・最近のママのキャリアについて
「今の自分にとってちょうど良い働き方をしたい」と時短フルリモートのスタートアップに転職し、もうすぐ1年半を迎えるえっさん。この1年半は事業の立ち上げだけあって紆余曲折ありつつも、ようやく経営も軌道にのって自分の給与をはじめ処遇面も安定してきたので、仕事内容、働き方、人間関係をはじめ全てにおいてノーストレス状態を維持できている今の状態はまさに奇跡的だな〜と感じている。
育休中にどこにも属さず個人事業主として仕事を受けていたときは、報酬単価は高いものの常に仕事の成果と時間に追われている感じがあったので今はそれもなく、日々大きな刺激や能力の成長があるわけではないものの、心身ともにゆったりとした毎日を過ごせていることに感謝の気持ちが大きい。
ただし、自宅に引きこもりのリモート勤務は免疫力低下や運動不足など身体の機能低下に影響がありそうなので、この頃は仕事の隙間時間にストレッチをしっかりとすることを心がけるようにしている!
また、えっさん自身がキャリア相談の仕事もしていることもあって、子どもが産まれてからのママのキャリアについて相談に乗る機会も公私ともにとても多くなってきた。
今年に入ってから、アメリカの自然豊かな観光地に未就学児2人を連れて移住した大好きな20代のママ友からもフルリモート勤務について相談を受けた。
ビザの関係で現地での就労が難しいので、海外からでも日本国内の企業でフルリモートで就業したいと考えている中で、どうやって転職活動をすれば良いのか。
今回のように海外からの勤務でリモート勤務が必須な状況に限らず、国内でもリモート勤務が叶う仕事をしたいママから相談を受けることは多い。
どうしても子育てとの両立をしながら無理なく働き続けることを考えると、子育てとの両立に必要な時間の捻出が課題となる。リモートだと仕事をしながら合間にちょっとした家のことや子ども関連の雑事もできたり、送り迎えがしやすかったり、園からの子どもの呼び出しなど緊急対応も対応しやすいなど人気が高い。
そのため、自宅が都心部にあるなどやりたい仕事が近隣にある場所に住まいがない場合は特に、リモート勤務の希望が強くなる。いずれにしてもリモートが勤務の中心となる求人倍率はアポ取りなどの営業系職種や高度な技能が必須な職種でなければ、とても高い。
それにもかかわらず、日本の場合はフルリモート求人の多くに業務経験が必須だったり、人気があるが故に時給や単価が異様に安かったり、直接雇用ではなく業務委託だったりと各種入社前後でハードルが高く迷いが生じるのも実情だ。
若くポテンシャルが高いママ友でさえも、処遇面の優先度を一番下げてもなお「未経験職種でのフルリモート勤務希望の選考がこんなに大変だとは」という感想をもっていた。実際に選考を受けてみないと、こんなにも書類通過をし、面接をし、入社するまでの倍率が高いのかという現実的な実感は得られにくいかもしれない。
えっさんは、日系企業のリモート勤務求人は人気があることを良いことに、給与や報酬がその職種の平均値から比べても低い企業が多いことに求人を見ながら悲しい思いにもなる…。
アメリカ在住のママ友が近所のガソリンスタンド併設の小さな商店のパート求人をスマホで写真を撮って送ってくれたのだが、なんと時給は17$(+チップ)だった。観光地には富裕層が多く滞在しているため、1回のチップの額も大きいのだとか。日本はチップなしでもその商店の時給の2分の1を大きく下回るリモート求人がほとんどなのがとても辛いところだ。
それでも、一度フルリモートで勤務経験を一定期間積むことができれば、それが今後の経験として評価されて仕事の可能性や幅も広がるので、精一杯のサポートをしていきたいと思っている。日本国内で心と時間に余裕をもって子育てしながらキャリアを継続することの困難さを痛感するとともに、だからこそママのキャリア支援については今後も若者のキャリア支援と並行してえっさんのライフワークとしても続けていたらな〜という想いでいる今日この頃なんだ。
・GFC淡路島 GRANDESIA(グランデシア)ウッドヴィラ滞在
フルリモート勤務にも慣れてくると、たまには自宅ではなく気分を変えて窓から自然が見える場所で仕事をしたくなるときがある。しかも海外とかではなく、子どものことや移動の時間を考えるとできるだけ近場で。
そのため先日、子どもも連れてはじめて淡路島にある会員制リゾートにリモート環境の下見も兼ねて泊まりに行ってきたので、その擬似体験の様子を本日はご紹介したいと思う👇
現在住んでいる大阪市内からも淡路島までは車でのアクセスが良好で、お昼ご飯を家で食べてから休憩を入れても2時間くらいで目的地に到着した♪高速料金はかかるものの、距離的には近くて海沿いをドライブするのにもテンションが上がった!!!
息子も道の駅でのお手洗い&アイスタイムの休憩後は、車の揺れで気持ちよくお昼寝をしてくれて15時に目的地に到着したときはすっかり元気だった。
今回宿泊した隈研吾氏設計のウッドヴィラの1室は、今年の春に完成したばかりで新築の木の香りと季節のお花や緑に彩られた素敵な空間だった。
広さは91平米で、キッチンにベッドルームが2つ。BBQができるウッドデッキに温泉を堪能できる広い浴室もついて、家族3名の宿泊で素泊まりであれば約16,000円/泊ととってもお得なのだ。
えっさん一人でリモートで連泊するのであればもう少し狭い部屋でも充分なので、部屋代の追加チャージがかからないお部屋(写真右下)で2,200円/泊も可能♪⬇︎ しかも、温泉あり+オーシャンビューなのは◎
木の温もりを感じる玄関を抜けると、キッチン付きの海が見えるリビングにつながっていて、子どもも気持ちがよかったのか裸足になって室内を走り回っていた!!
基本的に家電はバルミューダで統一されていて、冷蔵庫も大きいのでリモート中に食べるランチを持ち込んで、温めて食べたりするのにも良さそうだった♪
エスプレッソマシンとカプセルもあるので、海を眺めながら淹れて飲むコーヒーというのもまた仕事の効率を上げてくれそうだった。今回は、子どもが大画面のTVでYoutubeを見ている間、まったりとコーヒーを飲みながらぼぉ〜っと景色を眺めていると目の疲れが取れていくような感覚になった。
どこを見ていても木の温もりが感じられるリビングで、部屋にいながら自然の中にいるようにリラックスできる(仕事どころではなくなりそうでもある。笑)♪ちなみに、お部屋の照明には玉ねぎの皮が貼られたライトが使用されていて可愛らしかった。
淡路島出身の左官職人 久住有生氏の手によって、風や海の表情など淡路島の大自然の美しい姿をモチーフに制作された作品が、部屋のアートとして飾られていることも部屋と土地との一体感を生んでいるのかもしれない。⬇︎
こちらは寝室に飾ってあったアート作品!⬇︎作品を眺めていると淡路島に今回、はじめて来たのにどこか昔から知っている景色のような懐かしさを感じさせてくれるものがあった。
寝室からも海を眺めることができて、ここで仕事をしていて少し休憩したくなったらベッドに寝転んでみる。そうして、窓の外の景色をぼぉ〜っと眺めているだけで、頭がすっきりとしてきそうだな〜と感じた。
ワークスペースにもなりそうなデスクもあった!もしここが自分の家だとして、この部屋の中で1日中リモートワークをしている自分を想像するだけで「仕事へのやる気が倍増するな〜」と妄想をしているだけで気分が上がった。
クローゼットも大容量だったので、また時季的にも空いているタイミングで連泊するのにも良さそうだった◎。
こちらはもう一つの寝室!どちらにもアート作品と大きめのテレビがあって、2家族や友人複数名で宿泊するのにも便利だった♪
お手洗いも広くておしゃれで綺麗だった!息子は自分でお手洗いができるようになってから家の外だとお手洗いの清潔さや匂いをやや気にするようになったのだが、そんな息子にも大変好評だった。笑。
お手洗いの隣りにあった洗面スペースと浴室もとってもおしゃれで、広々としているので子どもの着替えもとても快適だった!!
「夕日ヶ浜温泉」を堪能できる温泉もとても気持ちがよくて、仕事や育児が終わったら毎日温泉に浸かって疲れをとってから、次の朝を迎えられる生活って控えめに言って最高だな〜とここでも淡路島なリモートワーク生活を自然と妄想してしまった。笑。
・淡路島の魅力が詰まったBBQ /朝食/昼食
リモートワークの大きな問題点の1つとして、どうしても普段の食が適当になりがちだな〜と感じる。えっさんも日々のランチはご飯をチンして納豆とキムチをおかずに、仕事のチャットを気にしながらインスタントのお味噌汁をすするといった映えない食生活をおくっている。けれど、そんな映えない食生活も淡路島であればなんだかゆったりとした気持ちで、食材の味を感じながら食事ができそうな気になるから不思議だ。
今回は、せっかくなのでそんなスローな気持ちで淡路島の恵みを堪能できるBBQセットをお部屋の外にあるウッドデッキで注文することにした!質と量ともに充分すぎる満足感ある内容で大人6,000円/人だった。身体の内側から元気になる新鮮な素材ばかりで、食べ方にも丁寧に説明書きがあった♪⬇︎
とにかく野菜の色彩が艶やかで、食感もしゃきしゃきでどの野菜の甘みも感じられて、子どもが自ら色々な野菜を「これ食べたい」と言いながら、野菜をいつも以上に食べてくれたことが本当に印象的だった。
お肉の脂の部分も美味しく感じながら味わえることもなかなかないので、このときばかりは胃の容量がどうか大きくなってほしいと切に願いながら、お腹いっぱいに♡
部屋に隣接するウッドデッキからの景色!⬇︎雲の隙間から光が水面を明るく照らしている背景の前に、自分たちが食べるピザを目の前の大きな釜で焼いてくれるシェフの姿を眺めながらBBQを楽しめる時間が、とても尊く贅沢に感じた!
焼きたてのピザがこちら!⬇︎息子もピザが釜から出てきて、自分のテーブルまで運ばれてくる過程に興味津々な様子だった!淡路島名産の玉ねぎにしらすをたっぷりとかけて外で食べるピザが美味しくないわけはなく、お腹はだいぶ膨れていたけど最後まで美味しくいただくことができた✨⬇︎
こちらはデザート!⬇︎なんとシェフのご厚意で、息子用のプリンをサービスしてくれて本当に最後まで幸せな食事の時間を過ごすことができて、感謝だった!!
子どももお腹いっぱいご飯を食べたので、夜は早めに就寝をして朝は太陽の光でぱっと目覚めて「みんな、起きて〜朝だよ〜!」と親を起こすことに奮闘してくれていた。笑。
朝食もお部屋のルームサービスでお願いをしておいたので、時間通りにお部屋に運ばれてきた♪
夕食同様に淡路島の恵みが詰まった朝食で、量も程よく、お値段も1,600/人と良心的だった。
こちらのメニューは3歳の息子でも食べられるものが多く、大人2名分の朝食を3人で分け合って食べたのだが、それでも充分すぎるほど!!朝からこんな風にパワーチャージできたら、この後も1日元気いっぱいに過ごせるな〜と食べ物から1日の活力を得られた朝食だった♡
毎日を丁寧に生きたいな〜と思っても、日々の平日の朝は時間との闘いなので、こんな風に朝ごはんを海を眺めながらゆっくりと味わって食べる時間が、心を豊かにしてくれるな〜と感じた瞬間でもあった。
なお、お昼は「道の駅 あわじ」に立ち寄って食べたのだが、名物の生しらす丼を1,000円ほどと安価に食べることができて食に関しても心身ともに満たされる滞在となった!!
子育てをしながらの自分にとってのちょうど良い働き方がリモートワークだったとして、リモートワークをスタートするにも、スタートしてからも課題は常にあったりするものだ。けれど、その課題を解決するために、自分の気持ちを上向きにしながら行動し続けることで希望が見えてくると信じたい。実際に今回「リモートワーク場所を変えてみたら、どんな風に仕事への向き合い方が変わるのか」という妄想と擬似体験を通じても随分と気持ちが晴れやかになったので、日々の仕事に行き詰まりを感じたときには物理的な変化を何かスモールスタートから試してみるというのはいかがだろうか。