・生後9ヶ月息子の離乳食の今!
えっさんの人生初の離乳食作りは実にシンプルだ。そもそも面倒臭がりな性格もあって、凝ったものを作れないというのもある。笑。
「なんだか同じようなものばかりで、芸がないな〜」と思いつつ、食ベられる食材を食べられる大きさで出すということにだけ注力している。笑。
最近、手づかみ食べにはまっている生後9ヶ月の息子は、絹豆腐とひきわり納豆と残りものの野菜で作ったおやきや、バナナとヨーグルトのパンケーキなんかがとてもお気に入りだ。
スプーンで食べる離乳食ばかりだと、とても不機嫌になるのでその表情がユニークで面白い。自分の意思が「だいぶはっきりしてきたな〜」と離乳食の時間になる度に感心してしまうのだ。
芸能人が1歳の子どものメニューに枝豆を彩りとしてのせた離乳食をインスタに掲載したら、喉に詰まる危険性があり「危ない」とダメ出しをされて「これはダメです」と自らがアップしたインスタに「×」をつけたことが話題になっていた。
0歳にハチミツは危険(乳児ボツリヌス症にかかるリスクがある)など有名な話でも、離乳食についてはコロナ禍ということもあり、誰かに教わる機会がほとんどないのでみんな大変だよな〜としみじみ。
えっさんも、ベビー向けの冊子の1ページに掲載されていた生後6ヶ月〜の離乳食のメニューに粉ゼラチンを作ったレシピが載っていてデザートに美味しそうだったので、粉ゼラチンを買ったのだが・・・。
買った後に念のためにネットで確認をしたら「ゼラチンは、1歳過ぎてから」と書かれている記事が多くて「そうなのか!!」とこんな感じで知ることになることが多い。
なかなか人と交わる機会も少ない中での孤軍奮闘な情報収集の日々。離乳食作りをしている全ての人たちに「お疲れさま」「お互い自分のストレスにならない程度に頑張りましょう」と讃え合いたい気持ちでいっぱいなのだ。
・幼児教室で学んだ子どもの「食育」
そんなこんなで「離乳食って大変だな〜」としみじみと思っていた矢先に、幼児教室で「食育の考え方」について情報提供してもらう機会があったのだが、それが「なるほどな〜」と腑に落ちる話だった。
そこで教わったことは要約するとこんな感じだ⬇︎
「好き嫌いなく栄養のバランスよく食べなさい」という教えは、欧米文化の影響で昭和30年ごろから誕生した考えで、歴史が浅い。
日本人は稲作文化が始まって何千年もの間「地産地消」で生きてきた。住んでいる地域で、季節に採れるはずのものを食べるだけで本来はOK。
そして、子どもの味覚は大人と比べても非常に敏感なので、自分の体にとっての適量や必要な食べ物を脳が適切に判断してくれる。なので、食べたいものを食べたいだけ与えておけば、健康や栄養に問題は起きない。
また、歯の形をみると食べるべき「食」も見えてくる。
人間の子どもの場合は、ご飯:野菜:肉・魚(タンパク質)=5:2:1が適切。
えっさんも子どもが生まれる前から「食べ物が身体を作る」という考えに触発されて、健康寿命のためにも「身体に良い食べ物」についての最新の研究データが載っている本を何冊か読んでいたのだが、「砂糖については摂取することを避けるべし」とどの本にも書かれていたのが印象的だった。
砂糖は人間にとって依存度が高く、また人間が作り出した人工的な調味料なので本来人間にとっては必要ではないというようなことが書かれていた。
つまり、人間が昔から自然界の中で手に入れることが出来る食物を食べるべしという考え方なのだが、幼児教室で食育について教わった時に、真っ先にこの考え方が頭に浮かんだのだ。
この教えを聞いてから、離乳食についても子どもの味覚を鈍感にさせないように注意するのが親の役目かもしれないなと考えるようになった。
また、食事のバランスもだいたい【お粥80g:野菜32g:肉・魚16g】と⬇︎のようなトレーを使ってざっくりと目安にしている。
離乳食冷凍小分けトレー ベーシック 15ml*12 TRMR12(1個) | ||||
・子どもの献立作りは「Simple is Best」!
幼児教室で教わった時にお弁当箱をイメージするように言われたのだが、えっさんに絵心がないので(笑)イメージで恐縮だが子どもの平均的なお弁当箱の大きさでこのように献立てを考えるだけでOKという話だった⬇︎
ご飯をお弁当箱に半分まで入れる。そして、残りの半分の部分の3分の2に野菜、そして3分の1に魚製品か肉製品。こんな風に考えると確かにシンプルだし、献立作りも楽だな〜と思った( ^∀^)
大人の献立も基本は「ご飯」「味噌汁」「ぬか漬け」「少量のタンパク質」なのだそうだ。
ぬか漬けについては、ヨーグルトよりも乳酸菌の宝庫でもあるので大人の半分の大きさを切って子どもに与えるのもオススメとのこと。
えっさんは朝食を抜きがちなのだが、毎食の量については格言でもあるように「朝食は王様のように、昼職は貴族のように、夕食は貧者のように」が子どもの身体作りにも効果的なようだ。
最近、子どもの離乳食を朝一番に作るので生活習慣としてはこのタイムスケジュールをキープしながら、朝ご飯に炊きたてのご飯に、豆腐とワカメなどの海藻や野菜がたくさん入ったお味噌汁、それにぬか漬けとお魚の切り身や納豆、豆腐ハンバーグ、少量の季節の果物なんかを出せる生活って憧れる!!
夫もえっさんと同様に朝ご飯は食べない習慣が出来ているので、これを機会に家族みんなでシンプルだけど味覚が豊かで健康的な食生活が出来たらいいな〜と子どもの食育話から考えたえっさんなのだった。
日本の昔ながらの食文化って身体にとって心地がいいように育まれてきたんだな〜と日本人に生まれてきたことを嬉しく思う。そんな日本が誇る食習慣を今を生きる子どもにも、離乳食のときからシンプルな献立作りで伝えてあげる。それが今後も子どもが健康で味覚も豊かに生きていく上でも役に立つのかもしれないな〜。