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涼を感じながらのホタル鑑賞と川床料理で、子どもの食育に取り組んだお話!

・3歳児のリアルな食事情について

この暑さで食欲が減退しつつある今日この頃、あなたはいかがお過ごしだろうか?(減退しているのに、痩せない不思議を噛み締めながら)最近の3歳児の食事情について今回は、リアルな様子をお伝えできればと思っている。
息子がキンダークラス(年少)に進級をしてから、クラスみんなでのバス遠足がスタートをして久しぶりにお弁当作りをするようになったえっさん。
1歳から2歳まで通ったインターでは、毎日お弁当作りをしていたので「久しぶりのお弁当作りや〜!」と最初は気合が入っていたのだが、直前になると「あ〜明日は、お弁当か….」といった感じで毎回テンションは低めに。
しかし、息子と同じクラスのいつも素敵な言葉をかけてくれるママ友からの「明日のお弁当作り頑張りましょう♡」という前向きなLINEに励まされて、息子が食べられるだろうものだけを詰めるとこんな感じになる。⬇︎

内容としては、野菜はブロッコリーと、ミニトマトは毎回 食べてくれるのでいつも入れている。
果物はありがたいことに種類問わず食べてくれるので、こちらも2〜3種類を季節に応じて入れるようにしている。
果物の中ではえっさんと同様ブルーベリーが好きな様子なので、市場にある時季は身体にも良いので必ずお弁当に入れるようにしている。
おかず類はお肉とお魚は味がしっかり付いていると食べてくれて、高野豆腐も味付けが自分好みだと食べてくれる。
卵はゆで卵のほうが本人は好きだが、普段は食べないだし巻き卵もお弁当のときだけは食べてくれる。
主食はご飯にふりかけだけだと食べてくれないのだが、海苔付きのおにぎりにすると食べてくれる。
フライドポテトや揚げ物はできれば避けたいところだが、息子本人は好きなので1つは入れるようにしている。
こんな感じのお弁当を毎回アレンジして作っているのだが、先生方の働きかけのおかげでもあっていつも完食してくれるので、とても嬉しい気持ちになる。

こう考えると、こんな風に息子の好みにアレンジをしてようやく食べてくれるものが多いな〜と感じる。笑。
今のところ幸いなことにアレルギーがないので、一口サイズにだけ気をつけてお弁当に入れるようにしている。
息子の場合、特に野菜類の好き嫌いがまだまだ多いのでお弁当では、食べられるものや好きな味付けだけに偏ってしまうので、もう少しバリエーションを増やしたいな〜というのが今の課題だ。

お弁当に限らずだが、子どもが新しい味や食材に自ら興味をもったり、チャレンジしてくれたりするタイミングというのが家での食事のときよりは、外で何かを食べるときのほうが多い。例えば、食べ歩きが可能な商店街やお祭りの屋台でお腹が空いたとき、キャンプやBBQをしたときなど。
そこで、今回は食事の環境を変えることで子どもの食育に取り組もうと初の「川床料理」に挑戦をしたので、そのときの様子をご紹介できればと思っている♪

伏見稲荷大社→ホテルモントレ京都→錦市場

「川床料理」は「川のせせらぎや風で涼をとれ、昔ながらの風流さを今でも味わえる、昔から続く京都の伝統的な文化」ということで、⬇︎約4ヶ月ぶりに京都に泊まりがけで遊びに行くことに♪

まずは子どもにお腹を空かせてもらおうと、食事の前に千本鳥居で有名な「伏見稲荷大社https://inari.jp」に散策へ!土曜日に遊びに行ったので相当混んでいることを覚悟していたものの、外国人観光客の方で確かに混み合ってはいたものの想像していたよりは空いていて、子どもも鳥居の数を一生懸命に数えながら楽しそうに散策をしていた。

子どもの中では平日の日中は英語、休日は日本語という切り替えをしている様子。京都に来ると英語が自然と周りから聞こえてくるので「Englishのお友達?僕、Englishも日本語も両方好きだもんね〜」と言いながら「Hello〜♪」と笑顔で自ら話かけに行く陽キャ息子をみていて「一体、誰に似たんだ….」といつも夫と顔を見合わせることになる。
この日は家でお昼ご飯を食べてからお出かけをしたので、ホテルのチェックイン時間に合わせてホテルに着けるよう「伏見稲荷大社」への滞在時間は1時間ほどだった!

今回 川床料理で予約したのが京都市右京区にある「高雄 錦水亭」で、京都駅からだとバスで50分ほどにある山間に位置していた。清滝川の流れを感じられ初夏には源氏ぼたる、秋には紅葉も楽しむことができる料理旅館で、非日常の食事体験だけでも訪ねることができる。
各指定ホテルからも食事を予約しておくと無料でバス送迎してくれるので、今回は「川床料理」以外の食体験も同時に楽しそうな「京の台所」とも称される「錦市場」まで歩いて行ける距離にある送迎指定ホテル「ホテルモントレ京都」のクイーンダブルのお部屋を予約した♪

「ホテルモントレ京都」の予約は、いつものように「一休.com」から早割予約をして土日素泊まりで合計19,890円/泊と前回の京都泊に続いて、こちらも一万円台で家族3人で宿泊することができた!
こちらのホテルコンセプトとしては、イングランド北方のスコットランドのアーツ&クラフと古都エディンバラをテーマにデザインされているということで、クラシカルな雰囲気があった⬇︎

20平米とコンパクトなお部屋だったのだが、今回は「川床料理」からの帰宅時間が20時過ぎ+朝一で人が少ない時間帯の「京都水族館」に遊びに行く予定を立てていたので、快適に睡眠できるお部屋を立地と料金とのバランスで選択!!

お部屋の特徴としては、美顔器の様なシャワーヘッド「ミラブル」を全室採用しているとのことで水質に敏感なえっさんとしては、大変ありがたいな〜と感じた特典だった。なお宿泊者であれば、こちらのホテルは天然温泉付スパを最上階(13F)に併設しており、2,200円/人で楽しむこともできる!

アメニティ類はいたってシンプルだったものの、子ども用のアメニティについては歯ブラシ、ハンカチタオル、スリッパと揃っていたので、こちらはとても重宝させていただいた!!

京都らしいおもてなしとしては、「宇治煎茶」が用意されていたことだろうか。今回はホテルの部屋にいる時間は夕食から帰ってきてお風呂に入って、寝て起きるまでのとても短い時間だったので、必要最低限の快適な設備・備品・アメニティ類が揃うお部屋での滞在で申し分ない時間を過ごすことができた!!

さて、ホテルにチェックイン後に早々に向かったのが「錦市場」!!夕食の「川床料理」は会席料理ということもあり、子どもが食べられるものに限りもありそうだったので先に食べられるものを自分で選んでもらって、多少 お腹を満たしてもらうことに♪ 
都内に住んでいたときは「巣鴨地蔵通商店街」が自宅からアクセスしやすい場所にあったこともあり、歩けるようになった子どもを連れてよく食べ歩きを楽しでいた。その時の気分で食べたいものをすぐ食べられるのは、子どもにとっても楽しい食体験として記憶に残っている様子だった。
大阪に引っ越しをしてからは、南北なんと2.6 kmに伸びる日本一長いアーケード商店街(店舗数は600程度!!)「天神橋筋商店街」への自宅からのアクセスが良好なので、子どもとの散歩も兼ねて遊びに行くことが多い。
これまで食べてこなかった調理法で、新しい料理に、そのときの子どもの気分でチャレンジできるのも魅力的だ。

「錦市場」には、約120店舗が東西約390メートルに渡り両サイドに軒を連ねていて、散歩しているだけで京都らしい食材や雑貨にたくさん出会えて、とても楽しい!やはりその土地の魅力がつまった商店街は、子どもにとっても変化を感じているのか、テンションが上がっている様子。
以前、えっさんが友人と二人で遊びに来たときと今回 子連れで来るときとでは食べるものも見るものも異なるので、また新しい「錦市場」の魅力に出会えた時間でもあった。なお、「錦市場」では食べ歩きはNGとなっていて、買ったお店の前やお店の中で食べるように注意喚起されている。そのため、店内で食べられる空間が用意されている店舗も多く、これはむしろありがたいな〜と感じた。

今回、子どもが初チャレンジしたものとしてはこちらの「たこたまご」♡⬇︎ 小さなイイダコの頭にうずらの卵が入っている「錦市場」の人気商品。この中で一番小さいサイズの「たこたまご」だからと、店頭の価格よりお値引きしてお店の人が息子に渡してくれて、子どもも「たこ、ちっちゃ!」っと大はしゃぎだった。笑。たこの頭から卵の黄身が出てくるとびっくりした様子で、「卵でてきた〜」と頭だけ完食をしていた。

他にも京都らしい食材がたくさん売られていて、スーパーではなかなか見かけない食材もあるので子どもに「これは、◯◯だよ〜」と教えてあげる機会にもなった!
前回友人と遊びに来たときは、鱧の串に刺さった大きな天ぷらを食べて、それだけでお腹がいっぱいになるくらいボリュームがあって、お昼は別に食べようと思っていのにお互いに「お昼はここで済んじゃうね」というくらいお腹いっぱいになった。子どもも、えびが焼かれた「えび串」を一人で全部食べてだいぶお腹は満ち足りた様子だった。笑。

・川床料理「高雄 錦水亭」とホタル鑑賞

子どもがお腹いっぱいでご機嫌になってくれたところで「錦市場」から再びホテルへ。すぐにホテルから「川床料理」のお店までのバスでの送迎時間になったので、お部屋で私服から子どもは甚平に着替えさせて出発する予定がタイムアウトでそのまま着替えずに出発することに。バスの中には子どもと同じくらいの年齢の子連れ家族もいて、みんな浴衣や甚平を着ていて涼しげだった。次回は、絶対に忘れずに準備しておこう!という気持ちになった。
バスで京都市内から山道にすぐに入ったので、景色を眺めながらより旅気分が高まっていった♪息子は前に座っていた浴衣を着た少しだけお姉さんのお友だちに自ら話かけて、ずっと二人でわいわいと話をしていたので、到着まではあっという間に感じたようだった。

本当に山の中腹に位置する場所にあって、川の水が綺麗なことが遠目からも感じとれる涼を感じられる空間だった。
この日は朝からとても暑かったので、外で自然の風を感じながら食事をできること自体がとっても贅沢なひと時のように感じた。

京野菜に、鱧、鮎の塩焼きといった初夏を意識したその土地の会席料理は見た目にもきれいで、子どもにも食べられそうな食材を見つけて一緒に空間とともに味わっていただくことができた♪
息子は3歳にしては珍しいかもしれないのだがレモン好きなので、天ぷらに添えられていたレモンを見つけては更にテンションが最高潮になって、オリジナルのレモンダンスをテーブルの脇で踊っていた。
レモンを食べて酸っぱい顔をするので「酸っぱい」と言うのかと思いきや、次の一言が「ん〜おいしい!」だったことにこちらも思わず笑顔になってしまった。笑。

先附 季節の珍味 / 前菜 五種盛
向附  鱧落とし、鮪、白身
炊合せ
焼物 鮎塩焼
油物
酢物
吸物 赤だし/ 御飯 御飯(ちりめん山椒)/ 香物 京漬物
水物 季節のフルーツ

食事を終えるといよいよ辺りも暗くなってきて、蚊取り線香なのか虫除け対策はされていたものの天井の明かりに導かれるように虫たちが食事スペースにもちらほらと姿を見せはじめてきた。
息子は虫を見つけると「わ〜!毒ない虫は好きだけど〜」と言いながら虫たちに少し怪訝な表情を向けながら、お土産にいただいたオリジナルのうちわを盾にして虫が自分によってくるのを必死にガードしていた。

全テーブルのお会計を済ませてから時間になると、一斉に人工的な明かりを消して真っ暗闇の中で源氏ぼたるをその場で鑑賞できた。蛍の光だけが、暗闇をさっと横切っていく姿に「あ、いた!!」という子どもの声が聞こえてきた。

あいにく蛍を掌にのせるなど間近でみることはできなかったものの、暗闇に舞う光を放つ蛍がとても印象に残った様子だった。
家に帰ってきてからも「僕、蛍みたよね〜」「I could see fireflies.」と日本語、英語ともに話してくれた。
子どもが通うインターでは、年少のクラスになると毎月テーマを変えて、クラス全員の前で一人で英語でお話をする機会があるのだが、子どもは自ら蛍の話がしたいと言ってくれて、頑張って文章を覚えていたのが印象的だった。

今回の体験を通じて、子ども自らが誰かに繰り返し伝えたくなるような体験となったのが何より嬉しかった!!
その土地や季節のにおいを感じながらいただいた食べ物とともに、この先も新しい食べ物にチャレンジしようと思えた食体験としてこの先も記憶に残ってくれたら嬉しいな〜と感じた滞在となった^^

今日の子どもが心豊かに生きるヒント!

小さい頃は特に子どもの性格や体質によっても、食べられるものに限りがあることが多いし、個人的な好き嫌いも多い。そんな子どもが、自らすすんで新しい食の可能性を探ってくれるときというのはどんな場面なのだろうか。普段とは違う環境で、その土地や季節を感じられる食との出会いが、その1つの可能性になってくれたら嬉しいな〜と感じた時間だった。こんな風に、食育については子どもが自発的にチャレンジしたいと思える環境や機会を年齢や本人の特性に合わせて創出できたなら、親も楽しみながら子どもと一緒に取り組めると思うのだがいかがだろうか。

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