや高知能が求められるような職業をイメージする人も多いかもしれない。
しかし、そこまでの能力やセンス、素養がなかったとしても弟のようにゲームを通じて、自分の興味・関心に気づき、そこから派生をして自分の学びたい学問や専攻を選んだり、その後のキャリアにつなげていくこともできるかもしれないな〜と支援をしていて感じることも多い。
ゲームにはある種のリスクや中毒性が内包されているものの、自分の子どもがゲームに夢中になるタイプなのであればゲームのどんなところに夢中になれる要素があるのかを踏み込んで考えてみると、子ども本人の適性についても知る手掛かりになりやすいのではないだろうか。
ただ、一歩踏み込んで様子をみた結果、それが単純に惰性的で中毒的なものなのであるならば早い段階でゲームと距離を取れるような働きかけを考えることも必要かもしれない。ただ放任するのではなく、適切な距離感をとるための行動をともに起こしてもいいかもしれない〜とも思う。
いずれにしても、ゲームに夢中になっている子ども本人にゲームの何に具体的に自分はハマっているのかを一度、客観的に振り返ってもらう時間を設けることはゲームとの健全な付き合い方を考える上で重要なのではないだろうか。

またその中で留意したいこととしては、そうして子ども本人がゲームが自分に与えている影響について振り返ったとしても、自分でその影響度や何に惹かれているのかを言語化でき、自力で次の進路やキャリアにつなげられる力がある子どもだけではないということだろうか。
何にハマっているのかを振り返ったり言語化することが難しい子どもの場合は、外部のサポートに頼ってもいいのかもしれない。キャリアコンサルタントのようなキャリアの専門家を頼ってもいいと思うし、子どもが信頼するおうちの人ではない大人に言語化のサポートを頼ってもいいかもしれない。
いずれにしても、特に子どもがまだ学生のうちは、ただ漫然とゲームに夢中になっているのを放置するのではなく、その夢中になれる要素を自分の進路やキャリアに建設的に昇華していけるような意図的なサポートも適宜必要なのかもしれないな〜!

今日の子どもが心豊かに生きるヒント!

子どもが何かに没頭する経験は、周りの大人にとっても子どもの興味をより深く知る手掛かりになったり、その先に学びやキャリアの適性に紐づく希望となる何かがみえてくる契機になりえるのではないだろうか。
ただし夢中になっているものにある種のリスクや中毒性がともなう場合は、ただ子どもがそれらに没頭できる環境を提供するにとどまらずに、子どもにできれば学生のうちに客観的に自分の好きや得意を振り返ってもらい、次につながるような時間や信頼できる大人からのサポートを適切なタイミングで用意できたらいいな〜とも感じることが多い。
あなたは、ゲームに没頭する子どもとどのように対峙していきたいと考えるだろうか。

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