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秋の子連れ散歩コース♪親水公園の遊歩道をゆっくり歩いて鳥の鳴き声に耳を澄ます!

・散歩の季節がやってきた!

ようやく涼しくなってきて、散歩するにも気持ちがいい日が増えてきてこの上なく嬉しいえっさん!
基本的に運動は好きではないえっさんだが、昔から1時間以上かけてウォーキングすることだけは好きだった。

新卒で営業をしていたときも、営業先と駅までの距離が2キロほどあり、バスを使う人が多い場所でも直帰のときは片道30分以上かけて営業先から駅まで歩いていたが、全く苦にならなかった。
また、皇居の近くにオフィスがあった頃は、よく仕事帰りに皇居の周辺をぐるっとゆっくり散歩した後に家に帰るのが何よりの楽しみだったことを思い出す♪
会社が自宅から歩ける距離になってからは、夜に夫と2人で自宅から半径2キロ圏内を色々な方向に歩いて散歩することがコロナ以前は日課になっていた。

1人で歩くことで気分転換になって、2人で歩くことで普段ゆっくり話せないようなことも話せたりする。
それでいて、有酸素運動でもあるのだから散歩って最高のリフレッシュ方法
だと個人的に思っている♪
そんな散歩も夏は暑くて長時間は無理だったが、子どもが産まれてから待ちに待った初めての秋到来!!
ということで、そろそろ子連れでも人が少ない時間にゆっくり散歩するのにはいい時期になってきたな〜とここ数日は1時間以上かけて出来るだけ緑の多い場所を抱っこ紐にマザーズリュックという格好で散歩している!!

散歩コースは自分の気分も上がって、子どもの刺激もたくさんあるところを選ぼうと家から2キロ圏内のGoogle Mapとにらめっこしてみた。
…結果、これまで夫とも散歩していなかった新しいコースの開拓に成功をし、えっさんは今、息子と散歩することにとってもテンションが上がっているのだ♪( ´▽`)

散歩コースを設定する上では折り返し地点のゴールとなるような場所を設けた方が、散歩のメリハリになるのでオススメだ。ちなみに子連れであるならば、普段はちょっと遠くて買いに行く機会がほとんどないスーパーはどうだろうか。スーパーは、子どもに果物や野菜や魚にお肉といった食べ物にたくさん触れる機会にもなり刺激がたくさんあるので、散歩効果と併せて一石二鳥だ。

・親水公園って!?

えっさんが散歩コースとして今、お気に入りなのが「親水公園+遊歩道→ゴール:スーパー」のセットだ。
水に親しむと書いて「親水公園」だが、辞書によると都市住民のために、水と親しめるように作られた公園のことを言うらしい。河川に沿って遊歩道を作ったり、川底に自然石を置いたり、滝や水遊びのできる場所などを設けて水辺に親しめるようにしたものなんだとか。
ふむふむ、親水公園は河川があまり綺麗とは言えないような都市にしかないことをはじめて知ったえっさんだった。

本来であればそれは自然の中の川の傍をゆっくり歩く方がマイナスイオンもいっぱい浴びれそうだし、心身ともに良いのだが、ないものねだりをしても仕方がない。
あるものでどう楽しむかに集中することが大事だな〜と最近つくづく思うのだ。
自宅から徒歩5分ほどにある親水公園はろ過装置による循環水を使用していて、水も綺麗で夏には子どもたちが水遊びをしている姿もよく見かける。例え、人間にとって都合の良い自然だとしても、家の近くで川遊びが出来るっていい環境だな〜と思うのだ。

えっさんは今までは水遊び場がある場所までしか行ったことがなかったのだが、今回、その先に延びる遊歩道を散歩することで道沿いに咲くお花や、植えてある植物、まだ小さな野良猫や、たくさんの種類の鳥たちとその鳴き声との出会いがあった。
夕暮れ時、うっすらと光る半月が茜色の空に浮かんでいた。そんな空を立ち止まって息子とじっと眺めていたのだ。そしたら鳥たちが、一斉に鳴きながら空高く飛び立っていく瞬間に遭遇して、その光景に息子も目を見開いて鳥の姿を追っていたのがとても印象的だった。

そんな光景を眺めながら「あ〜こんな風に空をゆっくりと見上げたのはいつぶりだろう?」とふと思うほどに、心が和むのを感じた。
何も遠出をしなくたって日常の中にも、ハッとするような美しい瞬間がたくさんあるのに、それをずっと見逃していた日々に気づいたのだ。

・植物や花や鳥の名前が分からない!

遊歩道沿いには、本当に多くの種類の植物が植えられているのに、えっさんはその名前がちっとも分からなかった。
しかし、丁寧にも植物の名前がきちんと立て札として書かれていて、それを読みながら息子に語りかけることができた。

また、すごく親切なことに川沿いに遊びに来る鳥たちの名前とその説明まで絵と一緒に書かれているのだから、人工の遊歩道万歳である。
「カルガモ」や、「キンクロハジロ」をはじめ、他にも「ウグイス」「カワセミ」「コガモ」「コゲラ」「コサギ」「ハクセキレイ」「メジロ」なんかにも遭遇することが出来るようだ。
しかし、恥ずかしいことにえっさんはそこに絵が描かれてなかったら名前だけではその鳥がどんな鳥なのかイメージすることが出来なかった。鳴き声も聞き分けられる自信もないし、ましてや息子に鳴き声を真似て伝えることも出来ない。

以前、友人の家に遊びに行った時に動物の鳴き声を当てるおもちゃがあった。
動物の鳴き声がランダムに流れて、その鳴き声の動物のカードを、そのカードリーダーに入れると正解か不正解か教えてくれるのだが、えっさんはその半分くらいの鳴き声が分からなかった。
カエルだけでも3〜4種類の鳴き声があるのだ。
友人の子どもは次々に正解をしていて、えっさんが「これかな?」とカードを渡すと「違うよ、これだよ!」と正解を教えてくれたのだ!!

鳥だって鳴き声はとても多様で「ピヨピヨ」や「チュンチュン」「カー、カー」「コケコッコー」だけじゃないのだ。自分がいかに自分の周りに住む動植物に関心を寄せてこなかったかを子どもが産まれから、とても自覚することが多い。
そう言えば、蟻を食べる同僚の話を以前ブログで書いたが⬇︎、息子に蟻を指差しながらえっさん自身も蟻がトコトコと歩いている姿だって何年も間近で見ていなかったことに気づいた。

立ち止まりながら散歩をすることを通じて、この世界は多様な音と生物の生態で満ちていることに気づかせてくれたことに感謝。

今日の子どもが豊かに生きるヒント!

私たちは自分が普段感じているよりも多くの多様な動植物と共に日常を生きている。そして、日常の中にも感動するほどに美しい光景や瞬間がたくさんある。そんなことを頭の片隅におきながらゆっくりと深呼吸するくらいのペースで歩いてみると思わぬ発見もあるかもしれない。これからの時期は散歩にも最適な季節だ。自分の身の回りの世界の豊かさを子どもに伝えながらも、一緒に感じてみてはいかがだろうか。

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